ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

無事到着してました。UKご庶民紅茶研究フェーズ3…テスコ・デカフェ&セインズベリー・Red label

2012年11月30日 | 茶話
11月1日 English Specialitiesさんに紅茶発注
11月5日 入金
11月6日 発送完了メール受信

11月19日 商品到着
     

今回は出荷から到着まで2週間程度かかった
途中でデカフェが切れて、しばらく普通の紅茶を1日2杯飲んでいたが、めまいは出ず
「1週間~2週間、長くて3週間で到着」と、いつもメールに書かれているので問題はない
またしても補償なし普通郵便なので追跡不能
でも安いからいいです

というわけで
またしてもUK直送のご庶民紅茶&デカフェを発注していたNirvana・cafeでござんす
前々回のデカフェ「有機溶剤事件」の記事UP時には商品を待ってたわけで
この商品を発注しなければ、あのデカフェの脱カフェイン・メソッドの調査はなかった
と思うと、なかなか感慨深いものがありますな

調査の結果、今回は
・テスコ デカフェ紅茶 : 80ティーバッグ(250g) 1,450円
・セインズベリー レッドラベル紅茶: 80ティーバッグ(250g) 1,550円

3000円以上で送料無料になるのがいいですね
ぴったり3000円だったのは単に運が良かっただけですが
いつもの送料・各手数料込のコスパ計算をすると
送料は無料、振込手数料はゆうちょ銀行間送金だから無料
合計3000円で、500gの紅茶を購入=100gあたり600円…まあまあの出来だね!


今回の荷物

 

ダンボール箱の中に、TESCOのレジ袋で包んでありました
なかなかステキな演出です
こういうの好きだな(笑)
このテスコとセインズベリーの箱、サイズが全く一緒なんだよね
おもしろい
ちなみに、マーク&スペンサーの箱も同じサイズだった
TETLEYとPGとヨークシャーティーとクリッパーはバラバラのオリジナルサイズ
紅茶専門店は外装はオリジナルサイズだけど
箱の規格同じM&S、セインズベリー、TESCOはたしかにスーパーのPBだわ
しかも全部中は40P入りアルミパック✕2袋の包装・丸いティーバッグ、だしね
同じパッカーにOEM頼んでるのかなぁ

今さっき、English Specialitiesさんのオンラインショップに確認に行ってみたら
セインズベリー・レッドラベル紅茶の取り扱いがなくなってました
なんでだろう?


とりあえずガンガン飲んでます
レビューはそろそろ書きますよ
なくなる前に!






四度、野良セイロン到来…だがイカリの無銘セイロンは一味違った 《LUCKY LEAF SUPER FINE TEA》

2012年11月27日 | 紅茶・セイロン


(その際、旦那が再び無銘の野良セイロンを購入したことは後に触れようorz)

(『宿敵ユニリーバへの稀な賞賛 リプトン青缶《エクストラクオリティ セイロン》…と堀江さんの紅茶本』11月23日 当ブログ記事72~73行目参照)

後に触れようと言ったからには…
前回のリプトン青缶事件に引き続き
なんと今回、まさかのスピンオフです

「無銘セイロンハンター・うちの旦那!(まとめ)」

脳内にインストールされた美味いものGPSとコスパ判定ソフトを自在にあやつり
なぜか名もない無個性セイロンを針の穴を射る精度で選び抜く
それは無銘セイロンハンター・うちの旦那だ!

今までに3回やったからね
だから今回は4回目だ
(高尾珈琲セイロンは私の仕業だから数には入れません)
「二度あることは三度ある」とか「仏の顔も三度」とか言いますがね
それを突き抜けた記念すべき4回目…記事にしてやる!

1回目:萩原珈琲 野良セイロン200g・400円
2回目:スーパーTOHO 野良セイロン200g・400円
3回目:ロッコーコーヒー 野良セイロン100g・330円

そして今回が
4回目:三宮イカリ《LUCKY LEAF SUPER FINE TEA Finest Breakfast》セイロン 250g・1480円
である

らっきーりーふ…だと?四葉のクローバーマークといい、見たことがないメーカーである
そして…高い…これは高い
コスパ判定ソフトが働かなかったというのだろうか?
今までの100gで2~300円というラインから大きく上に外れている
100g・592円。無銘だが野良セイロンというには高級な価格帯だ

それにしても、この会社についてはなんの情報もないのか?
缶を見てみるがパック&プロデュースはスリランカとなっている



スリランカの会社なんだろうか? CTP Pre-Packed Exports(Pte)Ltd.…ゾウが可愛い
缶のデザインが案外ステキだったりするんだが
…と、裏返してみると



なんと例のセイロン・ティーボードのマーク入り
不味くはなさそうだが…

というわけで、ググってみた
クリティカルヒットしたのは1件
CTP Pre-Packed Exports(Pte)Ltd.

