ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

ラストを飾るセイロン・ブレンド 混迷のティーバッグ研究室 東インド会社再び登場の巻

2011年10月22日 | ティーバッグ研究室

というわけで
阪急英国フェア紅茶地獄巡りの旅も
ラストを迎えることに

豪儀な(錯乱した…ともいう)花鑢さんのおかげで
月2ぐらいのUPでお茶を濁していたNirvana・cafeは
久々の連投とお初の嵐に
10月前半は大変興奮しましたよ
加えてゴージャスな気分ってやつを味わう
このラインナップを家でただで味見できるってそうそう無いよな
と花鑢のシダ植物的錯乱と破壊的人の良さに感謝しつつ


おかげで実家に帰っても紅茶の禁断症状が出る始末(lol)
久しぶりに2泊3日の長期滞在
私が住んでいた時と違って
まともな茶が一つもない有様
5年前のトワイニングのダージリン…思わず捨てる前に飲んだよ
しっかり2次発酵していたね
プーアル茶と東方美人の合いの子みたいな味だったね
ダージリン?誰それ?的な

しかし、救いの手は奇跡的にも伸びていた
…その話は次号を待て、ということで


ようやく辿り着いた…やっぱりスリランカは遠かった

《Sir Anthony Oliphant's Ceylon Bags》



ティーバッグ研究室は今回の一連の英国フェア紅茶レビューで
ティーバッグの紙質についての貴重な考察を得た
レビューには当然それが反映されてしかるべきである
永遠に反映されることになるであろう
俺はしつこいんだ
食い物の恨みは恐ろしいんだぞ聞いてるのか?
ドーセットを魚の出汁袋に入れたヤツ!お前だ!イギリス人!

好意的に言えば“科学的”とも言う
研究だからね
研究者は粘着質じゃないとね

つまり
・ティーバッグ付き
・ティーバッグ無し
この2点をレビューする


残りのティーバッグは3個
慎重に運用せねばならない

いつものようにマグカップで淹れる
このたびは同じカップを2個
条件をそろえるべく
同じ湯量、同じ抽出時間

今回のセイロンはティーバッグにしては破格の2.5g入り
だがとりあえず150mlで普通に行こう

《香り》
・ティーバッグの方
普通のセイロンティーの香り
つまり、ウバやヌワラエリア的ではない
ディンブラ・ルフナ系の香り
ある意味ものすごくオーソドックスなセイロン
トワイニングのオレンジペコよりオーソドックス

…なにか前出の『無銘のセイロン』すら彷彿とさせる
多少酸臭があるのが特徴か

・ティーバッグ無しの方
…酸味臭が消えた
もしやこの酸味はティーバッグの匂いか?
パルプは総じて酸っぱいからな

これではますます無銘のセイロン

しかも酸味とともに他の芳香まで減衰している気がする…
これではティーバッグ付きの方が香りとしては上ではないか?
むむむむむ
ドーセットのような劇的な香りの復活がない
思わず剥いたティーバッグをくんくんしてみる

なんか茶葉の香りを吸ってるぞ
そしてティーバッグを封印していた紙の密封パックも
…茶葉の香りがする

これはやられた感があるな
トップノートを紙が吸っていて
ティーバッグをはがすとトップノートごと逝ってしまう
つまり、ティーバッグの紙ごと抽出してやらないと全貌がつかめない仕様に!

ひょー

これはまいったね~
ドーセットと逆
ティーバッグの方が香りが良い!
確かにティーバッグの紙質はドーセットより格段に上
だが、紙の味は紙の味だ

リンクした東インド会社のサイトにティーバッグの説明がある

『密閉タイプですので香りが抜けません、湿気を完全に防ぎます。
ストリング(糸)とティーバッグの繋ぎには留め金を使用していません。』

ここはここで一応気を遣ったティーバッグの作りをしている
確かに香りは抜けない
だが紙臭もしっかり閉じこめられる
茶葉は2つの紙の臭いを吸いこみ
2つの紙には茶葉のトップノートが吸われた
アルミパックの良さがここでクローズアップされる
少なくとも紙が一枚減る

