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日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

紅ゆずるラストデイ ライブ中継

2019年10月13日 | Memories of ZUKA
朝から
台風一過の青空が広がって

東京宝塚劇場の公演も
ライブ中継も予定通り行われると
宝塚歌劇ホームページに出た



紅ゆずるラストデイ

一言で言えば
なんも言えねえ

お芝居もショーもサヨナラショーも
退団の挨拶もカーテンコールも
何もかもが本当によかった



『GOD OF STARS -食聖-』

勢いよく投げたクッキーが
ベンチの横木に挟まったのが
気になりながらも

−今いる場所で精一杯に輝けば、
−きっと大切な人に出会うことができる。

にジーンときて
「Shinig Stars」に聴き入った



台風の影響なのか
少林寺ではなく小林寺だと確認する場面で
少→小→少→小
の看板の映像が出なかった

そんなハプニングも
映ってないし聞いてないしと
紅ゆずるが笑いに変えた

ホンが捨てゼリフに
気の利いたクソジジイ!とか何とか
言ったところを見ると
小林寺管長役の大輝真琴も
何か気を利かせたみたいだったけど
ライブ中継では見えなかった

まるでパレードのように
出演者一同が舞台上に会する
大団円のラストシーンは
舞台と客席が一体化したような
大盛り上がりだった

心あたたまる
本当〜にいい作品だった 

小柳奈穂子先生に
お礼を言いたいくらい…
この際だから言っちゃおう
小柳先生ありがとう!



『Éclair Brillant (エクレール ブリアン)』

どの場面も良いけど
三味線の音とともに
黒燕尾姿の紅ゆずるが現れると
やっぱり涙が出てしまった

歴史に残る黒燕尾の群舞
と言っていいと思う



群舞に続く
テーマソングのメロディーに乗せての
デュエットダンスも
本当にコンビ愛に溢れてた

ダンスの終わりに
銀橋に出てきた時
紅ゆずるが綺咲愛里に
声に出さずにありがとうと言った

そういう
本当の心から出た演技のひとつひとつが
観る者の心を震わす公演だった



本編上演終了後の組長挨拶では
まず
台風19号の被害に遭われた方へのお見舞いと
昨日の公演中止のお詫びの言葉があった

そして
サヨナラショー

歌われたナンバーのラインアップは
大劇場千秋楽で書いたから割愛するけど
今回も紅子節炸裂だった

台風!いい加減にしろよ!と
台風に怒りをぶつけ
客席との掛け合いもさらに激しく
東京なのに飛んでくるのは関西弁
−今日も泣いたり笑ったり忙しい!
同感です!

使うのは今よ!と紅子が強要したことで
今回はブレスレット型のペンライトだってことも
よくわかった
"紅"と入ってて赤く光る

報道陣には
この写真を一面に使うのはやめてねと
釘を刺し

指揮の佐々田愛一郎先生に
ゆずるちゃんに代わって
新公初主演の時にお世話になったお礼を
正座して言った



すみれコードぎりぎり
(ちょっと触れてる?)と言いながら
愛ある暴言を吐きまくる紅子が愛しくて
撤収の音楽が流れても
さらにそれが止まっても
まだまだしゃべっていて欲しかった


(写真はイメージです)

そーりゃそりゃそらありがたや♪
そーりゃそりゃそらなんまいだ♪

チーン!

でサヨナラショーが締めくくられた後は
最後の大階段を下りての
退団の挨拶

蓮月りらん
麻央侑希
如月蓮
綺咲愛里
紅ゆずるの順に

星組全員に
さゆみさーん!と呼ばれ
大階段を下りてきた紅ゆずる

いつものセリフ
"泣くつもりはありませんでした"を
言うまでもなく既に泣いてた

白いバラにキラキラを散りばめたお花を
星組からは礼真琴が
同期からは期待した通り
元宙組トップスターの朝夏まなとが
颯爽と現れて渡した
恒例の耳元ささやきトークも
もちろんあった
(聞きた〜い でも聞こえな〜い)



そのあとの紅ゆずるの挨拶は
すぐに思い出せない
カーテンコールの時の言葉が
あまりにインパクトが強かったので
飛んでしまった

カーテンコール恒例の
退団者が一言ずつ言う場面で
紅ゆずるは
毎回パレードのたびに
心の中で言っていたことを明かした
それは…

小林一三先生
宝塚歌劇を作ってくれて
ありがとうございました!

これまでも言葉の端々に
紅ゆずるの宝塚愛を感じてきたけど
これは究極

今まで誰も言ったことないと
ベテランジェンヌの汝鳥伶も
びっくりした様子だった



ほかの退団者が
自分も退団するのに
さゆみさんが退団するのが寂しくてと
くちぐちに言ったのも印象的だった
組長もマジ泣きしてた

舞台の中心で宝塚愛を叫んだ紅ゆずる
最後の最後は
やっぱりやっぱり
あーちゃんと2人で緞帳前に現れて
−本当にってすぐ言ってしまうよなあ(紅)
−本当に(綺咲)
と夫婦漫才のような会話を披露して


(写真はイメージです)

2人で熱い投げキッスして!
という客席からの最後のリクエストに
あーちゃんはさゆみさんに対してするのかと
ある意味期待通りのかわいい勘違いをし
それは後でとさゆみさんが言って
やっと飛んできた投げキッスを
スクリーンのこちら側で
しっかりキャッチした

そしてカニ歩きで袖へ向かう2人を
名残惜しく見送っていたら
去り際
さゆみさんがあーちゃんの肩を
ギュッと抱いてこちらを向いた

その時の2人の最高の笑顔は
まるで写真のように
中年の乙女心に刻まれた

思い残すことは何もないと
心から思わせてくれたラストデイだった



最後はごく個人的な思いを

ヅカ友と私は
湖月わたるトップ時代に星組ファンだった
湖月わたるの退団後
ヅカ友はヅカ離れし
私も半ば離れたような状態で
当時星組にいた人たちの
退団公演だけはひとりで観て
安蘭けい 真飛聖 柚希礼音の順に見送った

柚希礼音で最後だと思っていたら
もう1人



下級生時代
薄い顔立ちに
ぱっしないとか何とか言ったことを
すっかり忘れて
ゆずるちゃん最高!と
繰り返し言うヅカ友

最後の1人を
2人で見送ることができて
本当〜によかった





紅ゆずるが
かわいい顔してハスキーボイスと
ギャップの魅力を熱く語った
次期星組トップスター
礼真琴

『モーツァルト』の抽選
大阪も東京もはずれてがっかりだけど
宝塚大劇場お披露目公演は必ず!



ちなみにまこっつぁんの声
少なくとも舞台の声を聴く限りは
ハスキーって言うほど
ハスキーだとは思わないから
普段話す声のことなのかな

まこっつぁんの歌は
次期星組の楽しみのひとつです♪

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。...

あれもこれも書きとどめておきたいと
もりもり盛り込んでたら
遅くなりました
堪忍!



当ブログ
下手の長ブログを少しでも簡潔にするため
敬称略となっております

上から目線チックで堪忍!

…とか言いながら
ニックネーム混ぜ混ぜで堪忍!