"CTPプレパック輸出(PTE)LTDは、"スリランカはプレパックフォームで最高のセイロンティーをエクスポートするためのプロジェクトを承認した投資委員会です。マーケティングセイロンティーワールドワイドにおいて、当社は、製品のそれの全体の範囲のための唯一の最高のメイングレードお茶を選択する戦略を踏襲している。(以下略)
(グーグル翻訳そのまま)

リンクに飛んでいただければお分かりかと思うが、スリランカの会社だった
PBを委託されたり、OEM作ったりという企業らしい
現在の輸出市場: フランス、オーストラリア、ボリビア、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ
        ロシア、ウクライナ、ベイルート、イタリア、台湾、日本、サウジアラビア、
        ニュージーランド、英国、北米市場

残念ながら、オンラインストアもなく、価格も一切HPでは不明
日本のスーパーとか生協なんかもこういうところにプライベート・ブランド(PB)作ってもらって
セイロン・ティーボードのマークを付けてるんだろうな…という想像はできます
こういう中小零細企業はスリランカには多いんでしょうな

さて、いつもの能書きはこれくらいにして
SUPER FINE TEAがどのくらいのレベルのセイロンティーなのか見ていこうではありませんか


まず茶葉を見よう



発酵の高そうな、オーソドックスなセイロン・ブレンドの香りがする
ディンブラ系だ。無銘のセイロンはオーソドックスでなければならぬ
そしていかにもセイロン的な細かいブラックなBOP

しかし、この茶葉、茶葉の香りがやたらと新鮮である
ホコリ臭さの微塵もない。ツヤもある
個性はないが(またしても)、良質な茶葉には違いない


では、淹れてみることにする
いつものように3g・熱湯150cc・3分でいってみた

▼香り
蓋を開けると、茶葉と同じくいかにもセイロンらしいディンブラ系の
落ち着いたオーソドックスな香り
水色はかなり濃い、ブラックティーと言ってもいい
やはり個性はない。もう、ほんとにスタンダード
クセもひねりもなく、素直に良い香り
では飲んでみよう

▼味
控えめだが良い渋みと、かなりコクがある
ミドルグロウンの飽きのこないしっかりした味
甘めの味で、のど越しは良い
鼻の奥で少しハイグロウンな香りが立つ
これならストレートでも十分いける
やはり個性はない。もう、ほんとにスタンダード
クセもひねりもなく、素直に良い味わい

次は、ミルクだ
Finest Breakfastというからには、ミルクティーが前提だろう

▼ミルクティ
ミルクを入れるとコクはそのままにマイルドになる
香りも残り、しっかりしたボディで腰もある
華やかさはないが質の良さを感じる
安心して飲める安定感


▼総評
繊細さでも重厚感でも上品でも高級でもなく
《上質》《良質》という言葉がふさわしい
ドイツ人好きそう(←単なる偏見)
かつてない上質な無銘のセイロン
茶葉、香り、味わい…すべてが上質で健全
だがいつものように特徴は全くない!
美味しい紅茶のカサ増しにはもうぴったり
でも、これくらい質がいいと、これだけで飲んでみよう、という気になる
いまんところ無銘の野良セイロンの最上をマークする製品である
SUPER FINE TEAの名は伊達ではなかった
これが、あと100gにつき100円安けりゃ申し分ないんだけどなぁ…



というわけで、今回の無銘のセイロンは素晴らしかった
しかし、この無個性っぷりは堅持するんだよな…うちの旦那のセンサー
まあ、絶対に私が買わないラインナップではあるので
これもありっちゃありなんですがね

さて、その無個性な美味しい茶葉250gがその後どうなったかというと
なんだかんだでブレンドしまくって結局もう、ほとんど残っていない
実は、この茶葉1杯分に、リプトンの青缶をスプーン半杯足してミルクティにすると
得も言われぬ美味いミルクティになるんですよ!
セイロン同士だから相性がいいのだろう
こんなイレギュラーな楽しみも、自分と趣味とセンスの違う人間と暮らしていればこそ…
だが、青缶と共にこれをイカリのレジ袋から出した時には
「な、な、なんで敢えてこれ!?」と驚き呆れたのは事実ですがね(笑)


“無銘セイロンハンター・うちの旦那”はこれ以降も多分たまに活躍するのだろう
スピンオフがレギュラー番組になるケースも稀に有りますが
なんだか、『刑事コロンボ』の「ウチのカミさん」みたいだな(『ミセス・コロンボ』覚えてる?)
あんなつまんないスピンオフはなかった
『無銘セイロンハンター・ウチの旦那!』はせめて『鑑識・米沢守の事件簿』くらいのレベルは欲しいものである
(それは君次第ではないか?…はいそうです)


でも続く~っ!?