…というわけで
変なねじれ現象に混迷の様相を呈してきた吾がティーバッグ研究室だが
味見しなきゃ

《味》
・ティーバッグ有り
大変スタンダードなセイロンティー
BOP2.5gなので大変濃い
当然コクがある
クセ無く、渋みもない、素性はよい、素直な風味
折角だからもう少し個性的でもよろしいんじゃないかな?
とはいえ、ここのセイロンの看板ティーだからこれで良いのか
普通に美味しいが
これは値段と釣り合うかなあ
英国のサイトにはかなりの種類の美味しそうなセイロンがある
個人輸入したい欲望に駆られる…安いし
このコクならストレートよりミルクの方がいけるかも
紙の酸味がするのは仕方ない

・ティーバッグ無し
なぜか香りとともに味も微妙に抜けているのはなぜ…?
あまり美味しくないよー
ティーバッグ有りに比べて少しコクが足りない気がする
だが、飲んだあと口に残る風味は良い
酸味がないのは良いが
全部に渡りひと味劣る

《ミルクティー》
これはすべてをカバーするミルクの妙味
紙有り・紙無し
両方美味しい
ミルクを入れると香りも味も引き立つ
ルフナが多いのかなあ
濃厚なまったりとしたミルクティーになるね
カラメル的な風味


《総評》
香りでなく味のお茶
缶入りのリーフティーを飲まないと実力が分からない結果に…
ミルクは良いね
ストレートだと150mlでは濃すぎるかも知れない
180mlがよいがストレートよりミルクがおすすめです
でもちょっとコスパはティーバッグでは不満かもね
価格:525円/10P
つまり1P=52.5円である

と、もらった紅茶のコストパフォーマンスを語る鬼畜なNirvana・cafeであった
すいません花鑢さん
でもドーセットが一押しの理由がわかったです


ナイロン・ティーバッグが採用される理由が良く分かる
でもそうすると単価が高くなるよね
『8P袋約 - - その価格の約四分の一費用通常のバッグと比較して、
彼らは25袋のための£ 1.97かかります。』前回のgoogle翻訳から抜粋
イギリスでは通常のティーバッグに比べ4倍の経費がかかるとある
1.97ポンドっていくらよ?
本日の外国為替相場で1£=121.64円
1.97ポンド=約240円
それが25袋の値段ということは1袋=9.6円
業務スーパーのティーバッグより高い(笑)
ロンネフェルトの麻製のティーベロップはもっと高いだろうなぁ

日本のナイロンティーバッグは業者のサイトを見ると
内容量2gのもので1枚3円15銭…日本製の方が安いな
それでもやはり業務スーパーのティーバッグより高い(笑)

ちなみに現在『ソイロン』という生分解するタイプもある
JINGのはこれだろう
ちなみにこのリンク先の山中産業さんがこの生分解性ティーバッグを
世界で最初に開発したらしい

ティーバッグの歴史は古く
最初、イギリスでティースプーン1杯の紅茶をガーゼで包み
4隅を糸で縛ったものが1896年に特許を得たのに始まるとされているそうな

ガーゼは一番良いような気がする
化繊は人体にはどうなんだろう?
などと言いつつも
普段はふつーにティーバッグで茶を飲むわけだ

だが最近はティーバッグ率低めではある
なぜなら中国人式に蓋椀に茶葉をぶっ込んで飲んでいるからだ
ミルクもこの上から気にせず注ぐ
一番美味しいんだよこれが
無精なのだ
無精は突き詰めれば本質的にもなりうる(あくまで可能性としてね)


紅茶のレビューからかなり逸脱しつつ
阪急英国フェアは幕を閉じる

でも調べれば勉強になるわけで
まそれもいっか、と
研究室長は思うわけですよ
研究ですからね!

小ネタ、大ネタ振ってくれた花鑢さんに
心から感謝を捧げる

美味しい紅茶をくれる人は良い人だ…



















ルピシア・キャメロン・ハイランド 引き続き阪急英国フェア紅茶試飲中!

