狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

秋桜

2009-09-21 00:26:26 | ひとりごと



今年コスモスは育てられなかった。
種は蒔いたのだが、なにやかやで植え替える時期を逸してしまったのだ
それでも、少ない土の鉢で1mほどに育ったものが3,4っの花を咲かせて
いる。悪いことをしたと思っている。


お盆の後で植え替える予定だったのだが、腱鞘炎になったり、多発性関節炎
になったり、結果「リュウマチ」だということになり、今も治療中で力が
入らない。少しは僕にも甘えがあった。手が痛い,膝が痛い、肩が痛い・・
で、植え替えることをしなかった。



写真は昨年の10月に撮ったもので、昨年は大きく育って綺麗な花を咲かせて
くれた。「秋桜」山口百恵やさだまさし・・などが歌っているが、別れの曲だ
寂しい。僕にもそういう日があった。昨年10月10日で、能古の島にコスモス
を見に行った。此方ではあれが「思い出つくり」の最後になった。
その日の事は今でも、鮮やかに思い出す事ができる。


楽しい思い出は沢山有る。思い出すと自然と笑顔になれる・・・が
反動もある。笑顔になれた後に襲ってくる「もうそういうことは無いのだ」
・・という現実だ。その苦しい現実の反動が有っても、矢張り思い出は
多いほどいい・・・そう思う。


我が身に降りかかる病・・という現実の痛みにも耐えられる。
朝起きて、布団の中で、先ず足を動かすのだが、コレがもの凄い痛みを
伴う。両膝を立てたら、約90度布団の中で身体を回転させる。


痛む両手を何とか使いながら階段までお尻で移動する。
階段まで来たら,再び身体を90度回転させて、上から2段したの踏面に
両足をのせる。それから、倒れないようにバランスを保ちながら立ち上がる
後は手摺りに掴まって階段を1段ずつ下りていく。



コレは今朝方考えた、一番楽な立ち上がり方で、明日の朝もコレなら
楽に立ち上がれると思う。


朝が一番酷い。身体が固まっているからで、目が覚めて行動に移すまで
4,5分はかかる。それまでおもらしをしないようにするのがまた苦痛。
しかし、特効薬が有る訳では無いから、病と折り合いをつけながら生きて
いくしかない。


今年は、何処かへ秋桜を見に行けるだろうか?