goo blog サービス終了のお知らせ 

マレーシア マイセカンドホーム  -シニア世代の海外ロングステイ-

マレーシアにロングステイする”マレーシアマイセカンドホームプログラム”の情報と解説のブログ。最新更新 2017年4月

2013年12月の新規参加者数が異常に多かった件に関する疑問がかなり解けた

2014年04月12日 | 参加者数の統計と解説

2014年3月20日付け記事 『改定:マレーシアマイセカンドホームプログラムの2013年の新規参加者数を分析 - 日本は 739人』で、2013年12月の新規参加者数が異常に多かった点を指摘しました。

一部を再録します:「一体全体マレーシアマイセカンドホームプログラム当局の内部で何らかの変化が起きたのだろうか? それとも2013年の申請審査全体を見直して一挙に参加者を増やしたのか? 中国人が12月にわずか1か月に400人もの集中申請をしたのだろうか? 加えて日本人も一挙に150人を超える集中申請をしたのだろうか?
各国からの承認参加者数合計も12月だけが他の月に比べて数倍となっており、飛び抜けて多い962人である。例年12月は他の月に比して極端に増えることは全くなく減ることさえある。」

この疑問を解くべく、イントラアジアはごく最近(4月上旬)プトゥラジャヤのマレーシアマイセカンドホームセンターを訪ねました。まず先に該当記事をご覧ください。

センターの窓口に座っている申請受付・応対係りではイントラアジアの質問に答えられなかったので、奥のオフィスから係官が出てきて別室で話を聞きました(会話は全てマレーシア語です)。

【12月に新規参加者数が異常に多かったことの理由説明と推察】

新規参加数において圧倒的多数を占める中国人が12月はとりわけ多いことが統計からわかるので、単刀直入にその理由を尋ねました。

係官の返答をまとめると、マレーシアの正規代理業者とつながりのある中国の代理業者らが中国人参加申請者を多量に送り込んできたことが1つの原因である。

そこで「そういう業者が、マレーシアマイセカンドホームプログラムの規則・条件が2014年から変更されるというような誤った情報を流したのではないだろうか?」というイントラアジアの問いかけに、その係官はかなり同意しました。

結局、中国の代理業者は当局(マレーシアマイセカンドホームセンターのこと)の定める規定や状況によく通じていないからこういう現象が起きたのだろう、という推測に落ち着きました。
係官は「マレーシアマイセカンドホームプログラムの規定・条件は変更されていません。2014年においてもこれまでの規定・条件と全く同じです。」と何度も言明していました。
確かに、マレーシアマイセカンドホーム当局のホームページに掲載されている規定と条件に変更点はありません。ただしセンター内部で行われる申請審査になんらかの変化があったとの推測もできそうです。

さて2013年12月は単に新規の申請者が多かっただけではなく、マレーシアマイセカンドホームプログラム当局側が、2013年の年間申請者中で”承認に至らなかった申請者”を救済したのではないだろうか? というIntraasiaの質問に対する係官の返答です:
まず観光省とマレーシアマイセカンドホームプログラム当局にはその年の目標値があることを係官は触れました。要するに大体何人の新規プログラム参加者数を確保するということなんでしょう。ただし言うまでもなく、具体的な数値は部外者には明らかにしてくれません。係官は救済という言葉は使いませんでしたが、再審査で承認されたという言い回しでした。

こういう当局側の立場があることもあり、(2014年に)申請して判断保留になったケースや申請不可となった申請者が不服として当局に再審査を訴えているケースを後日見直しすることがあるとのことです。つまりその判断見直しまたは再審査による”参加承認”が12月はかなり人数になったようです。具体的な数字はわからない。

この2つが、2013年12月の中国人新規参加者数の異常なる大きな数字の原因だとわかりました。係官は、昨年12月は非常に忙しかったと言ってました。まあ、1か月に通常時の数倍にもなる新規参加者数があったのですから、当然でしょうね。
なおマレーシアマイセカンドホームプログラムでは2次申請過程でImigresen イミグレセンが関与するので、マレーシアマイセカンドホームセンター”だけ”が新規参加者を承認する権限を持つわけではないことを忘れてはいけません。

日本人も他の月に比して異常に多かったのですが、これについては係官から特に説明はありませんでした(Intraasia はいろんな場において通常、日本人であると事前に自己紹介することはしない、相手が先入観を持つことを嫌うからです)。恐らく審査見直しまたは再審査の結果、”参加承認”となったケースもある程度あったことでしょう。中国人申請者のように、誤った情報に振り回されたことがあったかどうかはわかりません。
いずれにしろ、また聞き情報やプログラムをよく知らない代理業者の代理人の話といった、不正確な間接情報に惑わされないように、とIntraasia からアドバイスしておきます。

【最多数を占める中国人参加者の特徴の1つ】

ところで、参加者の年齢層について係官と話す中でわかったことです。
「英国人やオーストラリア人は引退した熟年層がほとんどではないですか?」 との質問には肯定返答がありました。やはり彼らはプログラム本来の対象である引退・定年した人たちが参加者のほとんどなんでしょう。イラン人もそういう層がほとんどとのことです。

係官の話では、中国人参加者にはそれほど年齢を重ねていない人たちが多い、つまり子供が学校へ通う子供を持つ年代層とのことです。具体的には50歳を少しだけ上回った層で、中学生以上の子供がいるケースです。そこでマレーシアで子供を学校に通わせることになるようです。マレーシアマイセカンドホームプログラムは50歳未満の参加者と50歳以上の参加者では申請条件が異なるため、50歳未満はずっと少ないとのこと。