2011年10月14日 | 紅茶・その他
以前ティーバッグ研究室で話題になった
マレーシアの赤い彗星ことBOHティー

はるか昔に飲んだシングルガーデンを
また飲みたいなあ…とか言ってたら
なんとルピシアから
敢えてBOHではないキャメロン・ハイランドが
9月のダイレクトメールの特集になっていた

あ~買っちまうかもよ~!
なんて夏を越した大量の茶葉の中に埋もれながら
うわごとをのたまっていたら

なんということでしょう
(ちゃらら~らら~ららら~)
なんと花鑢さんたら
英国フェアで買ってるじゃないですか!

そして涙の詰め合わせセットには
そのキャメロンハイランドが…

まさかこんな都合よく飲めるとは!
ありがたいプレゼントに感動しつつ
少し寝かせて万を辞して昨日頂いた


いま実は帰省中の新幹線の中である

祖母の法事で久々の東京である
神戸から東京の実家まで4時間半
紅茶のレビューを書くにはちょうど良い長さだ
詳細はBOHのキャメロニアン・ゴールドの記事を参照下され
その代わりリンクの整備やら直しは帰ってからだけど

《CAMERON HIGHLANDS, FOP》

キャメロンハイランド産の紅茶のうち2%しかつくられない
貴重なフルリーフティー
透明感ある上品な風味が魅力
50g袋入\800円(サイトのコピペ)
(最近ケータイ機種変したらコピペ機能が付いた!
感動的だ)

これのBOPを買おうと思っていたのだ
50g・650円だし
だが太っ腹な花鑢さんはなんとフルリーフを購入
(あまりに太っ腹なので今のところダイエット中)


さて、今回は二人分をポットで淹れた
撚りの大きいFOPがなかなか迫力がある
ティースプーン山盛り2杯
ガサッとしてますから山盛りです
それを300mlで浸出致しました
待つこと4分

注いだとたんに香りがふわっと来る。
おおお来たー
これは良いではないかっ
ちょっと興奮する

ジャワティーの少し草っぽい雰囲気に
ヌワラエリアとダージリンを軽くして
絶妙にブレンドしたこの香り
以前飲んだシングルガーデンとは全く違うものだとわかる
水色は明るいオレンジ色
ハイランドティー特有のライトな色である

わくわくしながら一口頂く

これは…『倹』の茶だ
味はまろやかな烏龍茶寄りのジャワティに似た味で
青茶と紅茶の間の感じ
渋みのほとんどないクリアなテイストだが
香りも味も柔らかく甘い

何に似てるかな
キャメロニアンゴールドとはかなり違う
クセの一切ない東方美人?

似たものはあるが
ジャワを含む東南アジア紅茶としか言い様のない
そんな独特な風味があると分かる

飲み終わっても口の中がずっと甘い

それは『淡い』という言葉が似合う
これがマレーシア紅茶の風味の
上質で繊細なレベルなのかな
よい意味での曖昧な境界線
激しく自己主張しないその感じは
なんとなく日本の緑茶に似ている
きっと食べ物を邪魔しないに違いない

だんだんとマレーシア&ジャワ紅茶の
スタンダードが分かってくる
色んなレベルのものを飲むのは大事だとわかる
それらのレベルを貫いて変わらない特色というのがある
日本で手にはいるのは前にも書いたが
BOH
トップバリューのジャワブレンド
大塚のジャワティーストレート(←味だけは微かに片鱗がある)

繰り返し飲んでいるうちにプロファイルが出来てくる
今回のキャメロンハイランドで
何かのエッセンスを見た気になる

しかしこれは上級者向き紅茶だねぇ
この淡さをめでるには
いづれにしても中国茶の道を通らねばなるまい

まあ…どのみち中国茶の道を一度は通らねば
茶を味わうことを知る…ということにはなるまい

なっ…エドワード君?

逆襲のティーバッグ研究室 ドーセットティー 阪急英国フェア第2弾…その紙を剥げ!

2011年10月07日 | ティーバッグ研究室

思わぬところから(ナイスサポート生き霊花鑢さん)
JING Teaの若きイケメン社長、エドワード・アイズラー氏の出自が判明して
吾が意を得たりとほくそ笑むNirvana・cafeです

ユダヤ大富豪オンライン・ネットワーク!
最強の商人だってことですよ、奥さん!
(詳しくは前回『哀愁のティーバッグ研究室 友人は死地から紅茶を…阪急百貨店英国フェアは紅茶地獄における友情』
…タイトル長いわっ…のコメント欄参照。原文ソースはここから『THE JEWISH CHRONICLE ONLINE』)
グーグルの自動翻訳で素敵な時間を…



さて、ティーバッグ研究室、阪急英国フェア第2弾である
前回Jingを調べていてそれだけで力尽きてしまったNirvana・cafe
今回は反省も含め2種類のレビューに望みたい
(最後までこの気力が持つのか?)


