狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

映画狂い?

2006-06-07 01:49:11 | ひとりごと
した写真は14,5歳の頃の写真です。
町のお歴々と一緒の写真です。
知る人が見たら、アア、アイツ・・か、と狸の森の住人義兵衛の
身元がバレテしまいそうですが・・・映画狂いはこの頃始まりました。

TVのドラマ、レンタルビデオ・・週に10本以上観てるでしょうか
つい今し方まで「サハラ」を観ていました。TVはTV画面の広さでの
広がりしかないので、出来るだけ映画館に通うようにして居ますが
それでも、観たい映画を全部観られる訳ではないのでレンタルを
利用します。

僕が映画を観るようになったのは小学生の5,6年の頃からで、ただ
訳もなく映画が好きでした。小学生の頃は父親に連れられて、中学に
入ってからは友達と出かけたり、一人で出掛けたりしていました。

監督が誰々で、主演は誰でとか、一切お構いなしで観ていました。
そういうのにこだわって観ていたら僕は今頃映画の解説者になって
いたかも知れませんね、淀川長治さんみたいな・・

兎に角、洋画とか邦画とかお構いなしに観ていました。
毎週日曜日が来たら映画館に行くものだから、母親が父兄参観の
時に先生に相談したのか、後日僕は職員室に呼ばれて散々叱られました。



そんなこんなで高校受験は見事に失敗して私立へ行くことになりましたが
落ち込むこともなく、学校帰りに中洲で途中下車して矢っ張り映画を
観ていましたね。今のように簡単にバイトが出来る時代ではなかったので
せいぜいお正月の餅つきのバイトを、腕を腫らしながら頑張った位です。


本も好きでしたね。買えないから貸本屋から借りて夜中までかかって読んで
明くる日に返しまた借りては読んでいました。三国志とか太閤記、徳川家康
中でも三国志が一番好きで何回も読みました。

社会人になってからは一人の作者のものを10冊以上続けて読むように
なりましたが、矢張り映画と一緒で手当たり次第読みました。
印象に残っているのは「水上 勉 の飢餓海峡」「小林多喜二の蟹工船」
「倉田百三の出家とその弟子」「吉川英治の親鸞」etc 
そうそう一寸毛並みが変わったのでは「石川達三の洒落た関係」も
読んでいて面白かった。まだまだ沢山有りますが省きます。

中でも「山本周五郎」の本は殆ど読みましたし、時々読み返しています。
一番好きな作家です。

音楽も好きでジャンルに関係なく聴きましたが、結局行き着く処は
クラシックでした。本も音楽もきっかけは映画です。
映画は良い、これからも見続けて行きたい。

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