今年メイン宣言しているSpector SB-1 ANTIQUITY II/Pride仕様。せっかく4種類の音が出るのに、パッシブ&シリーズ状態(なんてことはない、ごく一般的なプレベの配線と同じ)の音が好きでして、その他はほとんど使いません。この使い方はディマジオPの頃から変わりません。
ひとつ良いことがありまして、パッシブだからコンパクトコンプとの相性問題には悩まずに済みます。
これがパッシブの有利なところ。
このオールドマルチコンプとのアンプ出しでの相性は絶品ですな。たまらん音になります。
でも録音するとLo-Fiすぎて野暮ったいかもしれないな。それに録音屋の言うところのコンプとしての働きはまるで役立たずでしょうし。これ事実上コンプじゃないよ。
マルチコンプほどコンプレッサーというよりプリらしき物として利用されているコンプも他にないでしょう。
ACアダプターのハム問題や、コンプレッション動作自体のスイートさ、そしてベースとの相性問題など、色々問題もありますが、出てくる音は多くの人が気持ちよいと感じてしまう不思議なストンプボックスです。
下手なプリより便利かもしれません。
ANTIQUITY IIに他のコンプはまだ試してません。
ちなみにこのベース、内蔵プリはアクティブサーキットとしては初期も初期でいいところでして、バス/トレブル共に妙なポイントなのであまり使い物になりません。そもそも両トーンをセンター(±0)のまま通してもなぜか音が変わって出てきます。そういうプリってあるよね。だからパッシブの音が好き。
ちなみにどうなるかというと、少しローエンドが増えてミッドが均される感じ。
アクティブにしてはパンチもガッツもなく、かといってオーディオ指向でもない、実に「練り」の足りないプリだと思います。
ちょっと未熟な時代のものなんだよ。
もう数年経つと名作プリが百花繚乱して、アクティブも席巻しはじめる時期なのですが。
ちょっと不思議なのは音量。アクティブ用ピックアップだとこういうことはないでしょうが…
パッシブの時の音量と、アクティブにして両トーンをセンターのままの時の音量は、ベースアンプでの聴感上はあんまり大差なく聞こえます。本当に。
ところがDTMの入力メーターでは大きくレベルが異なります。
アクティブの方がメーターがずーっと大きく振れます。
なぜだ?
聴感上よく聞こえる域・聞こえやすい域はどちらも同じぐらい出ているんだけど、このアクティブ回路では聴感上あまり聞こえない域・聞こえにくい域がぐっと持ち上がっているようです。つまり先述の音が変わって出てくる部分であり、そのうち着目すべきは増えたローエンド成分なのかもしれません。ローエンドにはメーターを容赦なく動かすパワーがあるでしょ。
果たしてそこが要る部分なのかエンジニアならカットせず残す部分なのか?私はその点はまだ経験勉強不足だけどなんとなく疑問ではあるね。
言い換えれば、パッシブは録音においてノイズ面では不利ながら、レベル調節後の入力データになった段階において「聞こえる音」(=埋もれずヌケやすい)という周波数面では有利なのかも知れないですね。
ノイズかヌケかどちらをとるかってことね。
残念なことに私の部屋はノイズがすごいんです。あの聴覚検査のようなキーン。
どこが発生源なんだろうなぁ?
ひとつ良いことがありまして、パッシブだからコンパクトコンプとの相性問題には悩まずに済みます。
これがパッシブの有利なところ。
このオールドマルチコンプとのアンプ出しでの相性は絶品ですな。たまらん音になります。
でも録音するとLo-Fiすぎて野暮ったいかもしれないな。それに録音屋の言うところのコンプとしての働きはまるで役立たずでしょうし。これ事実上コンプじゃないよ。
マルチコンプほどコンプレッサーというよりプリらしき物として利用されているコンプも他にないでしょう。
ACアダプターのハム問題や、コンプレッション動作自体のスイートさ、そしてベースとの相性問題など、色々問題もありますが、出てくる音は多くの人が気持ちよいと感じてしまう不思議なストンプボックスです。
下手なプリより便利かもしれません。
ANTIQUITY IIに他のコンプはまだ試してません。
ちなみにこのベース、内蔵プリはアクティブサーキットとしては初期も初期でいいところでして、バス/トレブル共に妙なポイントなのであまり使い物になりません。そもそも両トーンをセンター(±0)のまま通してもなぜか音が変わって出てきます。そういうプリってあるよね。だからパッシブの音が好き。
ちなみにどうなるかというと、少しローエンドが増えてミッドが均される感じ。
アクティブにしてはパンチもガッツもなく、かといってオーディオ指向でもない、実に「練り」の足りないプリだと思います。
ちょっと未熟な時代のものなんだよ。
もう数年経つと名作プリが百花繚乱して、アクティブも席巻しはじめる時期なのですが。
ちょっと不思議なのは音量。アクティブ用ピックアップだとこういうことはないでしょうが…
パッシブの時の音量と、アクティブにして両トーンをセンターのままの時の音量は、ベースアンプでの聴感上はあんまり大差なく聞こえます。本当に。
ところがDTMの入力メーターでは大きくレベルが異なります。
アクティブの方がメーターがずーっと大きく振れます。
なぜだ?
聴感上よく聞こえる域・聞こえやすい域はどちらも同じぐらい出ているんだけど、このアクティブ回路では聴感上あまり聞こえない域・聞こえにくい域がぐっと持ち上がっているようです。つまり先述の音が変わって出てくる部分であり、そのうち着目すべきは増えたローエンド成分なのかもしれません。ローエンドにはメーターを容赦なく動かすパワーがあるでしょ。
果たしてそこが要る部分なのかエンジニアならカットせず残す部分なのか?私はその点はまだ経験勉強不足だけどなんとなく疑問ではあるね。
言い換えれば、パッシブは録音においてノイズ面では不利ながら、レベル調節後の入力データになった段階において「聞こえる音」(=埋もれずヌケやすい)という周波数面では有利なのかも知れないですね。
ノイズかヌケかどちらをとるかってことね。
残念なことに私の部屋はノイズがすごいんです。あの聴覚検査のようなキーン。
どこが発生源なんだろうなぁ?
私のスミスもスイッチが3つあって結局使えるのは1種類だけ、アクティブもなんだかなーという感じで、似ているなーと思いついコメントしてしまいました。
生鳴りがオッケーならばなんとかなるんでしょうね。 ご相談した件も、弦をDRのローライダーにしたら狙い通りの出音でオッケーになってしまいました。
お騒がせしました、、、、
結局、弦は音傾向の大きな要因ですよね。
プリ毎の味付けで変わるより根本的で大胆な変化があるものなのですね。