だがしかし!
ここにきて吾がティーバッグ研究室がいつも嘆いている事態に
またしても遭遇する羽目になろうとは…

それはドーセットにおいて起きた事件である


花鑢氏が送ってくれた“涙の紅茶詰め合わせセット”
この中でも《ドーセットティーTB 250g》は沢山入れてくれた(12パックありがとう)
でも1箱250gの買ったのか…すごいな。80パック入り/1050円
3g/13円はなかなかのコスパである

これもいまだ見たことも聞いたこともない紅茶屋の名前で
気になったので送ってくれる前から軽く調査を開始
ドーセット”でググると…

つまりこれはイギリスの地名である
『ドーセット (Dorset) は、イングランド南西部の地域で
ドーセット州 (the county of Dorset、Dorset county) とも呼ばれる…』
いつも通りのwikiからのコピペである
んでもって、更に今回調査を進めると
此処がなんと《世界自然遺産 ジュラシック・コースト》である事が判明
なぜかドーセットのwikiには一切触れられていない
更新状況なし(少なくとも2001年以降)
正確にはドーセットと東デヴォンの海岸なのだが
中生代にあたる三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の断崖で構成されており
恐竜が生きていた2億5000万年もの前の地層が露出している所…なんだそうで
詳しくはリンクからかっ飛んでくだしぇ~

いろいろ断崖の写真を見たが
私の夢に出てくるのと同じだ
イギリスにはやたら海岸線に断崖があるが
不思議とこの景色には妙な郷愁がある

おいといて(こういう余計なことをやっているから途中で力尽きるんだよ)


さてドーセットは田舎のリゾート地であるらしい
リンゴとクロテッドクリームが名物
勢い紅茶のおかずには事欠かないことだろう
旅行記のWEB画像が異常に美味そう
ああー!アップルパイ!スコーン!

今回貰った紅茶のお店のサイトはここ
http://www.dorsettea.co.uk/node/1

1934年にKeith Spicerという人が創業
この方は今や結構大きい紅茶と珈琲のサプライヤーであるという
ドーセットティーはそのカテゴリーの一つらしい
Spicer氏がもともとドーセットでこの商売を始めたので
このブランドはその起源にあたる
紅茶を自宅でブレンドして肉屋の自転車で近所にお届けしていたらしい


で中身はこれである


ヒモもないマチもないこの麦茶のようなシンプルなパック
好感度高い
なぜならこれポットに照準あててるし

ブレンドはケニアとインドとセイロンとのこと
来たその日に早速飲んでみた
夕食のあとのお茶にするので
3パックをポットにいれ熱湯450ml注いで待つこと3分弱
花鑢氏もご推薦である
期待高まる中カップへ…

うにゃ?
香りがあまりしないのだが…
どういうことだ
じっと嗅いでいると
それなりにセイロンの香りはしてくる…が…

では味の方
これはデイリーユースな味だね
日東デイリークラブ系
もっとクセがないまろやかな感じ
渋みが少ない
コクはまあまあ有り
アクセントにほのかに酸味
味は良いのに
ちょっと喉の方に雑味がくる
むむむ…なんかお茶じゃない味
はっ
もしかしてこれ…紙の味?
この鼻に抜ける香り…いや匂い
紙の匂い?

