狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

何を信じれば良いのだろう

2007-11-06 00:52:13 | ひとりごと




外は雨がシトシトと降り続いています。


野菜では、白菜やキャベツは重たいものを、レタスは軽いものを・・
これは新鮮な野菜の見分け方です、主婦なら大抵がご存じでしょう。
魚は目や色艶とか胸鰭を叩いたりして新鮮さの度合いを知ることが
出来ます。



ところが、賞味期限や消費期限を頼りに買い求める物は、それらを
信じて買うしか方法が有りません。過去に雪印やミートホープ
赤福や御福餅などの表示偽装などが昨今問題になっていますが、これら
は買いさえしなければ被害は防ぐことが出来ますね。



しかし、ニチアスや東洋ゴムなどが耐火材を偽装したとあっては、由々
しき問題です。マイホームを持つことは、殆どの人の夢です。
運良く手に入れることが出来た人は幸運ですが、長いローンを組んでの
購入が殆どですから、そういう夢のマイホームに使われていた建材が
いい加減な物だと判ったら、悔しいですよ。



バレなければ何をやっても良いのでしょうか?TVの前に出てきて深々と
頭を下げたらそれで済む・・という問題ではありませんよ。
仏教の神髄は「みてござる」にある・・と、何処やらの偉い坊さんが
言っていたことが有りますが、そういう戒めを忘れたらいけません。



今の時代、一体何を信じたら良いのでしょう。表示されているものが
信じられるような世の中にしてください、またしていきましょうよ。
胸張って子や孫達に残せる未来にしたいものですね。



写真は「コルチカム」です。この時期、土から、茎が伸びて、いきなり
花が咲きます。花が枯れてしまい冬を越し、春に葉が出ます。
面白い習性の花です。