ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

R様ご依頼の件:普通のテトレーをさっさとレビューなさい!! 

2013年02月06日 | 紅茶・中国茶
寒も明けたので、あけおめです皆様いかがお過ごしでしょうか?
実はほんとは立春が運気上の正しい正月なんで、これ、2月4日公開にしようそうしよう
と言いつつ、本日は2月6日ですね

ずいぶん前回から時間が開いてしまいましたが、正月休みはぶっ倒れてましたんですのおほほ
それから年末から某アニメにハマって、1月後半は2次創作に明け暮れていて、
CP小説書きまくってたなんてことは秘密です(40000字ほど書いたね←レビュー6回分くらい)。
いやぁ…出来が良くてね(←誰も確認できないのが良いな)。
初2次にしてはかなりのご閲覧を頂きふふふふふ
基本1次しかやらなかったのにorz
でも、1次もサクサク書いてるんです。恐ろしい。
そのキーパンチのために肩と首が凝り過ぎて頭痛が激痛で吐きそうになるわ
背中は痺れるわ、1月に紅茶のレビューは1件も書けなかったわ…と(笑)



さて、上品なことこの上ない年末・正月でしたが
その時期にひとつ出来事がございまして…

なんと、さるお方から紅茶を下賜たまわったのでございます!

お名前は軽率に明かせませんが、R様…とお呼びいたしております
そこで、こちらの外道なレビューをお読みいただいていることが判明
ありがたくももったいないお話ではありますが
なんせ正道を全うしないことにかけては天下一品
これを憂慮されたのかされなかったのかはワタクシにも量りかねますが

その中になんと、テトレーのカフェイン入りの
…つまりフツーのテトレーのラウンドTBが!
これを見てNirvana・Cafeは気がついた

(いいですか…さっさとこれをレビューなさい!いつまで放っておくおつもりですか?)

つまり、UKご庶民紅茶研究と名打ったにもかかわらず、テトレーのデカフェだけレビューして
だって外道レビュアーだも~んと開き直っていたNirvana・Cafeの所業を見るに
UK第2位の売上を誇るTETLEYの紅茶の本体をレビューしないとは…
仕方のない人ですね。世の皆さんに役に立つ記事になさらないと。
さて、これを送りますからちゃんとレビューして、UK紅茶研究をキリキリまとめなさい!

という示唆に違いあるまい(←妄想脳炸裂)
やはり、落ちぶれたとは言え精神の高貴さがそのお言葉を待っていたのでした
この女王の犬と言われたファントムハイ…あ…違った(←ちなみに2次ネタはこれじゃないんです)
あのさ、意味がわからん文章書くなって!


というわけで、UKご庶民ティー・スタディー
本日はUKにおけるPGtipsに次ぐ売上を誇る、テトレー・オリジナルでござんす

テトレーの歴史だのタタが親会社だとか言うのはテトレー・デカフェを参照して下さい
覚えてますか? フレディー・マーキュリーですよ!(←なにもそこ行かなくても)

テトレー開発のラウンド型TB。形は特にデカフェと変わるところ無し
だが、TBの匂いはそれほどキツくない。デカフェのテトレーよりも臭わない
なぜ、同じ会社なのにティーバッグの匂いが違うんだろう。



さて、どちらがオリジナルでどちらがデカフェでしょうか?

  

答え:左がオリジナル             右がデカフェ

かなり茶色っぽい。ケニアが予想以上に多いのがわかる


では、淹れてみましょう




▼香り

ケニアの香り。ケニアに覆われてほかの茶葉の匂いはしない
UK紅茶の中では、香りは比較的ある方

▼ストレート

スムースで、多少の甘みがある。スルーっと飲める。
味もケニアが強い
冷めてくるとわずかに渋みが出る
上品さはないが、不味くはない
UK紅茶のストレートにしては風味があるのが意外
かろうじてストレートで飲める
だがケニアっぽい以外にそれほど特徴はない

▼ミルク



ケニアが強いのは変わらず。多少酸味がある。
マイルドだが、なぜか軽い…スペクトルで言うとアンダーの味が弱い。
ストレートが割と風味があったので、ミルクで大化けした感はない
ふつうに美味しいですが、個性的ではない。
若干立体感に欠けるが、中庸な味わい
香りはミルク入れても、残っている。
多少の水っぽさ…そこまでいかないが、少し気になる。
スルーっと飲めるのはこちらも一緒。

▼総評

偉大なる平凡な美味しさ!普通です!無銘のケニアブレンドって言ってもいい
テトレー濃いって言われてるけど、飲んでみたら、案外軽いです
日本の紅茶に比べたら濃いですよ!そこはお間違えないように
あくまでも、UK紅茶の中では…ということです
エリズコーヒーのサイトには「1バッグで2杯イケる」って書いてあったけど、そうかな?
濃いの飲みつけちゃったんでしょうか?
PGよりは濃いですが、ヨークシャーのほうが断然濃いです
雰囲気はセインズベリーRedlabelと似てるんですよね
でも同じ淹れ方で、両方淹れて飲み比べたら、セインズベリーのほうがコクがありました
どっちを選ぶかと聞かれたら、セインズベリーです。
そりゃ、100円の差は大きいですよ。でも現地値段は買うスーパーや通販によってまちまち。