宿敵ユニリーバへの稀な賞賛 リプトン青缶《エクストラクオリティ セイロン》…と堀江さんの紅茶本

2012年11月23日 | 紅茶・セイロン
先日、といってもかなり前の話

夏の終わりに神戸は元町商店街をウロウロしていたときのこと
とある古本屋に入った
『学を絶てば憂いなし』的日々のNirvana・cafeは
最近はコミック以外にあまり本も読まなくなったのですが
たまに古本屋に入ってみるのです
あの古本屋の匂いが好きなんだよな

結構品揃え豊富な広い古本屋で、なかなかいいチョイスの買い入れ
往年の私なら即買いしてるだろうマニアックな国書刊行会の妖しいヤツなんかが
あちこちに並んでましたが
あるコーナーに大変珍しい出物があった

『紅茶の本 ー紅茶とじょうずにつきあう法ー』
『紅茶で遊ぶ観る考える』

ムジカのオーナー堀江敏樹氏の紅茶本である
しかも直筆サイン入り
いつも神戸ムジカにいくとこの本欲しいなぁなどと思っていつも買わないんでしたが
いやぁ、紅茶マニア執念の“引き”ですなこりゃ
といっても、神戸ムジカは元町なんだから地元に出物があってもおかしくはない
でもこのマニアックな本が神戸でも古本屋に出てるのは初めてだったんで
これは超ラッキーでしたよ。1冊300円だからね!(定価は1500円/1400円だから)


さて、早速『紅茶の本 ー紅茶とじょうずにつきあう法ー』から読み始めたんですが
最初の章がこんな題でした

『青缶は紅茶のバロメーター』

そうです
紅茶マニアなら、誰でも1度は口にしたことのある《リプトンの青缶》
正式名称は《エクストラクオリティ セイロン》という
1907年(明治40年)に日本で売りだされた、紅茶のデフォと言っても良いあのお茶です
セイロンのハイグロウンティーとはヌワラエリヤのことですが
日本にはじめての銘柄紅茶として輸入されたリプトンの日本人仕様のブレンドで
日本人の味覚に合うように、緑茶に近い爽やかで香りの良いブレンドにしたとか
この紅茶で、紅茶の味を知った紅茶の先輩方は多い

ですが私、もともとインドチャイから紅茶に入れ込んだというきっかけに端を発し
長いことアッサムを始めとするインド系の茶葉メインと、台湾・大陸系の中国茶を並行し
そして濃厚なアイルランド紅茶に横滑りしていった経緯があり
その順路で最後に辿り着いたのがセイロン系だったというのもあり
いつもこの青缶を横目で見ながら、この日この時まで全スルーしてたっていう外道っぷりですよ
もともとリプトンのイエローバッグがあまり好きではない
そして3~4年前からイエローバッグはとうとう品質も味もついに崩壊してしまったので
それ以来、もうユニリーバというかリプトンは見放そうと心に誓い
そして「クソ~」とか「宿敵」という名誉な称号を一方的に与えつつ
今まで(ブリスクとPGtips以外)悪口雑言を尽くし、口を極めて罵ってきたわけです(笑)
森永とサントリーのせいというのも多々あるが…
 
青缶が美味しいという噂は聞いていたが、今のリプトンの所業では
そのクオリティは保持されているかどうかなどわかったもんじゃない、という疑心
しかし、私がセイロン紅茶で最も愛するのが、ヌワラエリアのハイグロウンティだという誘惑
その葛藤にとりあえず終止符を打つに十分だったのが、この堀江さんの紅茶本だった
というわけ

『…実はこの青缶が私と紅茶の関わりにおいて、はじまりであると同時に今もずうっと基本になってるんです。
というのは、私にとって、この青缶がセイロン紅茶の味をチェックする時の基準になってるんですね。』
(『紅茶の本』P.10より抜粋)

基本独学で、そんなに紅茶本を読まないできたわけですが
まあ、あのムジカを作った人の言う事だ。とりあえず初心に帰って青缶を買ってみよう
…怖いけど(←ええ、下手するとクソまずい紅茶が1缶も我が家に残留するなんてホラーだよホラー)
どんだけ人様に信用ないんだ(笑)
まあ、ちまたの紅茶レビューを読んでどれだけがっかりする体験したかという現れでしょうね
自分で飲む以外ないわけです
でもそんな中でも堀江さんの話は、ムジカという信頼のティールームがあるからこそ信じるに値する
著者の実店舗で紅茶飲んできた強みでしょう

ですが、この本は1992年に書かれた代物。計算するとちょうど20年前なんですよあなた
この20年の間にどれだけリプトンが変質してきたか…
堀江さんの青缶に対する発言が、いまこの時点で「やはり変わらず美味しい」なのかどうかは
はっきりいってわからないいんだああああ

だがしかし、不味くても美味くても、記事のネタになることは請け合い
前と比べて現在はあまり姿を見かけないリプトンの青缶の現状をレポートするのは
これ紅茶レビュアーとしてはもう義務なんじゃなかろうかと(笑)
なぜならググってみても「おいしい♪」「香りがいい」「爽やかで大好きです」
なんていうお洒落な画像満載の“買いました・飲みました♪”レビューしかなくてよー
…わかるけどさ。普通に香りが良くて爽やかで美味いんだよヌワラエリアは
ってことは、リプトンの青缶ならこのレビューがイチ押し!的な位置は俺様が確保…だな(ニヤァ)

ああ、がんばろう…恐怖に打ち勝ち明日への栄光をつかむんだ
だが、どこに売ってるんだっけ?

