狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

感動を・・有り難う

2007-08-23 00:40:06 | スポーツ



一時雨お陰で花は生き返りました。


佐賀北VS広陵高の優勝戦は、佐賀北の久保投手がこれまで積み重ねて
きた無失点記録が途絶える中、4対0で8回裏、佐賀北校の攻撃。


この回先頭打者の江頭は7球目のスラーダーを空振りの三振。万事休す
かと思われましたが、次打者久保が二球目をレフト前にしぶとくヒット
好守備を見せた馬場崎に代わった代打新川もしぶとくライト前にヒットを
放つ。1番の辻はボールを見極めて四球を選び満塁に。



2番打者井出に対するツーボールワンストライクからの4球目、広陵の
投手が悔しがるほどの球だったが、球審の判定はボール。ここら辺りが
勝負の分かれ目だったのか、気落ちした野村は井出に四球を与えてしまう。
それまで0で押さえられていた佐賀北に1点が入った。



これで4対1、尚もワンアウト満塁。迎える打者は3番副島。
一球目のカーブを振るがファウル
二球目スライダー、見逃してボール。
そして運命の三球目同じスライダーが肩口からやや真ん中に、副島は
これを見逃さず強振すると、ボールは綺麗な放物線を描きながらレフト
観覧席へと消えていった。


ヤンヤの佐賀北ベンチ。割れんばかりの歓声。そんな中マウンド上の
広陵野村は信じられないといった表情を浮かべていた。



まるで絵に描いたような逆転劇。勝利の女神はこの歓喜をもたらすために
七回まで佐賀北に試練を与えて来たのかも知れません。


9回を久保が押さえきって、歓喜の優勝の瞬間でした。
本当におめでとう。そして感動を有り難う。

惜しくも敗れた広陵の選手にはかける言葉も見当たりませんが、
よく頑張りましたよ。何ら臆することなく母校へ胸張ってお帰り下さい。


今年の甲子園も素晴らしい大会でした。有り難う。お疲れ様。


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