【新規参加者の情報は国籍と人数だけが公表される】

日本人参加者層にはついてはわかりません。マレーシアマイセカンドホームプログラム当局は、新規参加者の年齢、申請時の職業、家族構成などといった統計は一切公表していないので、どの国の参加者についてであれ、きちんとした統計のないあくまでも大ざっぱな話になってしまいます。

日本人の新規参加者像において、プログラム初期頃と違って、引退・定年者層ではなく、なんらかの別の目的を持った熟年前世代が増えているかのような印象がありますが、この具体的な割合を統計数字としてつかむのは不可能です。

【観光省大臣が交替した結果、MM2Hプログラムの方針に変更があったのかはわからない】

観光省のトップは昨年、それまで何年もその座にあった大臣(華人)から別の大臣(マレー人)に替わりました。大臣交替によって観光省内部でマレーシアマイセカンドホームプログラムの方針に何らかの変更があった、その波及影響がマレーシアマイセカンドホームセンター(MM2H)内部にも及んだ、といったようなことは、マスコミで公表されない限り、その真偽も含めて外部の者にはまずわかりません。
ただ一般にマレーシアでは、ある省庁の大臣が交替すれば、その省のいくつかの方針が変わるまたは修正されることは珍しくありません。

そこで、あくまでもマレーシアマイセカンドホームプログラム当局が公表している規定と条件に基づいて分析することになる。さらに実際の参加承認人数や承認状況から読み取る及びマレーシアマイセカンドホームセンター職員・観光省役人との会話・返答から推測を加える、ということになる。


クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載、 シリーズ第6回

2014年03月27日 | マレーシアの住居知識と情報

これまで『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載』を既に第1回から第5回まで掲載しました。

初めてご覧になる方は、まず始めに2013年2月19日付け記事-『クアラルンプール圏及びペナン島の住宅写真と地図の連載を始めました』をご覧ください。当ブログページ左側にあるカテゴリーの中から ”マレーシアの住居知識と情報”をクリックすると見つけやすいですよ。

【Picasa ウエブアルバムの閲覧にあたって】

閲覧のための説明です:

  • 当ブログの記事内にPicasa ウエブアルバムの都市写真シリーズへのリンクを示します。
  • そのタイトル(写真と地図、シリーズ何回)をクリックすると別ページで開きます。
  • Picasaのメンバーに登録していなくても、もちろん閲覧できる。
  • 写真を1枚づつクリックすると、その地理位置がGoogle 地図でわかる。
  • 地図は閲覧者が拡大したり位置を移動することができますので、読者の見やすい形でご覧になれます。
  • 写真をスライドショーにして連続してみることもできる。
  • 全ての写真には短い説明を付けました。
  • 詳しいことは、ウエブ上で Picasa のヘルプをクリックして知ることもできる。

 『クアラルンプール圏の住宅写真と地図の連載シリーズ』は閲覧だけなら特に細かな Picasa操作知識は要りませんので、誰でも容易に閲覧できます。

注意点

  1. Picasa ウエブアルバムでは閲覧者のOSまたはブラウザーの種類を判断して、自動的にカタカナが一部表示される仕組みになっている。これは非常におせっかいな機能です。カタカナ読みは間違いが多いので一切無視してください。(おそらく何語であれ一律に英語読みするプログラムになっていることから、マレーシアにおける発音とかけ離れている)
  2. Goole マップは決して最新地図情報を示していません。クアラルンプール圏だけを見ても比較的最近の情報と思える地域部分もあれば、5年以上前ではなかろうかと思えるような地域部分も一杯あります。ペナン島も同様です。最近の新興開発地・施設はほとんど表示されていないと考えておいた方が無難です。

この点を踏まえた上で、Googleマップは大いに有用な場所知識を与えてくれます。

【クアラルンプール圏の住宅写真と地図、 シリーズ第6回】

クアラルンプール圏の住宅写真と地図 - シリーズ第6回


【イントラアジアのひとこと】

クアラルンプール圏に限りませんが、住宅写真と地図 シリーズで掲載している写真は全て、イントラアジアが公共交通機関のバス、電車を使って移動し、徒歩で歩き回って撮影した写真です。
自家用車やタクシーに乗らないと行けないような撮影場所はありません。つまり一部の遠景ズーム写真を除いて、被写体になっている住居や目印のショッピングセンターなどは全て、徒歩、バス、電車で到達できます。

【 Intraasia から2016年8月末のお知らせ】
Google が Picasa ウェブ アルバム利用者に次のようなお知らせ(抜粋)を送ってきました。
2016 年 5 月 1 日をもって、Picasa ウェブ アルバムはサービスを終了します。
ご利用いただけなくなるリンク
・ウェブサイトに埋め込まれたスライドショー。
・ウェブサイトに埋め込まれた Picasa ウェブ アルバムのアルバムや写真

Picasa ウェブ アルバムのサービス終了後は、以下の機能をご利用ください。
・あらゆるアルバムやメタデータはアルバム アーカイブからご覧いただけます。

ということで、当ブログで掲載している『クアラルンプール圏/ ペナン島の住宅写真と地図の連載シリーズ』でリンクしている Picasa ウェブ アルバム は全て無効となりました。写真の説明、Googleマップ上への位置表示などのデータは全て抹消されたようで、もう見ることができません。

唯一残されたデータは、アルバム アーカイブに自動移行された住宅の写真だけです。つまり『住宅写真と地図の連載シリーズ』における情報は全ての住宅写真が閲覧できるが、説明もマップもありません。

