今年コスモスは育てられなかった。
種は蒔いたのだが、なにやかやで植え替える時期を逸してしまったのだ
それでも、少ない土の鉢で1mほどに育ったものが3,4っの花を咲かせて
いる。悪いことをしたと思っている。
お盆の後で植え替える予定だったのだが、腱鞘炎になったり、多発性関節炎
になったり、結果「リュウマチ」だということになり、今も治療中で力が
入らない。少しは僕にも甘えがあった。手が痛い,膝が痛い、肩が痛い・・
で、植え替えることをしなかった。
写真は昨年の10月に撮ったもので、昨年は大きく育って綺麗な花を咲かせて
くれた。「秋桜」山口百恵やさだまさし・・などが歌っているが、別れの曲だ
寂しい。僕にもそういう日があった。昨年10月10日で、能古の島にコスモス
を見に行った。此方ではあれが「思い出つくり」の最後になった。
その日の事は今でも、鮮やかに思い出す事ができる。
楽しい思い出は沢山有る。思い出すと自然と笑顔になれる・・・が
反動もある。笑顔になれた後に襲ってくる「もうそういうことは無いのだ」
・・という現実だ。その苦しい現実の反動が有っても、矢張り思い出は
多いほどいい・・・そう思う。
我が身に降りかかる病・・という現実の痛みにも耐えられる。
朝起きて、布団の中で、先ず足を動かすのだが、コレがもの凄い痛みを
伴う。両膝を立てたら、約90度布団の中で身体を回転させる。
痛む両手を何とか使いながら階段までお尻で移動する。
階段まで来たら,再び身体を90度回転させて、上から2段したの踏面に
両足をのせる。それから、倒れないようにバランスを保ちながら立ち上がる
後は手摺りに掴まって階段を1段ずつ下りていく。
コレは今朝方考えた、一番楽な立ち上がり方で、明日の朝もコレなら
楽に立ち上がれると思う。
朝が一番酷い。身体が固まっているからで、目が覚めて行動に移すまで
4,5分はかかる。それまでおもらしをしないようにするのがまた苦痛。
しかし、特効薬が有る訳では無いから、病と折り合いをつけながら生きて
いくしかない。
今年は、何処かへ秋桜を見に行けるだろうか?