観光省翼下にあるマレーシアマイセカンドホームプログラム当局はごく最近、マレーシアマイセカンドホームプログラムに申請して新に参加を認められた2013年の5か月間の新規参加者数とこれまでの累計から成る統計を発表しました。
当ブログ記事で用いる数字は全て、観光省またはプログラム当局が発表する公式統計からの出典です。
注意とおことわり
2013年5月に観光省が発表した(そして当ブログがその時点で載せた)、2013年3か月間の新規参加者数に関する統計数字と、今回のプログラム当局が発表した統計数字の一部に違いがあります。
具体的には3月の新規参加者数において、今回の発表では日本や中国を含めてほとんどの国で数字が増えている、3月の参加者数合計も191人から278人に修正されている。
要するに、2013年3月の新規参加者数の統計に訂正が施されたと理解します。
【2013年1月から5月までの、マレーシアマイセカンドホームプログラムの新規参加者数】
新規参加者とは、マレーシアマイセカンドホームプログラム当局に参加の申請をして、承認が下りた人のことを言う。
日本
1月 78人、2月 42人、3月 59人、4月 59人、5月 48人、小計:286人
参考までに2012年の新規参加者数を月別に示します:
1月 42人、2月 83人、3月 99人、4月 49人、5月 47人、6月 69人、
7月 65人、8月 104人、9月 69人、10月84人、11月 70人、12月 35人、
詳しくは当ブログの2013年4月2日付け記事 『マレーシアマイセカンドホームプログラムの2012年新規参加者数 -日本は過去最高となる年間800人を超えた』をご覧ください。
日本は昨年同時期の5月まで合計 320人より34人少ない、減少率 11%である。
国別の新規参加者数
1位:中国 367人、 2位:日本 286人、3位:バングラデシュ:81人、4位:シンガポール 57人、 5位:英国 52人、
世界各国からの新規参加者数5か月間の合計 1200人、
参考として2012年5か月間の合計は 1321人、
【イントラアジアのコメントと分析】
A. 日本は今年5月までの計で対前年同期比 11%減となった。中国は逆に 56%増と大幅に増えている。そのため順位が入れ替わっている。
世界各国からの新規参加者数合計が、昨年同時期比で1割減少している中、中国だけの大幅増は際立つ。なおシンガポールも増えている。
B. 2013年5月までの合計では、中国と日本の2か国だけで全体の54%も占めている。2012年1年間合計では、この両国だけで全体の48%を占めたので、2013年5か月間の傾向は変わっていない、と言える。
C. プログラム開始の2002年から2012年までの新規参加者総累計でも、2012年単年度の新規参加者数においても、トップ3か国は中国と日本とバングラデシュです。今年5か月間の人数を比べてもこの傾向は変わっていないが、バングラデシュの参加者数は2桁数に落ちたので、中国と日本の両国による寡占化傾向を示している。
上記のトップ5か国に続いてトップ10に入る国の顔ぶれもほとんど変わっていません: 台湾、オーストラリア、韓国、パキスタン、イラン、
D. 2013年も年間新規参加者数トップ国の座を日本と中国が争うようですが、5か月間の傾向を見ると、中国の方が可能性は高そうですね。
日本:2011年 423人、2012年 816人、
中国:2011年 405人、2012年 731人、
E. 世界各国からの新規参加者数合計を見ると、2013年5月までの合計 1200人は2012年同時期の合計計 1321人より約10%減っている。
とはいえ10%程度の差なのでそれほど大きな違いではなく、今年が昨年と同じくらいの新規参加者になる可能性もありそうです。ただそれを決める最大要因は、中国と日本からの参加者数にかかっていますね。
当ブログでは、マレーシア当局が年に数回発表するマレーシアマイセカンドホームプログラム参加者数統計に合わせて、その時点での統計値と分析を記事にして掲載しています。
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