 Picasa ウェブ アルバムは何年か前に、Googleが買収して翼下に収めました。その数年後 Googleは廃止を決めた。Web サービスの存廃や変更は頻繁であることが知られているように、提供元企業の恣意的判断下にあるということを示す一例ですね。


改定:マレーシアマイセカンドホームプログラムの2013年の新規参加者数を分析 - 日本は 739人

2014年03月20日 | 参加者数の統計と解説

マレーシアマイセカンドホームプログラム当局は最近、マレーシアマイセカンドホームプログラムに参加を認められた2013年の新規参加者数と国別トップ10など及びこれまでの累計から成る、プログラム参加者数統計を修正発表しました。そこで当記事では内容を改定し、同時に掲載日(最初の掲載は2月10日付け)も3月20日に変更しました。

マレーシアマイセカンドホームプログラム当局のホームページは今年になって全面刷新が行われたので、以前より良くなりました。ただそれでもまだ不注意な点があることを強く感じる、とりわけ参加者統計の数字です。例えばこの記事を最初に掲載した時点(2月10日)及び数字を修正した時点(3月20日)でも、統計ページの最終更新が 2013年12月18日と表示されているが、月毎の参加者数表で12月分が最近大幅に修正されたので、この日付は全く当てにならない。

追記のおことわり
プログラム当局は2013年12月の参加者数をいつかははっきりわからないが、2014年3月に入ってからか?、大幅に修正した。このためイントラアジアが当記事を最初に掲載した時点で参照した数字とかなり食い違うことになってしまった。12月分を修正したので年間の合計も当然変わった。

そこで統計数字をプログラム当局の修正統計に合わせるべく、3月20日に改定しました。
2013年12月分の各国の参加者数は当初の数字と比べるとかなり変化している、とりわけ中国は1か月で399人、日本が153人という驚異的な数字に修正されている。

一体全体マレーシアマイセカンドホームプログラム当局の内部で何らかの変化が起きたのだろうか? それとも2013年の申請審査全体を見直して一挙に参加者を増やしたのか? 中国人が12月にわずか1か月に400人もの集中申請をしたのだろうか? 加えて日本人も一挙に150人を超える集中申請をしたのだろうか?
各国からの承認参加者数合計も12月だけが他の月に比べて数倍となっており、飛び抜けて多い962人である。例年12月は他の月に比して極端に増えることは全くなく減ることさえある。

プログラム当局が今回、統計数字をこれほど大きく修正をした背景は何だろう? 単なる記載ミスとは思われない。今回の統計数字の大幅修正には不自然さと奇妙な点を感じざるを得ません。

注記:当記事で用いる数字は全て、観光省翼下のマレーシアマイセカンドホームプログラム当局または観光省がそれぞれの公式サイトで発表する公式統計からの出典です。 また当ブログで詳細に説明しているプログラム参加の条件と規則は、全てマレーシアマイセカンドホームプログラム公式サイトの基準ページである英語ページまたはプログラム当局が発行している英語文書類またはマレーシアマイセカンドホームセンター職員による口頭説明を基にしています(他の言語による翻訳ページ、日本語の二次情報などは一切関知しません)。

マレーシアマイセカンドホームプログラムにおける2013年の特徴 

  • 中国からの参加者数がなんと1千人をはるかに超え、他国を完全に圧倒した。
  • 日本人の参加者数は2012年より多少減少した。
  • 世界各国からの参加者総数が対前年比でまずまずの増加をした。


【マレーシアマイセカンドホームプログラムの参加者数統計のデータと内容-2013年版】

新規参加者とは、マレーシアマイセカンドホームプログラム当局に参加の申請をして、承認が下りた人のことを言う。

A. 世界中からの1年間の新規参加者総数 -年別統計
2002年:818人、2003年:1645人、2004年:1917人、2005年:2615人、2006年:1729人、
2007年:1503人、2008年:1512人、2009年:1578人、2010年:1499人、2011年:2387人、
2012年:3227人、2013年:3675人、
従って2013年は対前年比で約 14%の増加となる。

B. 国別の2013年の新規参加者数
1位:中国 1337人、 2位:日本 739人、3位:バングラデシュ:285人、4位:台湾 151人、 5位:英国 148人、
6位:シンガポール 145人。 7位:韓国 101人、 ここまでは3桁数の参加者数。
8位がオーストラリアで77人、それ以下はごく少ない人数です。

C. 日本の2013年の新規参加者数 -月別統計
1月 78人、2月 42人、3月 59人、4月 59人、5月 48人、6月 47人
7月 44人、8月 58人、9月 68人、10月 70人、11月 13人、12月 153人、合計:739人
参考:日本の新規参加者数の推移
2002年:49人、2003年:99人、2004年:42人、2005年:87人、2006年:157人、2007年:198人、
2008年:210人、2009年:169人、2010年:195人、2011年:423人、2012年:816人、2013年:739人

従って2013年の参加者数は、2012年の 816人より77人少なく、減少率 10%である。これは上記に示した2013年の全世界からの新規参加者数における増加率 14%の下ではやや目立つ減少と言えるかもしれないが、実人数は十分多い。

D. 日本と中国の新規参加者数の比較 -カッコ内は対前年の増減率
日本:2010年 195人、2011年 423人(117%)、2012年 816人(93%)、2013年 739人(-10%)、
中国:2010年 154人、2011年 405人(163%)、2012年 731人(80%)、2013年 1,337人(83%)
参考:12年間の累計では、中国が4,925人、日本が3,184人となる。世界中からの累計は 24,105人。

