狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

浴衣&着物

2007-06-08 00:27:59 | ひとりごと



暑かった~。

例年だと、今頃は夜も蒸し暑くて寝苦しい時期なのに、今年は
何故だか、日中暑くても、夜は、爽やかで涼しい気がします。
毎日では有りませんが、風呂上がりに寝間着浴衣を着ます。


夏は木綿の浴衣、冬場にはネル生地の寝間着。小さいときは大体
そういう寝間着に着替えて寝ていました。街に出掛けられるような
浴衣は有りませんでしたが、着物は着慣れていましたね。


成人してお茶を習いに通うようになって、どうしても着物が必要に
なったとき、母が工面してウールの着物を買ってくれました。
勿論袴など無しでしたが、その着物に博多帯を締めて、お茶を習い
に通っていました。お茶会にもその着物で出させて貰いましたが


修行途中に、お茶の先生が体調を理由に教室を閉鎖されましたので
僕のお茶修行もそこで頓挫してしまいました。別な教室に移れば良かった
のでしょうが、当時、お茶を教える処は数多くはなかったし、仕事帰りに
習いに行くので、あんまり遠いと通えなかったのです。


浴衣の話に戻りましょう。浴衣で一番の思い出は、まだ東京にいるとき
花火見物に出掛けた時の、彼女の浴衣姿です。ボーツトしましたね綺麗で。
その後福岡に帰り、結婚したのが今のカミサンですが、新婚時代は着物で
通していました。勿論上等な着物を着ていたわけでは有りませんよ。


僕の安月給で買えるのには限りが有りますからね。今にして思えば、
当時、何処の奥方も着物を着ているのが当たり前だと思っていました。
実際は、着物を着ている家のカミサンが珍しく、何処の家庭でも洋服
だったのです。


僕も着物は、ウールでしたが羽織も一応持っていましたから、正月は
着物で過ごすのが決まりでした。今も着物は持っています、浴衣も
有るのですが、カミサンが何処かにしまっていますが、出してくれない
ので、着たくても着られません。


今の時代、着物は、身動きが不自由ですが、夏に浴衣で出掛けるとか
お正月を着物で過ごすとかしたいものです。着物を着ると動きに制約
されますが、慣れると良いものです。今年はなんとか浴衣くらいは
出して貰って着たいものです。


僕が浴衣に拘る理由は「腹が出ている方が様になる」からです・・(笑)


写真は「南天の花」です。今年こそ赤い実を一杯つけて
くれるよう期待しています。



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