方々探した結果、旦那に仕事帰りに三宮のikariに寄って買ってきてもらう
(その際、旦那が再び無名の野良セイロンを購入したことは後に触れようorz)
110gで765円…あれ、わりとコスパ良好(美味しければね)
110gというグラムは珍しいが、100gで695円。
だいたい美味しい茶園物のヌワラエリヤは50gで7~900円が相場

で、とうとうやって来ました青缶です

 

缶の色といい、デザインといい、秀逸
さすが明治時代から変わってないというだけのことはある
こういう優雅さがいいね

では茶葉を見てみよう
蓋を開けると、新鮮な茶葉の香りがする
微かなホコリ臭さは許容範囲。酸味のある青草の若い匂い



実際より多少赤い画像になってしまったが、これを少し黒めに脳内修正して欲しい
いかにもセイロンな細かいBOP
発酵の浅いオリーブグリーンの茶葉と、濃いブラックな茶葉、あと明るいブラウンの茶葉が混在している
ブレンドであるのは間違いない
缶の後ろには「おいしいいれ方」がある



まとめると
・3g
・熱湯150cc
・2~3分
という仕様

もし、ヌワラエリア単体であれば、当然熱湯では淹れない
それはダージリンをマスカテらせるのと同じ技法を使う
曰く、90℃・5分抽出である
5分は短いんじゃないかという向きもあるが、これはヌワラエリアはだいたいBOP
渋くなりやすいのが特徴なので、敢えてダージリンより短めにセッティングすべき

しかし、青缶はヌワラエリア中心の“ブレンド”であるわけで
この場合熱湯のほうが香りがいいことも考えられる
温度はいろいろ変えてみて良いところを見極める必要があります

さて、試飲の時は来た
期待と不安の錯綜する中、2種類の仕様で淹れてみた
青缶は果たしてまだ生きているのか?
以下、レビュー
まずは熱湯でいってみた


▼熱湯・2分

ドキドキしながら蓋を開ける
おお、こ…これは!
香りはヌワラエリア独特の爽やかな良い青臭み
こんなにヌワラエリアっぽい作りなのか、とそれに感動
熱湯だと多少の香ばしさが出るような気がする
一口目でいきなり甘さがある
これは他のブレンドされたセイロンの味かも
そのせいで控えめな落ち着きがある
最初は渋みは控えめだが時間がたつと少しずつ強くなる
冷えると後口の渋みの後にウンシュウみかんの実の味がする


▼90℃・5分

より香りにヌワラエリアらしい若さと青さが出る
甘さ香りがマイルドで軽い口当たりが良い
冷えてもあまり渋みがでない
香りにも味にもフルーティさが少し加味される
甘めでほんのり柑橘系の葉っぱ的な
すだちの皮とかプチグレンとかみかんの葉っぱとか
だが、味にも香りにも酸味はない
冷えてくると香りが少しクリーミーになる


▼総評

堀江さんにそそのかされたことを感謝しなければ…という第一声
ユニリーバのくせに!リプトンのくせに!
美味しいじゃないか!悔しい~(←ポジティブな評価なのにねじまがっている)
期待がそれほどなかったのが功を奏して、このコスパでこの味だったら十分と思わせてくれた

熱湯・90℃、ともに特徴があって淹れ方でニュアンスの変化が出せる
キレのある味わいを楽しみたい時や、ミルクを入れるなら熱湯のほうがよい(ミルクなら熱湯3分かな)
90℃は、よりヌワラエリアの風味を楽しみたい時。ストレート推奨
実は1缶で2度楽しめる。発見だ。いや欲が深いのだ。

どちらも風味全体ではラバーズリープよりマイルドだがマハガストットより強い感じ
だからといってその二つの茶園には質は匹敵しない 。ブレンドだし
ヌワラエリア単体と比較すると爽やかさの中にミディアムな落ち着きもある
ゆえに飽きないで毎日飲めるように作られている
茶園物と比較すると繊細さは確実に劣る。それはこの価格帯では当然
でも、毎日飲めるお茶はそういうものだ
言ってみれば「高尾珈琲のセイロン・レストラン・ティ」に似ているなぁ
逆か。無銘の高尾セイロンが、青缶風にブレンドされてるんだ、きっと
高尾セイロンができる主任クラスの社員だったら、青缶は課長くらいですかね
でも出世はそこ止まりです。そういう控えめさが良いの