ここ数年は日本と中国が年間新規参加者数トップ国の座を争ってきた。しかし2013年は座を争ったとはとても言えないほど、中国は倍近い圧倒的な差をつけてトップになった。

E. 全世界からの新規参加者数を大陸別に比較
アジアが占める割合は、2013年:3675人中の86%、2012年:3227人中の84.5%、2011年:2387人中の80.6%、 2010年:1499人中の70%、

【イントラアジアの分析とコメント】

1. 2013年の新規参加者数を対前年比でみると、日本は 10%減となった。一方中国は 83%増と大幅に増えている。
2013年は中国が1位、日本が2位という順位が1月から12月までずっと続いた。

2. 世界各国からの新規参加者数合計が、2012年比で 14%増加している中、中国だけが突出して大幅に増えている現象は際立つ。中国は 12月に399人という驚異的な数を記録した。この人数は異常と呼ぶしかない多さだ。
世界の国の中には対前年比で増加している国が数少なくある、例えばシンガポールと台湾。ただ両国とも2012年の年間参加者は2桁数であったので、増加率が大きく示されても実人数が大きく増えたわけではない。

3. プログラム開始の2002年から2013年までの新規参加者数累計でも、2013年単年度の新規参加者数においても、トップ3か国は中国と日本とバングラデシュです。ただバングラデシュが2013年は対前年比27%減と大きく参加者数を減らしたことから、2013年は中国と日本の新規参加者数の多さがより際立っている。

4. 2013年の新規参加者数において、中国と日本の2か国だけで全体の 56%も占めている:中国が36.4%、日本が20%。
この両国が新規参加者総数に占める比率を見ると、2012年1年間では 48%を占めたので、2013年はその傾向をより強めた。中国と日本の両国によるプログラム参加者寡占化が進んでいると言える。
なお過去の特異な現象として2005年の例があり、バングラデシュと中国で全体の52%を占めた。

中国と日本の両国による寡占化が進んでいる要因として、2011年は4位、2012年は2位から大差の3位であったバングラデシュが、2013年は順位自体は3位のままだが大きく新規参加者数を減らしたことがあげられる。

5. 2013年は、中国1か国の新規参加者数が世界中からの新規参加者総数の3分の1さえ超えている。1年間に1か国が占める割合が 36.4%というこの数字は過去最高であろう。

実はプログラム開始の初期にも似たような現象が起きた。2003年に中国1か国で全体の32%を占め、2005年にバングラデシュ1か国で全体の33%を占めた。恐らくそういう現象が生まれた背景をプログラム当局は精査したのであろう、申請参加条件をその後改定した、つまりより厳しいものにした。

2014年の現在はマレーシアマイセカンドホームプログラムに関する政府と観光省の捉え方と目指すところは10年位前の頃とは幾分違うだろうが、マレーシアマイセカンドホームプログラムのあるべき観点から捉えたら、単年度においてある1か国がこれほど大きな比率を占めるのは、決して好ましい現象とは思えない。これは中国だからではなく、仮に日本が35%占めたとしても、イントラアジアの観点は同じです。

このことは、2013年12月1日付け記事 『マレーシアマイセカンドホームプログラムの変節と参加条件の改正を考察する』 である程度言及しましたのでご覧ください。

6.新規参加者の86%はアジアの国々からということは、マレーシアマイセカンドホームプログラムはアジア人で支えていると見なしても言い過ぎではないでしょう。
2002年から2013年までの全世界からの参加者数累計(24,105人)において、トップ10か国中非アジア国は英国のみであり、その割合は全体の8.6%です。

マレーシア政府と観光省は、マレーシアマイセカンドホームプログラムの対象の広がりによく言及していますが、現実はアジアの国々からの参加者がプログラムを独占し、同時にプログラムはアジアの国々で持っている。


マレーシアの中高級住宅不動産市場を眺める目 -いろんな不動産ニュースと国民の所得統計情報を基にして

2014年03月02日 | マレーシアの住宅不動産ニュース

経済は生き物ですから、不動産業界ももちろん景気の影響を受け、さらに業界特有のいくつかの要因によって昇り調子と降り調子を繰り返していることは、皆さんもご存じのことです。マレーシアの不動産業界も当然この例外ではありません。

そこで日本で伝えられる日本語で発信されている二次ニュース、代理業者の観点から捉えた情報、だけしか目にされない方が多いようですから、そういう方たちは、生き物としてのマレーシア不動産界の動向を知る機会がごく少ないことになります。

もとよりIntraasia としてもあらゆる情報を知ることにはなりませんし、例え知ることができたとしても正確な状況把握と絶対確実な予想は無理であることは言うまでもありません。これは不動産専門家であっても程度の差はあるが同じことでしょう。
そういう前提の下でIntraasia は、恐らく日本人読者の方が眼にされることは少ないであろう、というニュースをより注視しています。

当ブログでは『マレーシアの住宅不動産ニュース』カテゴリーで住宅不動産業界のニュースを載せてきました。そしてもう少し具体的には、『マレーシアの住居知識と情報』カテゴリーで様々な情報を載せ且つ解説しています。

さて毎週多くの住宅不動産ニュースが現れる中で、2014年は2013年とはいささか異なった調子のニュースが目立つようになりました。その中から、当ブログの『マレーシアの住宅不動産ニュース』と『マレーシアの住居知識と情報』で以前載せた記事に関連するニュースを選んで、今回の記事としました。下記の2つの記事は2014年2月中旬にマレーシアマスコミに載った記事の抜粋です。

