狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

思わず手が出た

2009-01-24 01:05:00 | ひとりごと


「この冬一番の寒気」・・という天気予報を何度聞いただろう
予報によれば「この冬一番の寒気」が押し寄せる・・と言っている
風が強く窓を鳴らしている。隙間から吹き込む風が冷たい。


24日の最低気温は-2℃、最高気温は4℃・・だそうで、土日は雪模様
の天気になると言っていた。


昨日カミサンの買い物の付き合いで出掛けることになり、外へ出た
出た途端腹が立った。僕の車の真後ろに(勿論一般道路上だが)車が
駐まっていた。多分隣に来た者の仕業だと直感した。コレまで何度も
同じ状況に置かれ、その都度隣の会社に行き移動を促す事になる。


隣の事務所の前にも大きなトラックが駐まっていて、一般道路の1/3を
占拠している。こうなると僕の車は出られない。


打ち合わせをするのなら、近くにコインパークもあるし、少し遠くには
路上駐車出来るスペースもある。その事は隣の会社の人間なら知ってい
るはずで「其所は迷惑になるから・・」と、教えればいい、それが人間
として正しい生き方だと僕は思うが、そんなもの屁でもない。
それが隣の人間の生き方である。5年にもなるが、一向に変わらない。


話を元に戻そう。


僕は隣の事務所に行った。4人が2人2人対面して打ち合わせをしていた
車のことを言うと、社長は「何のことだ」と言わないばかりの顔をして
いたが、反対側に座っていた背の高い、若い男が「済みません」と言い
ながら出てきた。僕は思わず手が出た。その男に平手では有るが、頭を
叩いた。感情は平静だった「子供を叱るときに軽く叩く」そういう心情
だった。


カミサンが出てきて「どうしたの?」と聞くから「こういう訳で叩いた」
と言った。「訴えられるよ」というが、それならそれでいい。
悪いことはしていない。


感情的に激高して叩くと、僕自身が冷静ではいられない、身体が震え
手も震え、喉がカラカラになるはずだ。だが感情も高ぶることはなかっ
たし、身体の震えもなかった。


「大の大人が、駐めて良い場所とそうでない場所の区別くらいつくだろう」
そういう思いで、思わず手が出た、のだった。


責任を感じなくてはならないのは「隣の会社の人間」であると、僕は
思う。僕も人が尋ねて来たら、直ぐに「車は何処に駐めた?」と聞く
幸いにも家にくる人間は、僕の性分を知っているのか、違法駐車は
しない。


一度だけ、よその前に駐めた人間がいたが、僕が注意して直ぐに移動
させた。直ぐに済む用事だったのだが、その人は不満だったらしく、
以来二度と僕の事務所には来なくなったし、疎遠になった。


その事に後悔はない。


人は1人では生きていけない。生きている限り誰彼と無く迷惑をかけて
いるのだから、せめて自分の行動だけでも、他人に迷惑をかけないで
生きていくべきだと、僕は、思う。

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