ちなみに、ムジカでは《Morning Breeze》というブレンドがある
これは堀江さんが青缶に敬意を表して作ったブレンドだそうな
私はまだ飲んだことがないが、226gで1050円だそうだ。
100gが464円…すばらしい。この青缶が無くなったら買いに行こう
(ステマと言うか?…まあいい)


さて、ヌワラエリアは酸味のない柑橘系の風味があると今回確認
これが前にちょっと言った「エスティ・ローダーのプレジャーズ」に似ているというところか?
(でもプレジャーズって柑橘系の香料入って無いんだよね。不思議)

…そういえば、以前ミツティーさんの通販で
新茶到着!セイロンティー ヌワラエリヤ紅茶 みかんのような…♪ ペドロ茶園 BOP 40g
というのを見たことがある
「とんがってなく、飲みやすいのに、柑橘系! 
それも…みかん~!ヌワラエリヤ特有の刺激的な渋みも、
このみかん風味に隠れてぜ~んぜん、気にならない…。」

だったようです
でもわかるわそれ
実際飲んだわけじゃないのよねこれがははは
これは一度飲んでみたいヌワラエリアではあるな
(ステマ乙…じゃねーよ)



牛に引かれて善光寺参り
といった顛末ではあった今回の青缶事件ですが
これを飲んで思い出したことがある

5年くらい前、東京の実家の最寄り駅の近くに新しくカフェバーがオープンして
夕方6時以降はバーだが、昼はカフェだというので入ってみた
当然紅茶を頼むと、紅茶のメニューは1種類で、ミルクはポーションという有様
出てきたのは、水色の薄いカップティー
これは…ドツボだね。と半ば諦めて飲んだ瞬間驚いた
(ヌワラエリヤじゃないか…)
これが美味くてここに通ったのだ
「ストレートで」といつもポーションを排除して注文
ケーキが自家製で美味しかったし、この紅茶ならここらのカフェではもしや1番では?
(その駅の周辺にはろくな喫茶店がなく、そこができるまで紅茶はドトールだった)

いまならわかるあれはリプトンの青缶だ
そこのマスターはけっこういい年の親父さんだったんだよね
きっと紅茶はこれだけでいい、とか決めてたんだろうな

飲んではいたよ…知らないうちにね
そうさ、あれは美味しかったさ(ぐぐ…)



え?マジですか? 衝撃と言えば衝撃だなぁ…のUKデカフェ紅茶の製法におけるメーカーの現状について

2012年11月09日 | 紅茶・デカフェ
この記事には間違いがあります。
PGtips(UK)もTETLEYもタイフーもジクロロメタン抽出です
調べなおしたので、訂正入れます。
申し訳ありませんでした



※画像は超臨界二酸化炭素抽出マシン


1.どんな情報も鵜呑みにしないで自分で調べなきゃだめだよね

…という事件が起きたばっかりの日本のマスコミ
(もちろんisp細胞の臨床虚偽発表事件のことですよ!)
どこぞのTV局は責任者に処分が出ましたが、あれだけのガセ掴まされて、よく調べもせずに記事にしたもんです
それ以外のTV局は身内におとがめなしかよ(笑)まあ、とがめられるほどの信憑性が自分たちにはもうない
という、ある意味自覚があるんでしょうかねぇ。全社挙げて東スポかよ
まあ、なんかの陰謀…とか思うことにする。じゃなきゃお粗末過ぎて笑えませんからね

いや、マスゴミが~…とか言ってる場合じゃないんですよ
紅茶ゴシップ記事とか自称してるここのブログもある意味東スポ(紅スポ)っちゃそんなんですが
こういう風にWEBなんかで調べ物が簡単になり、無料でwikiなんていう百科事典のような詳しい情報が手に入り
質問サイトを検索すれば、自分と同じ悩みの回答が何個も出てくるこのご時世
こうしてブログなんか書いて、偏向情報とはいえ発信源になっている自分をつくづく恐ろしいと思うよね

と、なにが言いたいかっていうと、きっかけはなんのこたぁない
デカフェがいつの間にかあと2週間分しかないことに10月末にいきなり気がついたことなんですが(笑)
TetleyデカフェのTBを80個、エリズコーヒーさんに発注後
“英国紅茶、ハーブティー、雑貨をイギリスよりお届け”のEnglish specialitiesさんからお取り寄せの
マーク&スペンサー・デカフェ80個+クリッパー・デカフェ40個
計200個が8月初旬には我が家に届いていたにもかかわらず、3ヶ月後にはなくなってるこの事態…
え?200個÷90日=2.2222…?
旦那と私で1杯づつ飲んだら当たり前だって?
そーでした
なんか8月初めのデジャブのようじゃないですか…またしても認識が甘いだけだったorz