【ジョーホール州は住宅不動産の供給過剰になるかもしれない】  

ジョーホール州の不動産市場、とりわけ(開発特区である)Iskandar Malaysiaでは住宅供給があまりにも急に且つ大量に提供される例になるかもしれません。
不動産プロジェクトの開始と高価格が普通のことになっているジョーホール州では赤い旗が掲げられている。中国の(複数の)デベロッパーによる絨毯的建設を含めて、新規プロジェクト開始のペースが、維持できるであろうよりも多い数の住宅数を伴って市場を溢れさせています。

ジョーホール州不動産と住宅デベロッパー協会の議長は語る、「我々は中国などからの外国デベロッパーを歓迎します。しか不動産市場に住宅を大量に供給して氾濫させることは不動産の過剰を生み出すことになりかねない。」

(公的な機関である)全国不動産情報センターの発表する最新データが次のように示している:ジョーホール州で近い将来建設される新住宅の数は、州の現有戸数である70万2千戸の実に42%にもあたる。
ジョーホール州の市場がちょっとした困難に見舞われている時に、州内では完成間近い30万戸が建設中であるかまたは計画段階にある。

全国不動産情報センターのデーターはさらに示す: ジョーホール州では2013年の第3四半期において 116,859戸の住宅は既に建設が始まった、また162,579戸はまだ建設が始まっていない、さらに 16,168 戸は建築許可が既に出されている。

アナリストは次のように分析する: 州での新たな住宅供給には Iskandar Waterfront Holdings Bhdが売出し開始するプロジェクト分は含まれていない。そのプロジェクトのおかげで新たな供給数は4千戸を超え、2017年までは供給数が高い数にあることが予想される。

新規住宅の供給はジョーホール州で高騰する住宅価格に抑えが利かないかのようです。 新規プロジェクト開始分における価格は、より名声の確立しているクアラルンプール圏で販売されているのと大よそ同じくらいか、それよりも高い値がついている。 住宅の新規供給とその高価格はジョーホール州の住宅価格に明らかに影響を及ぼしている。

ジョーホール州不動産における平均的住宅価格はこの5年間で45%ほども上がった結果、2009年の RM136,034から2012年には RM197,147になった。比較のために見ると、マレーシア国内の平均住宅価格はこの5年間で30%上昇して、RM 248,515になった。

リサーチ会社の Hwang-DBS Vickers Researchは記している:「最近ジョーホール州の Nusajaya, Medini, Danga Bay, Johor Baruで開始された新規プロジェクトでの住宅価格帯は平方フィートあたり RM 600から 1000です(平米あたり約RM 6600-11000)。中でも最高級ユニットは平方フィートあたりRM 1500(平米あたり約 RM 16600)になる。」
「ジョーホール州の住宅が供給過剰になることを想定すれば、中国を基盤とした複数デベロッパーが最近開始したすごい戸数の住宅売出しは憂慮感を起こしています。」

参入してきた中国基盤のデベロッパー Country Garden Holdings Co Ltd.は一挙に9千戸のアパートの新規売出しを始めたことで、多くの人を驚かせました。このため、それがジョーホール州の市場にどんな影響を及ぼしていくかを、マレーシアのデベロッパーに注意深く見守らせることとなった。

ジョーホール州不動産と住宅デベロッパー協会の議長は確信する、「外国デベロッパーが開発プロジェクトで自由裁量を与えられていると、このような多量で大規模な新規売出しは、不動産バブルを引き起こしかねません。」
「ジョーホール州不動産と住宅デベロッパー協会は、ジョーホール州政府が規制を設けることを期待しています、その規制とは市場の需要に見合うように、1年間に建築する戸数の数に制限を設けることです。」 と議長は語る。

上記のHwang-DBS Vickers Research は表明する、「中国デベロッパーの Country Gardenがジョーホールバルの Danga Bay地区だけで一挙に9千戸も新規に売り出すのは過剰を生み出すことになりかねない、もっとも今後3年から4年は建設資材と建設労働者に余裕がないことを考えれば、(その住宅を)完成させて引き渡すことは困難なことであるだろうが。」

アナリストたちは次のように心配する:「こういうデベロッパーは中国におけるゴーストタウンを再現してしまうでのはないだろうか、もし Iskandar Malaysiaで建築過剰が起これば、それは中期的に現実の不動産市場全体に弊害をもたらすことになる。」

しかしながら、不動産専門家の中には、もし(複数の)外国デベロッパーがマレーシア人購入者だけを対象にするよりもむしろ外国人購入者を引き付ければ、更なる供給は問題とはならないだろう、と考える人もいます。

中国デベロッパーCountry Gardenは、マレーシアにおける初プロジェクトとしての Danga Bayプロジェクトでは2013年8月に開始した売り出しで、総戸数の約70%を見事販売しました。その中国デベロッパーCountry Garden は当新聞社の質問に電子メールで次のように返答してきました、「その内の約3千戸はマレーシア人が購入しました。」 「一方外国人購入者においてはシンガポール人が50%、中国人が45%を占めた。」 「売り出した戸数の多くが1か月以内に売れました。」
以上


【クアラルンプール圏で入手可能な住宅】  

クアラルンプール圏で住宅を購入するには世帯の平均月収がRM 14,580 必要であることが、最近の調査で分かりました。
この調査は、Sime Darby Property Bhd がマラヤ大学構築環境学部と共同で行いました。その際には現在の世帯消費傾向と、住宅価格と住宅ローン金利を考慮に入れました。