実はそんなにケニアは好きじゃないことが自分でわかった
だからPGが好きなんでしょうなぁ。セイロンぽいから。
デカフェはリピートはあるけど(実際リピートしましたし)
風味は別にして、テトレーはデカフェのほうが濃いと思う
このオリジナルなら、違うものを選びますね
なにが悪いってわけじゃないけど、決定打に欠ける
これ以上は、好みの問題でしょう
この決定打に欠ける感じ、Welma teaに似てる気もする
(誰も飲んでないから、比較にならんわ)



さて、R様はなんと仰られるであろーか…
レビューもせずに小説書いてたしな(笑)


そうそう、イングリッシュスペシャリティーズさんの通販で
セインズベリーのレッドラベル復活してました!
ああ、これでRedlabelのレビューが報われる

そしてついにレッドラベルのデカフェが新登場!
もう、すでに発注しちまったぜ
ついでにタイフーのデカフェも同時注文
誰だよ…これでUK紅茶しばらくレビューお休みとかほざいてたやつは

あ…2ヶ月休んでたか
確かに休んでたわ
そろそろ、またデカフェ記事も復活されよう
ではまた













東方美人(トンポンメイレン)…お茶の話です ゲーム&2次とは関係ないからね

2010年10月22日 | 紅茶・中国茶
▼本日のPC事情

しばらく前から
Windows 2000がなんとオンラインに!
カスペルスキーさんありがとう
だが共有になっておりません
私は相も変わらずメール投稿
まあ…どちらでもよいんですが

さてお久しぶりです
すっかり忘れさられたニルヴァーナ・カフェで御座います
ランキング終わって燃え尽きた感が否めないわたくし
普段から体力・気力・モジベーション
どこをとっても最低ラインなので仕方はありません!
(自慢)

それなのに
あぁそれなのにそれなのに
お茶のネタが向こうから飛び込んでくる有り様
美味しいお茶は世に出たがっているのです(丹波哲郎の声で)
私は美味しいお茶の広告塔?←だから誰にも影響力ないって
…といくら説明してもお茶の妖精やコビトさんが
“うんしょ!うんしょ!”と珍品を運んできてくれますのです
ありがたや
気力なしや


香檳烏龍茶(シャンピンウーロンちゃ)
別名『東方美人』ともいう

収穫前にウンカが新芽を食い
その虫食い葉しか摘まない
そのため発酵が普通の茶と異なる
台湾烏龍茶の珍品である

烏龍茶だが高発酵なので紅茶に近い水色
烏龍茶のシャンパンとも呼ばれる
当然生産量も少なく
一級品は更に少ない

香りは甘くふくよか
味も甘い
シャンパンと言われるのはその軽やかさ故であろう

その香檳烏龍茶がなんとぺ、ぺ、ペットボトルで販売~?

相棒と散歩していたら(常に散歩する人達)
たまたま怪しい酒屋発見
ポスターがなんと『香檳烏龍茶』ペットボトル500ml
それも2008年モンドセレクション金賞受賞
一体どこの酔狂な食品メーカーだ?

最近こーゆーのの当たりが悪いのは
『最近2件のもったいない茶葉』記事を読んで頂ければ
お分かりだと思うが
200円
高いな…

だが新しいものに好奇心ワクワクな相棒が!
200円賭けると!
うわぁぁ~
懲りてないのか
ストラスペイはもう忘却の彼方か
いや!飲んでみなければわからん!
マジか?
そうだ!
たのもー!

…と
確実に突撃グルメレポーター化した相棒が道場破りをかける

店内は良さげな1000~1800円のワインがずらっと並び
多分奥にはワインセラーがあると見た
日本酒もリキュール類も凝ったものが揃い…

むむっ?
おー
酢は千鳥
みりんは三河本みりん
ではないか
どちらも私のお気に入り調味料
これがレジ脇に並べて陳列
…こやつやるな

相棒がリクエストした香檳烏龍茶が出された
店長「今のところこれ出してるのここだけですよ」
私「いや~本当に美味しい東方美人なんてなかなか飲めないじゃないですか」
店長「いや、ここかなり高品質の茶葉使ってるはず」

んなばかな…と期待は全く無しで店を出る
蓋を開け飲む
おっ
お茶の香りがするじゃないか
それに独特の甘み
この味は間違いなく香檳烏龍茶
ペットボトルレベルではないクオリティ
だが惜しい…と相棒の一言
「ペットボトルの味が出てる…ガラス瓶だったらなあ!」

思わず
ペットボトルのメーカーを確かめる

《清水一芳園》

ええええぇぇー
一芳園だとぉ~?
高級台湾烏龍茶の清水一芳園ではないか!

ここの凍頂を仕事のクライアントさんがわけてくれたことがあった
そのクライアントさんは元々パティシエで
且つ美味しくて有名な海産物系食品メーカーの
直営レストランの店長
高くて美味い食品(舌の毒と言っておこう!)を
知りつくしている
こんな烏龍茶は多分あまり口に出来ないぜ
くそ~
悔しいが美味いなあ
仕事じゃなけりゃこんな人脈には遇うわけがない
仕事GJ!

詳しくは下記HPから
清水一芳園を見てくれい

http://www.ippoen.co.jp/champagne.html


気になるのは
HP内の「月下美人」という台湾紅茶

うう…
コストパフォーマンス最悪や
しかし美味そうな…
茶道楽は身代潰しますわ