ええ…がんばって話を進めると、実は例のBritstore、クレジットカードさえあれば日本に配送可
しかも、コスパが良い!ということがわかり(後で記事にします←使い方がわかったんですよなんと)
放置してあるクレカを整備するまでのつなぎに80個くらいデカフェを買っておこうと
3000円以上買えばイギリスから送料無料で直送してくれるEnglish specialitiesさんに
ぴったり3000円のお買い物を注文するべく、どのデカフェを買うか(また新しいのに挑戦だと?)
事前調査をしているときのことだったのでした

テスコかモリソンかタイフーか?とかなんとか悩んで、評判をググっていると
GitHubという見たこともないブログか何かに行き当たりました
そこにはこんな記述がポツポツとメモ書きのように記されておりました



2.GitHubという謎のサイト

それは、こんな感じの画面だった
____________________________

GitHub:gist

Description:デカフェ紅茶
デカフェ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7

脱カフェイン法

・有機溶媒抽出
・水抽出
・超臨界二酸化炭素抽出

Sally's Site: PG Tips Decaffeinated - Not Such a Good Choice http://sallys-site.blogspot.jp/2010/02/pg-tips-decaffeinated-bad-choice.html

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メーカーに問い合わせた人の話。

PG Tips と Tetley と Typhoo は有機溶媒抽出。
Clipper Organic Decaf Tea は二酸化炭素抽出。

Taylors of Harrogate の紅茶はすべて二酸化炭素抽出らしい。 本文中リンクはリンク切れ。 たぶん下の日本のサイトと同じ商品説明。

Red Bush はカフェインフリーである。

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Twinings

Frequently Asked Questions http://shop.twinings.co.uk/shop/Frequently-Asked-Questions#_How_is_tea_1

How is tea decaffeinated? All decaffeinated products for the UK retail sector are decaffeinated using methylchloride/dichloromethane. It results in a tea which is much closer to the original product in taste, as it is a shorter, lower temperature process and removes fewer of the flavour compounds of tea.

Twinings UK は 有機溶媒抽出。

Twinings USA: FAQ http://www.twiningsusa.com/footer-content.php?id=3

Twinings teas are decaffeinated using water and liquid carbon dioxide.

Twinings USA は水抽出と超臨界二酸化炭素抽出。
同じブランドでも国によって違うとは。

日本では売ってないね。

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Taylors of Harrogate-Tea & Coffe Specialist | Products | CLASSIC BLACK TEAS http://www.taylorsofharrogate.jp/product003.php?category=28

紅茶本来の味を損なわず、特殊な二酸化炭素工法で自然にカフェインを取り除いた紅茶です。最高品質のアフリカ産茶葉の ブレンドティーで、口当り軽く、爽快な紅茶です。 【カフェイン:0.2%未満】

Yorkshire Tea Decaffeinated には言及なし。そもそも一覧にない…



(…以下略→全部読みたい方はリンクで飛んで下せえ by Nirvana・cafe)

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3.え?ちょっとまてや。ゆ…有機溶剤抽出?

デカフェを飲み始めて以来、おおむねデカフェのテイストについて言及してきました
どこのどんなデカフェが美味しくてコスパが良いか…
主にUKのデカフェを調査してきたのは理由があり、
1.欧州はデカフェの規格が設けられており、0.1~0.2%と決まっている。
2.日本にはデカフェの基準値がなく、80~90%除去が主流。
3.UKのデカフェはコスパが良い
4.日本のデカフェはコスパが悪い

まあ、なぜコスパが違うのかが実は問題だったんですが…

今年の正月から始まったトワイニング・スタディーが、勢い余ってイングリッシュティー・スタディーに変わっていったのもあり
クスミティー以来、UK紅茶とUKデカフェ紅茶を注文し続けたNirvana・cafeだったが
そのデカフェの製法については、デカフェwikiにある説明を読んでわかったつもりになっていました
つまり“どうやってカフェインを抜くか?”という工程について、です
念のために、もう一度ここにデカフェwikiの製法についてのコピペを抜粋・整理して貼っておきます

1.有機溶媒抽出、あるいはケミカル・メソッド
2.水抽出、ウォーター・メソッド(スイス式水抽出法(Swiss water method))
3.超臨界二酸化炭素抽出(Carbon Dioxide (CO2) method)

んで、私はひとつ、大きな誤解をしていたのです

『…安価な方法であるものの、カフェイン以外の成分の損失が大きいため風味で劣ることと、有機溶媒を直接生豆に接触させるため消費者が安全面での不安を抱きやすいという短所がある。』(有機溶剤抽出)

『…さまざまな点において有機溶媒抽出法の欠点を補った、極めて優れた脱カフェイン法だとされている。(中略)…カフェインの効率的な抽出除去のため、圧力、温度と豆の湿潤処理方法がさまざまに工夫されている。』(超臨界二酸化炭素抽出)