調査で分かったこと
・購入者の一部層は、戦略的な地区に興味を持っており、その人たちの世帯月収の56倍にもなる価格の住宅を手に入れることができる。
・この層の人たちはまたその世帯収入の最高26%までを住宅ローン支払いに回すことができる。
・そこでは、価格的に入手できるだけでなく価値が上がっていく可能性を持っていると考えられる、クアラルンプール圏の戦略的地区を特定している。そういう地区: Nilai, Denai Alam, Bukit Jelutong、 Bukit Subang などです。

調査報告書には次のように書かれている: クアラルンプール圏の選ばれた複数地区の住宅は、2軒目の住宅に投資しようと考えている住宅所有者には依然として入手可能である。

都市福祉と住宅と地方自治体省大臣は”住宅と収入指標”のお披露目式で語る、「”住宅と収入指標”及び主な調査結果を我が省で再検討しています。 我々はこれらの情報は価値あるものだと捉えている。なぜなら政策立案者とデベロッパーが一致協力しながら、入手しやすいだけでなく価値が上がっていく住宅をさらに建てていくことに役立つからです。」

この調査を行った Sime Darby Property Bhd は述べる、「調査結果からわかったことを基にすると、クアラルンプール圏で計画中の住宅プロジェクトの 68%は入手可能な範疇にある。」

”住宅と収入指標”は住宅オーナー像を、とりわけ住宅購入に関して世帯収入と支出パターンを、より良く知ろうという狙いで開発されました。
この調査では 1529人の返答者があり、その内1183人が自宅所有者です。その人たちの居住地は次の12地区です(注:全てクアラルンプール圏): Bukit Jelutong, Denai Alam, Bukit Subang, Bandar Bukit Raja, Subang Jaya, USJ, Putra Heights, Ara Damansara, Mont Kiara, Melawati, Kajang 、Nilai.

返答者 1529人のプロフィール
・民族: (マレー人主体の)ブミプトラ 68%、華人 30%、 その他 2%
・年齢層: 31歳から40歳 35%、 41歳から50歳 31%、51歳から60歳 18%、21歳から30歳 12%、その他
・性別:男性 73%、女性 27%
・職業別:民間で被雇用 59%、 自営・個人業 20%、公務員 14%、その他
・支出区分:運輸交通費 16%、食費 15%、住宅ローン支払い 14%、その他のローン 15%、子どもと教育費 7%、預金 12%、その他

報告書のデータから:上記の12地区において、その地区で住宅を購入するに必要な最低限の世帯月収
最も低い地区: Melawati RM 9,360、 次いで Nilai RM 9,430, Bukit Subang RM 9,670.
最も高い地区: Mont Kiara  RM 200,160、次いで Bukit Jelutong RM 17,310, Subang Jaya RM 15,660.
以上

直上の記事では、調査対象者がほぼ中流層に限られています。クアラルンプール圏の住民の皆がこういう範疇に入るなんてことはありえません。
そこで2013年後半と2014年1月初旬にマレーシアマスコミに載った記事から抜粋して次に載せますから、国民の所得実態を知る手掛かりになります。

【世帯の平均月間収入を調査した統計から】

統計庁は2012年に世帯収入調査を行いました。調査にあたって全国の4万4千世帯を訪問したとのことです
その調査では、世帯の平均月間収入はRM 5000でした。2009年の平均月間収入はRM 4025でした。

全国の世帯平均月収: 2009年 RM 4025、 2012年 RM 5000、 年率 7.2%増
都市部の世帯平均月収: 2009年 RM 4705、 2012年 RM 5742、 年率 6.6%増
田舎部の世帯平均月収: 2009年 RM 2545、 2012年 RM 3080、 年率 6.4%増

またこれとは別の記事で発表された、首相府直下にある経済計画部の統計から示します。全国及び主な高所得地域における世帯の平均月収の推移

1995年: 全国 RM 2020、 KL RM 3371、ジョーホール州 RM 2138、ペナン州 RM 2225、
1999年: 全国 RM 2472、 KL RM 4105、ジョーホール州 RM 2647、ペナン州 RM 3128、
2004年: 全国 RM 3249、 KL RM 5011、ジョーホール州 RM 3076、ペナン州 RM 3531、
2007年: 全国 RM 3686、 KL RM 5322、ジョーホール州 RM 3457、ペナン州 RM 4004、
2012年: 全国 RM 5000、 KL RM 8586、ジョーホール州 RM 4658、ペナン州 RM 5055、

【イントラアジアのコメント】

いつも主張することです、平均値は実態を見えにくくします。本来は中央値を用いるべきだと思う。 中央値を取れば、上記各項目で平均値より下の値になるはずです。 

それはとして、1999年から2012年までの13年間で全国平均がほぼ倍増していますね。ごく一部の年を除いて、毎年所得が上昇する傾向にある、中進国マレーシアらしいところです。
 単身世帯数は少ないので、世帯員の合計収入にすればかなりの額になる。月収RM 5千あれば都会暮らしでも一応中流生活ができます。 クアラルンプールの2012年の値がずば抜けて高いのが注目される。なおクアラルンプールを取り巻くスランゴール州ではKLの平均より2割程度少ない。

ジョーホール州の世帯平均月収から判断すれば、上段の記事【ジョーホール州は住宅不動産の供給過剰になるかもしれない】で言及されているような、高級住宅を購入できる層はかなり限られていることがお分かりになるでしょう。

