狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

五節句

2015-05-07 07:23:06 | 暮らし



5日に菖蒲を買ってきて「菖蒲湯」を沸かしましたが、昔のような菖蒲の
匂いはしませんね。川っ縁で自生している菖蒲とは違う気がします。

春の食材の「蕗」にしても「七草」にしても、今は自然に生えている物では
無く、栽培された物のような気がします。大量に作るには栽培するしかない
のでしょうが、何となく「違う」気がします。

ただ、恒例だから、そうしますがね。


「五節句」ですが
人日(じんじつ)正月7日、上巳(じょうし)3月3日、端午(たんご)5月5日、
七夕(しちせき)7月7日、重陽(ちょうよう)9月9日・・・の「五節句・五節供」
と言われる風習は、中国から伝わった考え方に日本にほんの宮中行事などが
合わさったもので、江戸時代の初期には江戸幕府によって「式日しきじつ」と
定められ公武行事として行われました。このことが、こうした風習が武家から
民間にも広まって行くきっかけとになり、次第に一般にも定着したとされます。

上記は「便利=みんなの知識」から抜粋したものです


菖蒲湯に入り、五節句の内三つまで終わりましたのであと二つだなぁ~と
改めて時の流れの速さに驚かされています。つい、このあいだ正月を迎えた・・・と
それがもう、5月7ですよ。


かの有名ない一休和上の狂歌に
門松は冥土の旅の一里塚 目出度くもあり 目出度くもなし

・・・とありますが、今の心境はまさにそお通りです。