狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

憂患の始め

2015-07-25 08:57:04 | 花造り

[人生字を識るは憂患の始め]
人は字を覚えて学問をするようになると、生きるということや人生などについて
いろいろと考えを巡らせ、悩みや疑問を感じるようになるものだ、という意味。


WEBでは毎日新しい情報に溢れていますが、知らなくとも良い情報もあり
何でも知るから良い・・・という訳では有りませんね。如何に取捨選択して
己に必要な情報を得るかが、人生を豊かに暮らしていく「知恵」かもしれません


昨日24日は定期検診で病院へ。先月の(6月)24日は、三度の災難が起きた日でも
あり、その一月後に定期検診とは、何かを予感させるものがありましたね。


結果は一つの病原体が見つかり、そのまま検査を受けるように言われ、朝8時半から
午後3時半まで、延々7時間に渡って院内に留まる事になってしまいました。




男性の皆さん、膀胱の検査を受けたことはおありでしょうか
女性なら、産婦人科へかかれば経験なさるでしょうが、あの産婦人科の診察台と
同じような台に座らされて、目をカーテンで隠されて、それはもう、親にもカミサンにも
ましてや子供には見られたくない姿で内視鏡検査を受けたのです。


痛かった。ホント痛かった。帰宅後も排尿の時の激痛に悩まされ
ようやく一夜明けて痛みは和らぎましたが、血痕の固まりが何回か出て来ましたよ
ホント24日のつく日は二ヶ月続きで酷い目に遭いました。


内視鏡検査なので膀胱内が画面で見ることが出来ました。
この固まりが「癌です」と。そうですが、癌ですか。ショックは無かったですが
これからくるかもしれません。いまのところ平常心でいられます。


月曜日27日に再検査となりました。
自分の役目は、親兄弟併せて9人の内、両親、姉二人、兄二人みおくりましたので
もう有りません。姉と弟はそれぞれ子供もいますから、私の出る幕はありません
からね。自分でも意外なくらい、平静なのです。


「生老病死」は、誰もが通る、人の道・・・ですから。


今日の写真は、表題が「八重の梔」記事中が「初雪葛」です。