Iskandar Malaysia内で建築された及び建てられる高級な新規住宅は、相当割合を外国人投資者・投機者に依存せざるを得ない。仮にそのほとんどを外国人投資者・投機者が購入したとしても、実際に彼らがそういう住宅に住むわけではないから、賃借者を見つけなければならない。ではIskandar Malaysia内で高級住宅を賃借できる人たち、マレーシア人であれ外国人であれ、がごく近い将来十分増加していくのであろうか、という疑問が湧いてきます。

もう1つ2014年1月にマレーシアマスコミに載った記事から抜粋して紹介します。

【マレーシア国民間にある貧富の差が拡大している】

貧富間の差を見たとき、マレーシアはアジアでその深刻度が高い国の1つです。 例えばマレーシアのジニ係数は、世界銀行の統計で2009年が 0.462です。 なおマレーシア官庁の出している数字では 0.441になる。

Intraasia 注:ジニ係数の説明をネットや書籍で探せば、所得・資産分配の不平等度さを示す指標の一つという説明が載っている。係数は0と1の間の値をとり、値が1に近づくほど不平等度が高くなる。例えばある国において1人の国王だけに莫大な所得があり、国民の誰もが所得なしの場合の係数は1、一方ある国において国民各人の所得が全て等しいという場合の係数は0となる。もちろん係数1と0は単なる理論値です。
参考までに日本のジニ係数は「OECD諸国 2008年の統計」によれば、0.321と書籍に書いてあった。

次はアジア開発銀行の調査からです: マレーシアの貧困人口の比率は、1990年の10%から 5%を下回るまでになった、2004年には5.7%、2009年には3.8%。 ただし都市部と田舎部での貧困比率を比較すると悪化しており、その差は4.9倍にもなる (下記の統計を参照)

マレーシアの平均月間世帯収入を3つの階層別に比較
1980年: 下位40%世帯 RM 377、 中位40% RM 1016、 上位20% RM 3354
2008年: 下位40%世帯 RM 1222、 中位40% RM 2957、 上位20% RM 8157

マレーシアの貧困水準以下の人口割合 -2009年時点
全体の3.8%になる、 その内で都市部では1.7%の比率、田舎部では8.4%の比率です。
参考:2010年のタイでは、 全体の7.8%が貧困水準以下であり、都市部では3%、田舎部では10.4%の比率になる

【イントラアジアのコメント】

このような記事もよく読んでいれば、上の記事中の記述である「クアラルンプール圏で住宅を購入するには世帯の平均月収がRM 14,580 必要であることが、最近の調査で分かりました。」 という部分をどう捉えればいいかがわかってきます。


国が推進する医療ツーリズム下で認証された、私立の病院を紹介します

2014年01月27日 | マレーシア生活の案内と知識

マレーシアはいわゆる医療ツーリズム(medical/health tourism)を重要な政策の1つとして推進しています。公式サイト:www.medicaltourism.com.my

そこで保健省の指針に沿って設立され省の監督を受ける公的機関として、マレーシア医療旅行協議会(略称MHTC)があります。このマレーシア医療旅行協議会が、医療ツーリズムに関する様々なことを一手に行っています。

マレーシア医療旅行協議会には、多くの中大型私立病院または専門医療機関が登録しています。登録するには保健省の認証が必要であり、2年毎に更新されるとのことです。
登録するための必要条件・基準などはマレーシア医療旅行協議会(MHTC)の公式サイトに載っている:www.mhtc.org.my  このため、私立の病院・専門医療機関の内で条件と基準を満たした病院と専門医療機関だけが登録できる仕組みです。

さて、マレーシアにおける医療と私立病院・医療機関を案内する、マレーシア発行の "Healthcare Malaysia" というA4サイズ雑誌形式の英文書籍があります。
 この本は2010年から毎年1回編集発行されているようであり、マレーシア医療旅行協議会(MHTC)が直接出版しているわけではないが、監修していることは明らかです。いわばマレーシアの医療ツーリズムを紹介し案内する、半オフィシャル本のような体裁です。

"Healthcare Malaysia"は一般書店で販売されておらず、マレーシア医療旅行協議会(MHTC)などが配布しているようです。
イントラアジアはマレーシア医療旅行協議会(MHTC)が参加する展示会で2012年版を、クアラルンプール国際空港内に設けてあるマレーシア医療旅行協議会(MHTC)の案内所で2013年版を入手しました。

今回のブログ記事では、この"Healthcare Malaysia"2013年版に載っている、マレーシア医療旅行協議会(MHTC)認証の病院を以下に紹介します。そこに掲載されている病院から9割程度を選んで、その名称と住所とベッド数を引用しました。ただし本には各病院の特徴と案内及び診療科目一覧情報も載っていますが、これは相当なる文量なので訳すことは省略し、またサバ州とサラワク州の病院及びごく一部の病院は除外しました。

注記:マレーシアは英国英語を採用しているので、名詞などの綴りは全て British English 式となる。以下の掲載は基本的にはABC順です。

マレーシア医療旅行協議会(MHTC)認証の私立の病院と専門医療機関の紹介

【クアラルンプール及びスランゴール州】

ANOC Nueroscience and Orthopaedic Centre
クアラルンプール、Jalan Maarof Bangsar. 外来患者専門と推測される。MHTC認証

Ara Damansara Medical Centre
スランゴール州、Shah Alam. ベッド数 220. MHTC認証
2012年オープンの総合病院

Assunta Hospital
スランゴール州、Petaling Jaya. ベッド数344. MHTC認証
約60年の歴史を持つ由緒ある総合病院

Beacon International Specialist Centre
スランゴール州、Petaling Jaya. ベッド数49. MHTC認証
ガン治療が主体。