やおら新しいティーバッグを破いて
中身をカップに空ける
残ったティーバッグの紙をくんくんしてみる

うわ
これはなかなかの紙風味
再生紙トイレットペーパーのにほひがぁぁ
紙を噛んでみるとこれもなかなかのお味
トレペ臭に加え少し魚臭い…ドーセット港町だから?
これらがそれなりに美味いはずの浸出液に瀰漫している

…英国紙めっ!
安いのはありがたいがこのティーバッグのクオリティは茶葉に釣り合わん

カップに空けた茶葉でもう一度トライ
中の茶葉はこんな感じ


今度は1パック分なので150ml3分弱で

…うわー
あの紙どれだけ紅茶の匂い吸って紙臭吐きだしてたんだ?
これは美味い!
香りは湯を差した蒸らす前から香ってくるし
素性の良いディンブラの華やかな香りじゃん
少しまったりとしたアンダーな香りはアッサムとケニアの連合だろう
甘みも増し
コクも増した
だが茶葉が良いせいか渋みは上品な修飾程度に
ティーテイスト仕様だから茶葉入ったままなのに
入れっぱなしで20分
ぬるくなったのに差し湯するほどの渋みはない

ミルクいってみる
ほう…これでチャイ作ると美味しいかも
という質実剛健なミルクティ
まったりとしてかすかな蜂蜜風味
この感じ…トワイニングのアイリッシュブレックファストに似てる
アイリッシュブレックファストはアッサムとケニアだけだが
ドーセットはセイロンが入っていて
そのために、アイリッシュブレックファストより香りが良いと言える
(コクと味はむろんアイリッシュブレックファストの方が良いが)


以前JANATのティーバッグで
フランスの印刷臭の苦渋(将に苦渋だ)を舐めたことを思い出す
かなりな毒舌をどこかに書いてたはず
(『インク臭からの劇的なる解放 ティーバッグ研究室・その3 舞台はまたしてもスーパー』)
今度はイギリスの製紙臭の苦渋
臥薪嘗胆とはこのことか(←いいえ違います)

今日試しに1パックで浸出してみた
パック3個分より紙の匂いが少ない
だが香りがかなり吸われ味もコクが足りなくて
本領発揮には遠い
パック3個はほんとに香りが相殺されていた
3gは紅茶が応戦できてもあの紙が3組だと9gで負ける


ティーバッグ研究室はここに一つのレポートを提出したい
研究室ですからね
ただの味見同好会じゃないんだってところを少し見せる


『ナイロンティーバッグは、カップの勝者になるのでしょう?』

BREWはファンシー?
ナイロン袋は、より多くの味を介して浸透できるようにと言われている
お茶を飲むの伝統はまだピラミッド型の袋の到着と折り合うことがあります。

しかし、今それらのための店で大きな衝撃がある。
おなじみのねっとりティーバッグのために
革命的なナイロンメッシュバージョン~にお株を奪われるされています。

アズダは、ビールのその高級な範囲のナイロンバージョン有孔ティッシュペーパーから作られた
古いスタイルのバッグを代わろうとしています。

新しい袋のチャンピオンは、それがより多くの味がお湯のカップに浸透することができると言う。
ある専門家最後の夜は、ナイロン袋は、従来の袋から"キャベツの水"と比較して
"クラレット"のようであると述べた。

ナイロンバッグは特殊な茶の店で利用されているが、
それは彼らが主流の店で販売されてしまったのは初めてです。

アズダはイングリッシュブレックファースト、アールグレイ、
アッサム、ダージリン、有機緑茶などの
独自のレーベルエクストラスペシャルナイロンの範囲を、開始した。

8P袋約 - - その価格の約四分の一費用通常のバッグと比較して、
彼らは25袋のための£ 1.97かかります。

しかし、お茶の愛好家は、コストが新鮮な一杯のコーヒーよりも
はるかに低いと言う。

セインズベリーはまた、ナイロンメッシュの袋に
高級フルーツティーの範囲を仕入れています。

彼らは涙しないようにナイロン袋の利点は、
余分な強度を含む、彼らは全体の茶葉は、袋を損傷することなく広げることができる、
彼らはお茶の"紙"の味を与えていないと
大きな穴は、より風味が流出することができます。

マーティンIsark、スーパーマーケット自社ブランドガイドの飲み物の専門家と著者は、言った
"これらのナイロンメッシュのティーバッグは
ティーポットで醸造された全体の葉の隣にある最高のものである
うまくいけば、バッグのこのタイプが主流になります。

"他のティーバッグと比較すると、これらは、
最初の成長クラレットの複雑さを持っていますが、
ティーバッグのこの範囲を味わったてきたし、
味の品質を競うスーパーマーケットの棚に何もない。"

