狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

シャリッ シャリッ

2006-10-26 01:17:24 | 暮らし



月曜日の夜、強風が吹いて以来、天気はいまいち。

擬音の表現には自信がないので、この「シャリッ シャリッ」で
どんな事を想像されたのか・・判りません。深夜に刃物を研いでいました。
・・と、言っても昨夜のことで、鑿、鉋、出刃、柳刃、菜切りと文化包丁
荒砥石で刃こぼれを取っている時に、「シャリッシャリッ」というような
音がします。深夜に刃物を研ぐなんて、怖い怖い昔話にでも出てくる
シチエーションですね。


鑿と鉋のキレが悪くなったので、研ぎ出したら、アレもコレも・・で
全部で8本、25日の昼間でかかりました、仕上げ砥石をかけ終わるまで。


子供の頃に折りたたみのナイフを自分で研いだのが始まりです。僕等と
同じくらいの人は皆子供の頃「肥後の守」という、折りたたみのナイフを
持っていました、コレで鉛筆も削り、竹とんぼなども作りました。
安物のナイフですから、直ぐに刃こぼれし、切れなくなりました。
仕方なく、自分で砥石を出して研ぎました。


「研ぐ」という作業は自分の性に合わない・・そう思っています。
ナイフは兎も角、包丁や鉋、鑿まで自分で研ぐようになるとは、思いも
しなかった。棚などを自分で作るには、鑿、鉋はどうしても使います。
切れなくなったからと言って、次々に新しい物を買う訳にはいきません。
研ぐという作業は「仕方なく」してきました。


その「仕方なく」でも、続けて来たことが、出刃や柳刃を「研いでみよう」
と、思わせることになったのでしょう。カミサンが使うステンレスの文化包丁
は、中目の砥石で直ぐに切れ味が良くなります。直ぐに切れ味が良くなる
包丁は、直ぐに切れなくなります。目安は切り口の鋭さ・・です。


トマトや果物、味噌汁の具にする茄子などを見て「そろそろ研がなくては」と
思います。自分が普段使う包丁もステンレス製の文化包丁ですが、刃先にだけ
鋼のもので、手入れが悪いと直ぐに、刃先に錆がでます。
今朝方の味噌汁は「茄子とジャガイモ」でしたが、切り口がシャープに立って
いましたね。


鑿も鉋も切れ味が戻りました。刃物は「切れ味」が大事です。
出刃と柳刃(二本)は今のところ使う用事がないので、油紙に包み
箱に仕舞いました。


「性に合わない」刃物を研ぐ作業が一応出来るようになったので、亭主?
としては、認めて貰えますかね。それにしても、深夜に刃物を研ぐなんて
尋常では有りませんぞ。



写真は「エルガーラ」昨年のイルミネーションです。
12月10日の忘年会の時に携帯で写したものです。ブルーのツリーが
そうですが、材料は「ペットボトル」との事でした。
今年はどんなイルミネーションになるのか、今から楽しみです。
10月もあと数日、来月に入ると「忘年会の予約」をしなければ・・・
もう、そういう時節になっていますね~~。

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