Columbia Asia Hospital -Bukit Rimau
スランゴール州、Shah Alam. ベッド数82. MHTC認証

Damai Service Hospital
クアラルンプール、Jalan Ipoh. ベッド数60. MHTC認証

DEMC Specialist Hospital
スランゴール州、Shah Alam. ベッド数130. MHTC認証

Gleneagles Kuala Lumpur
クアラルンプール、Jalan Ampang. ベッド数315. MHTC認証

HSC Mediccal Centre
クアラルンプール、Jalan Ampang. ベッド数17. MHTC認証
心臓病が主体。

International Specialist Eye Centre
クアラルンプール、Mid Valley City. ベッド数6. MHTC認証
眼科専門。

KPJ Ampang Puteri Specialist Hospital
スランゴール州、Ampang. ベッド数220. MHTC認証

KPJ Damansara Specialist Hospital
スランゴール州、 Petaling Jaya. ベッド数250。MHTC認証
KPJ Healthcare はマレーシアで最大の医療機関グループです。

KPJ Klang Specialist Hospital
スランゴール州、Klang. ベッド数220. MHTC認証

KPJ Selangor Specialist Hospital
スランゴール州、Sha Alam. ベッド数169. MHTC認証

KPJ Tawakkal Specialist Hospital
クアラルンプール、Jln Pahang. ベッド数200.  MHTC認証

Pantai Hospital Cheras
クアラルンプール、Taman Ceras Makmur. ベッド数143. MHTC認証

Pantai Hospital Kuala Lumpur
クアラルンプール、Jln Bukit Pantai. ベッド数332. MHTC認証
1974年創立

Prince Court Medical Centre
クアラルンプール、Jalan Kia Peng. ベッド数277. MHTC認証
マレーシアの準国営石油産業企業であるPetronasの翼下にある病院。2007年創立。

Sentosa Medical Centre
クアラルンプール、Jalan Chemor. ベッド数201. MHTC認証
Titiwangsa駅から至近距離

Sri Kota Specialist Medical Centre
スランゴール州、Klang, ベッド数232. MHTC認証

Subang Jaya Medical Centre (旧名Sime Darby Medical Centre Subang Jaya)
スランゴール州、 Subang Jaya. ベッド数393. MHTC認証
首都圏で最大級の私立病院。日本人患者も少なくないとのこと。

Sunway Medical Centre
スランゴール州、 Petaling Jaya. ベッド数350。MHTC認証
Bandar Sunway にある大総合病院。

Taman Desa Medical Centre
クアラルンプール、Taman Desa. ベッド数128. MHTC認証
1997年創立。

Tropicana Medical Centre
スランゴール州、Petaling Jaya, Kota Damansara.ベッド数139. MHTC認証

Tung Shin Hospital (同善病院)
クアラルンプール、Jalan Pudu. ベッド数238. MHTC認証
100年以上の歴史を持つ由緒ある病院。 一般的な西洋医療とは別個に中医専門の病院が同じ敷地内にある。

【ペナン州】

Gleneagles  Penang
ジョージタウン、Jalan Pangkor. ベッド数227. MHTC認証

Island Hospital
ジョージタウン、Jalan Macalister. ベッド数300. MHTC認証

KPJ Penang Specialist Hospital
Bukit Mertajam.  ベッド数168. MHTC認証

Lam Wah Ee Hospital
ジョージタウン、Jalan Tan Sri Teh Ewe Lim. ベッド数514. MHTC認証
1983年創立

Loh Guan Lye Specialists Centre
ジョージタウン、Jalan Macalister. ベッド数 273. MHTC認証
1975年創立。

Mount Miriam Cancer Hospital
Jalan Bulan, Tanjong Bunga.  ベッド数 40. MHTC認証

Pantai Hospital Penang
Jalan Tengah, Bayan Lepas. ベッド数 200. MHTC認証
1997年創立

Penang Adventist Hospital
Jalan Burma, ジョージタウン。ベッド数 211. MHTC認証
国際Adventists ネットワークの病院、創立は1924年。

【パハン州】

Darul Makmur Medical Centre
Kuantan,  ベッド数123. MHTC認証

【ペラ州】

Hospital Fatimah
Ipoh,  Ipoh Garden. ベッド数239. MHTC認証

KPJ Ipoh Specialist Hospital
Ipoh, ベッド数275. MHTC認証
KPJ Healthcareグループの総合病院。

Pantai Hospital Ipoh。
Ipoh, Jalan Tambun. ベッド数180. MHTC認証

【マラッカ州】

Mahkota Medical Centre
マラッカ。 ベッド数288. MHTC認証
1994年創立。

Pantai Hospital Ayer Keroh
Lebuh Ayer Keroh. ベッド数250. MHTC認証

Putra Specialist Hospital Melaka
マラッカ、Jalan Bebdahara. ベッド数225. MHTC認証

【ジョーホール州】

Puteri Specialist Hospital
Johor Bahru.  ベッド数155. MHTC認証
KPJ Healthcareグループの病院。

Regency Specialist Hospital
Masai, Bandar Seri Alam. ベッド数218.MHTC認証
Iskandar Mslaysia開発地域内。


以上、マレーシアに滞在・在住する場合またはしている時、民間の病院にかかる際の参考情報にしてください。
なおこれらの病院で診てもらうためには、当然ながら、ある程度の英語力がないと症状さえ伝えられないということになります(もちろんマレーシア語力があれば問題はない)。当ブログの記事 『マレーシアで暮らすには World Englishes の英語力が必要です』 をご覧ください。