ここらあたりを読んだ私は、
「もうてっきりデカフェ世界は、安全で優れた超臨界二酸化炭素抽出抽出に移行してるんだ~♪」
という大変な勘違いを起こしていたのです
つまり、いままで飲んだ、そしてこれから飲むであろうデカフェは、みんなCO2メソッドだという
なんつーお花畑な早とちりなんだよ…だいたいそんなことどこにも書いていてねーっての!
潜在的な願望が事実をねじ曲げた瞬間だったね
ある意味ホラーですよホラー
自分の脳みそが怖い…ざわ…ざわ…
自分勝手な誤解が解けただけ、なんだけど、衝撃といえば衝撃でしたよね
欧米は先進的♪という偏見のなせるわざってか、いや、どんだけ経費かかるの?CO2法ってさ

このGitHub(なんかサンフランシスコ発のSNSの一種?)の記述は、どうやらこのブログが元ネタらしい
Sally's Site 「PG Tips Decaffeinated - Not Such a Good Choice」

これはgoogleのブログ【Blogger】で記事を書いていらっしゃるUKはケント州のアート系の女性サリーさん
詳しいプロフィールに:好きな音楽「レッド・ツエッペリンとピンク・フロイドとバッハ」
とあるのが、大変親近感の湧くパーソナリティーですね

このかた。当該記事を読んでいただくとお分かりになると思いますが
デカフェの安全性に疑問を持ち、脱カフェイン法について、紅茶の各主要企業に質問のメールを送り
それの企業からの回答をまとめてレポートしてくれたという大変貴重な作業をしてくれた奇特な人物です
それをメモ書きにしてまとめたのがGitHubの記述であった、というわけ


4.有機溶剤抽出の問題点

それから自分で調査開始
有機溶剤抽出はなんで問題かというと、溶剤はケミカルな化学物質なので、人体に対する安全性の問題があるという

よく使われているのが
・酢酸エチル(ethyl acetate):PGtips、タイフー
・ジクロロメタン(塩化メチレン・Methylene Chloride):UKトワイニング、テトレー

PGとテトレーは、サリーさんのサイトにはジクロロメタンになっているが、
両社ともUKサイトにFAQがないので、他の調査を参考にすると、
PGについては酢酸エチルに変わっているようだ
UKトワイニングは自社のFAQでジクロロメタンとある

[酢酸エチル]
日本でも香料に使用されているが、他の用途は限定されていて
『…酢酸エチルは、食品衛生法第 10 条に基づき食品添加物として指定されている(指定添加物)。
「食品、添加物等の規格基準(厚生省告示第 370号)」において成分規格及び使用基準が
定められており、着香の目的以外に使用してはならないとされている(以下略)』
(食品安全委員会『酢酸エチルの概要について』)
パイナップル・バナナ等天然の果実油の中にも広く含まれる果実臭成分の一つ
でもマニキュアの徐光液の主成分と聞き、うーむむむ
でも、調べてもあまり毒性は取り沙汰されていないのよね
劇物指定ってのも、シンナー中毒者の薬物取締りの法制のためだったらしいし
まあ、なんの添加物でも体は肝臓で分解しなきゃならないんですが
天然の酢酸エチルは、発酵過程でワインや日本酒にも微量存在するって
カフェインの副作用と比べるとどっちが優先されて排除対象になるんでしょうかね?

[ジクロロメタン]
『常温では無色で、強く甘い芳香をもつ液体。非常に多くの種類の有機化合物を溶解する。また難燃性の有機化合物であることから、広範囲で溶媒や溶剤として利用されている。特に金属機械の油脂を洗浄する用途で多用されているが、環境負荷とヒトへの毒性の懸念からPRTR法により利用と廃棄が監視される物質でもある。』

『ヒトに対しては、皮膚または目に接触すると炎症を引き起こす場合があることが知られている。蒸気を大量に吸引すると麻酔作用を示し、中枢神経系を抑制する。慢性毒性として肝機能障害が知られている。ヒトへの発癌性は証明はされていないものの、動物実験では発癌性が示唆される IARC発がん性リスク評価で Group 2B に分類されている化合物である。』

(以上ジクロロメタンwikiより)


・とりあえず調べた主な会社のFAQなんかを下にリンクします


・UKトワイニング(How is tea decaffeinated?)
・USAトワイニング FAQ(Decaffeination Process: The Twinings Way)
・クリッパー(Decaffeination…the Clipper way)
・テイラーズ・オブ・ハロゲイト(Decaffeinated Breakfast)


5.しょうもない結論

結論は、UKのご庶民デカフェは有名どころはだいたいが有機溶剤抽出でしたね
クリッパーはさすがにCO2抽出。
テイラーズ・オブ・ハロゲイトは高いラインはCO2になっているが、ヨークシャーティー・デカフェについては明言なし
変なのはトワイニングで、UKは溶剤抽出でしかもジクロロメタン、USAはCO2抽出。
全般的に、USAはCO2抽出のデカフェを売っているプロダクツが多く、UKは少ない
なぜなら、デカフェwikiにもあるとおり、有機溶剤法は安価だからです
金が掛かるからケミカル法。UKは美味しくてコスパが良い紅茶の国です
超臨界二酸化炭素法は経費がかかるので、理念のあるメーカーでないと価格競争に負けるんでしょう

