狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

西鉄高宮駅前歩道橋

2006-08-01 23:48:56 | 花造り
 月に何度かは、この歩道橋の下を通る。
そのたびに車から見上げて見る。施工当時とは色も変色しているし
車が当たって補修したのか、全く色の違うパネルも何枚か見える。


まだ駅の姿も無いときに、基本設計の時から携わって来たので、特に
印象深い。S54年頃に図面を描いている。出来たのはそれから3,4年後
だったと思うが、正確な年月日は思い出せない。


自宅に帰るには普通は大橋で降りるのだけれど、最終バスの時間を
過ぎていたので、高宮で降りた。浴衣を着た女性に混じって、若い男性の
浴衣姿も見られたのは、今日が「大濠の花火大会」だったからだろう。

男女とも着こなしは下手だが、初々しい。僕は子供の頃から、寝間着は
パジャマではなく、浴衣だった。夏は綿で、冬はネル地で作られたもので
暖かかった。パリッと糊のきいた浴衣の肌触りは、今思い出しても
心地よかった・・と、思う。


話が横道に反れたが、今日僕が言いたいのは、タイトルの歩道橋の事でもなく
浴衣の事でもない。電車でのマナーである。携帯電話の事は前に書いたから
省略する。僕は天神から、11時PMに近い時間の普通に乗った。


花火帰りと野球帰りのせいか、遅い時間にしてはひどく混んでいた。
座れるはずもなく、つり革につかまって立っていた。
前は4人掛けの席で、女性ばかりが座っていた。丁度僕が立った前の女性
(30半ばくらいの)は、混み合ってきたにも拘わらず、椅子に浅く腰掛けて
足を組んだまま連れの女性と何やら話していたた。

発車間近には、ぎっしり満員になっていた。僕は入り口からの人の圧力に
押されて、奥へと押しやられた。組んだ足に当たる。それでもその女性は
平然と、足を組んだまま話に夢中になっている。

昔はこんな事は無かった・・そう思い、注意しようかと思った。
会社勤めの頃だったら、注意したかも知れないが、今は人間も狡くなって
我慢することに慣れてしまっている。「馬鹿な女だ・・」と、腹の中で
思うだけで済ませてしまった。


家に帰れば子供が居てもおかしくない年齢だが、正直言ってこいう女性に
子育てはして欲しくない・・そう思った。子育ては、母親だけでも無理があるし
父親だけでも無理がある。男女を問わず、子育ては生半可ではない。
もう少し、マナーを守れるようになって貰いたい。
子供は親のすることを見て育ちます。「子は親の鏡」と言うでしょう。


いま、こいう事を書いても、本当に意味を理解してくれるのはわずかな
人だけで、殆どは「言っている意味さえ理解しない」
「この、親父は、何をいってるのかな」程度であろう。寂しい時代になった。


 写真は「綺麗咲き朝顔」今朝撮ったものです。






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