崖っぷちロー

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実況プレイ動画の世代その3

2008-12-05 00:13:41 | ニコニコ動画・ネットとか
先の2つのエントリは、読み返してみると、我ながら酷いw

論旨が不明確で、七転八倒している感じがするし、文章がかなりきつい。
違う方向から、もっと端的に書いた方が良かったような気がします。

(1)一般的な世代論
 実況者・実況プレイ動画の世代を論じる場合、一般的には、
  ①歴史的意義に着目した基準や
  ②実況スタイルに着目した基準
 で、世代の区分を図ろうとすることが多いように思われる。
 これは、いわば実質的な基準を立てようとするものでしょう。
 
(2)環境に着目した基準
 しかし、実況プレイ動画の見られ方の環境に着目した基準、すなわち、
  ③マイリストの制度変更による基準(08年8月8日を基準日とする)
 によって世代を分けてみることもできるのではないか。

 これは、再生環境を巡る変化という、実況プレイ動画の内容とは関わらない、
 いわば形式的な要素で基準を立てようとするものである。

 ここで、「実況者」と「動画」の乖離問題が生じるが、
 最初に注目を集めることができた「動画」の登場をもって、
 その「実況者」の実質的な登場であるとすることで、両者を一致させることができる。

(3)環境に着目した基準を立てることの意味
 そして、上述のように、③の基準は形式的な基準であるが、
 実はかかる基準によって実況動画界を分析することで、
 実況プレイ動画の内容面(実質面)に踏み込んでいけるのではないか。

 つまり、基準日以前(前世代)であれば、基本的には、
 スタンダードだが良質な実況をした動画が、時間を掛けつつも、
 着実に伸びていくというのが一般的な現象である。
 (ただし、hacchiさんのような事例もある)

 しかし、基準日以後(現世代)においては、そのようなスタンダードなものでなくとも、
 伸びやすくなっている。
 つまり、動画をアップした後、瞬発的にマイリスト数を稼いでランク上位に載る動画であれば、
 ランキングに載っていることの恩恵を長期的に受けうるため、
 (前世代と比較するとかなり)再生数が伸びやすくなっている。
 言い過ぎかも知れないが、再生数の多寡の評価の次元が変わってしまったように見える。
 
 そして、この「瞬発性」を発揮できるかという問題が前面に出てくると、
 スタンダードな良質性というものは消極的要件に後退する。
  (現世代においては、スタンダードな良質性による伸びのレベルでは、
   評価の次元の移行により、「伸びている」と評価されなくなってしまう)
 
 ここでは、他の動画には見られないような、
 特殊性をアピール出来る動画が「瞬発性」を持っている・発揮できるということになる(なりやすい)。

 言い換えれば、企画・コンセプト、声質、ゲーム選択などで、
 より強い特殊性・個性が求められるのであり、
 そのような要請に応える動画を上げることの出来る実況者が、現世代を担っていくことになる。 

(4)図式化
 多く再生されるための条件を、③の基準からざっくりまとめると、次のような感じ??
 
 前世代
  積極的条件:1)スタンダードな良質性
        2)+αの個性

  消極的条件:視聴に耐えうるだけの音質・画質

  ↓
 現世代
  積極的条件:より強い特殊性・個性 =瞬発性
 
  消極的条件:1)視聴に耐えうるだけの音質・画質 
        2)スタンダードな良質性

***
端的に書くと言いましたが、
やはり強引で微妙な感じになりましたw


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