その安い紅茶に便乗してる私も、有機溶剤かぁ…と思うとミルクティーが美味しいような(笑)
だからといって、現在デカフェにはそんな経費かけられないし(大量消費中なので)
とにかくカフェインの副作用と天秤にかけて、いまんとこカフェインを排除したいな

酢酸エチルもジクロメも、沸点が低い(それぞれ77.1℃/40℃)から残留はしないらしいが、
そうでもないようなうわさもあるという煮え切らない状態
衝撃といえば衝撃だけど、じゃあこの情報でケミカル拒絶するかって聞かれたら
とりあえず体弱いからジクロメは勘弁って思う
消極的選択として、酢酸エチルなら仕方ない…でお茶濁すしかねぇな、いまのところ

食品添加物に不安を感じる方は、少々お値段が張るが、欧州基準では
クリッパー、クスミティー、USAトワイニング、テイラーズ・オブ・ハロゲイト、ディルマ
あたりがCO2法で脱カフェインしてます
テイラーズ・オブ・ハロゲイトでも、ヨークシャーティー・デカフェは、正規輸入してないんで怪しい。安いし



6.余談…

さて、調査中に面白いものを見つけた
「内閣府(経済企画庁)に対して、在日ドイツ商工会議所が出したクレーム」です(一部抜粋)

『ドイツからカフェイン抜きコーヒーを日本へ輸出しようとしたところ、コーヒーのカフェインを除去するために使用されている酢酸エチルは、食品添加物の使用基準上、香りつけの用途以外には認められていないことから、輸入できないものとなっている。しかし、酢酸エチルは、欧米においては安全な溶剤として使用されており、その性質に合わせたカフェイン除去技術も開発されている。酢酸エチル自体はもともと自然界に存在するもので、果実、野菜、ワインなどにも含まれており、その量はカフェイン除去後のコーヒー中に残留する量よりも多いことがある。』

『日本において科学的な根拠なくカフェイン除去目的での酢酸エチルの使用を認めないのは、日本へのカフェイン抜きコーヒーの輸入障壁である。したがって、厚生労働省に対して次の事項を求める

(1)食品添加物の使用基準を見直し、酢酸エチルを使用したカフェインレスコーヒーを日本に輸入できるようにして欲しい。
(2)酢酸エチルが食品添加物の使用基準上、香りつけの用途以外には認められていないことの科学的根拠を示して欲しい。』

平成12年12月13日

「改正はできるけど~まだ評価がなされてないから~」検討の方向 ①-ア
検討の方向①-アが何を示してるのかは不明
これに対する担当省である厚労省の答えは…平成12年からほったらかしかよ(笑)
ググっても文字化けしてキャッシュでしか見れないので、閲覧希望者は各自たどり着いてください

それに関して、コーヒーのサイトがあり、http://www.espresso.jp/gokai02.htm

『ちなみに日本では、食品衛生法の規定に基づき食品添加物等の規格基準が設定されており、これに適合しないものの輸入、販売等は禁止されています。つまり、有機溶剤を使ったデカフェのコーヒーはそもそも輸入禁止なのです。欧州各国の業者からは塩化メチレンや酢酸エチルを使用したデカフェについては認めて欲しい旨の要望が出されていますが、日本の役所の審査手続を踏むのはよほど煩雑なのか、申請にコストをかけると安さのメリットが失われてしまうのか、その後の話を聞きません。』

こんな感じだそうです


という事は、日本で公式に売ってるデカフェ紅茶はCO2法か、スイス式だということですね
つまり、クスミティのアールグレイ・デテインはケミカル法ではないんだな

日本のカフェインレス・デカフェ紅茶業界も、基準値がない中、増えてはきています
割高で、カフェイン残留基準値はバラバラですが、欧州基準に合わせてきてるショップもある

こんなサイトもあります

カフェインレスの紅茶(茶葉、リーフ) 通販一覧

あとは、ユーザーの価値観ですね
なににこだわり、なにを目的とするか…
一概にケミカルが悪いとは思いませんし

歯切れが悪いですが、今回は書きっぱなしで(笑)
書いてるうちにどうでもよくなってきた(←くたびれたんで多少デカフェのゲシュタルト崩壊気味)
記事が長すぎるわ!


※先日読者様から、UKテトレーにはFAQがないというご指摘を受けました
 FAQはあるんですが、デカフェの項目がないです
 記事を書くときに、間違ってUSAテトレーのFAQを見てました
 申しわけありません。
 従ってテトレーは、酢酸エチルではなく、ジクロロメタンの可能性のほうが高いです
                               
                                 (2013.1.31)