エドワードアイスラー、テイスターと輸入ジン茶のためのバイヤーは、言った
"ナイロンバッグはティーバッグの市場の未来です。"

2007年 10月7日
The Daily Mail(デイリー・メール)Mail Onlineより

翻訳:素敵なGoogle翻訳

*1896年創刊のイギリスでもっとも古いタブロイド紙。
 Mail OnlineはそのWEB版
原文:http://www.dailymail.co.uk/news/article-492123/Will-nylon-teabag-cup-winner.html


この前飲んだJINGのアッサムがなぜナイロンバッグに入っていたのか
…ということだ
製紙先進国の日本の紙は優秀だが
それでもパルプの風味はでるものだ
イギリスのティーバッグは紙じゃない方が良い
(『おなじみのねっとりティーバッグ』には笑った。“soggy”の訳)


しかし気持ち悪いのはこの2007年の記事が
偶然今日の日付と同じってこと
引用してちょっとぞくっとしたね

これはアイズラー調査関連で出てきた記事だったが
トピックにはまったので全文掲載しておく
素敵なGoogle翻訳も堪能して頂きたいし



…というわけで
本日もここで力尽きる(バタッ←倒れた)

東インド会社セイロン…
セイロンまで何マイル?
ロウソク灯して行けるかな?
足が速くて軽ければ
ロウソク灯して行けるとも…(なんだか全部間違ってる)

最後は結局うわごとで終わる
(しかもネタバレ無しで)


うあ~
PCハングアップするし!
(全文消えるとこだった)





哀愁のティーバッグ研究室 友人は死地から紅茶を…阪急百貨店英国フェアは紅茶地獄における友情 

2011年10月05日 | ティーバッグ研究室

前略、花鑢
キミが逝ってもう1週間になる
月日の経つのは早いものだ
先日キミが送ってくれた数種類の紅茶を毎日飲んでいる
本当はキミが飲み尽くすはずだったこのアッサム
キミは本当にアッサムが好きだったな…



…初っぱなから不穏な感じですみません
ええ…素敵に『死』が見え隠れ♪
花鑢さんは立派に散っていったのだ
いつも通り見た目は元気そうでなによりですよ
私に紅茶を送ってくれる気力があるんだから
ゾンビだろうが生き霊だろうが死霊だろうがバンパイヤだろうが
いい人です…ええ、破滅的に


そんなこんなで前回は例の『知覧やぶきた紅茶』を送ってくれた花鑢
今回はなんと死地に赴く道中、通りがかりで迷い込んだ《阪急百貨店 英国フェア 2011》
…あああ~オレ逝かなくて良かった
恐ろしや紅茶地獄ではないか
万札が飛ぶわ(笑)

この方にとってはそこが死地だったわけじゃないんですけどね(←猛獣の檻に入れられた)
まあ、それは個人的な変態趣味の領域なので
サクッとスルーしまして(←お前に言われたくないと言われそう)
話題の中心は紅茶地獄の方です(←どのみちそんな運命)


酒で大荒れの胃袋にやたら多い(らしい)アールグレイの試飲に次ぐ試飲
というのがレポートの皮切りだったが
その後次々と送られてくるレポートに
「東インド会社」セイロンなんか登場
そして最終レポートがこれ
・ルピシア キャメロンハイランドFOP 50g
・ハロッズ オランガジュリーアッサム 125g
・JING アッサムブレックファーストTB 37.5g
・東インド会社 セイロンTB 25g
・ドーセットティーTB 250g
以上購入…と
(詳しくは花鑢本宅FC2ブログ『蛮勇に再び挑む』を読まれたし!)

