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来月初めには年賀状が発売される。意見はそれぞれにお有りだろうが
僕流の「手作り」について話してみたい。
カミサンは「年賀状は手書きでないと」派で、僕もその意見には異議を
挟まない。問題は「何をもって手作り」となすかの「手作りの定義」であろう。
カミサン流の「定義」では、表書きも裏書きも全て「手書き」だという。
それぞれに出す年賀状の枚数にもよるが、100枚を超えるようなら、手書き
では、時間がかかりすぎる。会社を辞めてからこっち、ワープロからPCへ
移行はしたものの、宛名書きは、ワープロなりPCなりの住所録から印刷し
投函してきた。問題は裏書きで、手書きではとても時間がかかりすぎる。
PCが、ココまで普及する以前は「プリントゴッコ」で印刷した。
大体3枚刷りで、色つけだけを絵の具でした時期もあった。100枚だと
大体5種類の年賀状を作る。プリントゴッコだと、20枚くらいまでが、
インクが滲まなくて綺麗だからである。
3枚刷りとして、15回インクを替えて印刷することになる。
僕はコレを「手作り」と言わずして何と言えば良いのかとカミサンに問う。
今はPCにてレイアウトしプリントアウトするが、1種類で20枚を目安に
印刷するので、100枚を基準に考えたら、矢張り5種類の年賀状を作り、その
振り分けは、仕事、友人、親類縁者、儀礼的な人・・に使い分ける。
これでも、カミサンは「手作りではない」と、のたまわれる。
所詮「考え方が違う」と、敢えて反対意見は言わない。今年もまた
そういう時期になってきた。また何種類かの年賀状のレイアウトを考え
なくてはならない。僕流「手作り」である。考えるのは楽しい、印刷するのは
単純で面白くない。宛名書きは簡単で重宝する。
貰う方も「PCで作った賀状」が増えた。手の込んだものもあり、安易なものも
あるが、それぞれが「手作り」だと考えているに違いない。
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