そしてそれらを背負って呆然と帰宅したティークリッパー花鑢の目の前に
出掛けた隙にご母堂のご購入した知覧紅茶が100g自宅待機…
花鑢家にワイマール共和国のごとき紅茶のハイパーインフレーションが襲う
再度茫然とした吾が友人はSNSに告知をうつ
『あの…紅茶いりませんか。母が知覧紅茶100g買っとった!! 』
コメ返『おお~!玉突き衝突!スイートだよママ!くれ~!』
その返信『ありがとう…(涙)各種詰め合わせ味見セット送るわー』

紅茶をくれるのにありがとうと言うヤツがあるかっ
ひたすら人の良い…ええ、破滅的に


そういうわけでいま上記の5種類の紅茶にプラス
ルピシアのラプサンスーチョンと知覧紅茶の
計7種類が私の手元にあるのである


さて、なぜこれがティーバッグ研究室の一環として記事に上がるかというと
この涙の詰め合わせセットにはティーバッグが3種類入っている

しかもお初ばかり
しかもそのうち2つは名前も聞いたことのないメーカー
しかもそのうち2つは高級茶葉
きっちりレビューせねば沽券に関わる←そんな大層なものありません
つまりもう口には入らないかも知れない…という方が正しい


ではご紹介していこう

《JING Tea(ジン・ティー)》

お初目にお目に掛かります
全く未知のイギリスの紅茶屋
詳しくはリンクでごらん頂ければ幸いである

「…2004年にエドワード・アイズラーによって設立された
ロンドンと香港に拠点を置く英国のティー・カンパニーで
「JING」とは、北京語で「欠かす事のできない基礎」「本質的な基盤」などを意味する」
(以上コピペ)

JINGの引用された漢字がどこにも載ってないのが残念です
金?経?京?精?
誰か知ってます?


さてこのジン・ティーのアッサムブレックファーストである


「アッサムのみを使用した深いこくと甘みの絶妙なブレンドをお楽しみください。
朝食の定番です。 生分解性のティーバッグ入り。」

当然CTCではない
ツヤのある漆黒のリーフである
なるほどこのティーバッグはただのナイロン三角バッグ
ではないんだな

さて、いつものように、150mlの新鮮な熱湯で淹れる
カップに直入れして蓋をする
待つこと4分

さあ入りました
カップから立ち上るのは正統派のアッサムの香りだ
オーソドックスで豊かな赤紫蘇の香り
クセがないね
教科書的ともいえるような素直さ

ストレートでまず一口
味は渋みの抑えられたシンプルで屈折のない
爽やかな感じ
濃厚というタイプではないが
しっかりとしたコクがある
美味しいのでそのまま半分飲む
あ…ミルク入れなきゃ(笑)

ミルクを入れると素性の良さがマイルドに発揮される
ミルクの甘みにコクが加わりなめらかな舌触りに
ミルクも紅茶も特性が減衰しないところが優秀


“素直な良い子に育ったよね、お隣の息子さんもう大学生ですって”
“そうそう国立のいいとこ入ったみたいよ”
とお隣の大学生の坊ちゃんに道端で明るく挨拶された主婦2名の会話

…このアッサムは、その歪み無く育った某有名国立大(決して私立ではない)
の大学生の爽やかイケメンめがね男子である
良い意味で苦労をしていない素直さと伸びやかさ
(花鑢曰く“お育ちの良い感じ”)
だが良家のご子息じゃない、普通の中流階級家庭の…である
(しまった…擬人化してもうた)

そういう意味「安心のアッサム」である
基本のアッサムを一切裏切らない仕様
そのかわりあまり個性的という作りにはなっていない
そういうコンセプトなんだろうな
15バッグ/1050円
1パック/70円…研究室史上最高値か?

値段はともかく
JINGとは「欠かす事のできない基礎」の意味が
伺える一杯と言えよう


しかし…むむむ…
すげーな
このエドワード・アイズラーって男(英語のサイトとか調べたよ)
1979年生まれだって
若いなー
まだ32歳かよ
8歳から紅茶を飲み
プラハのティーハウスで美味い中国茶を飲み16歳で覚醒
ウィンチェスター大学とロンドン大学で学び…ビジネス学科か?
19歳で中国に渡航し3ヶ月雲南やらなんやらウロウロする
漢方なんか大学で勉強してるのか

それで会社名がJINGなわけね

しかしこのフリッカーの写真(リンク先…リンク出来なかった、残念)
まさに歪み無く育った中流の大学生そのまんま
社長の雰囲気がきっと商品の特性に反映されてんだろーな



ここまできて今日は力尽きた
続きは後日…(ええぇ~)

だって寒いし雨もふってるしぃ


近いうちに残りの2つをレビューしたい
かなりな希望的観測を述べ

寝るか…