goo blog サービス終了のお知らせ 

CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

beyerdynamic SX10

2007-05-10 | (かつての)日常のWeblog
ベイヤーのSX10という廉価なヘッドホンです。ネックバンド型というのかな、首の後ろからまわしてかけるタイプです。
KOSS P9に似てますな。OEMじゃないと思うけど。
淀橋の通販でポイント消化で無料入手しました。TEACが代理店なのね。

私はiPodのデジタル臭ぷんぷんの音質を少しでも改善させる対策として、以前からヘッドホンの個性に頼った工夫をしております。
そこで愛用しているのがSONY MDR-A35SLというバーティカル・イン・ザ・イヤー方式。もろ廉価版ではありますが、iPod用にはあらゆる意味で必要充分な製品です。ソニーは昔からラジカセとヘッドホンだけは好きなのです。
←共に耳穴に対し垂直に振動板が向く構造
バーティカル・イン・ザ・イヤー方式は一般的な開放型のように大きな空間が存在するわけではないので外気・外音の影響は少なめ。しかし、かといって耳穴に完璧にフィットすることはなくて、ごくわずかな遊びというか隙間が存在する。これがデッドにならないちょうど良いチャンバー構造になるわけです。だからそれ特有の空気感や独特の残響があります。ふつうの開放型よりナチュラルなリバーブ効果によりアナログチックな響きです。それがiPodで聴いても耳疲れが少なく感じる理由です。
蛇足ですが密閉型で聴いてみると非常に疲れるのがiPod。電車内という環境では密閉型とかカナル型こそ理想的だと思っていたのですが、あいにくそれはウォークマンやポータブルCDを持ち歩いていた昔の話ですね。
まぁiPodがもっとオーディオ然としたアンプ部を開発ないし採用してくれれば一発解決する事なんですけどね。そうなることを願うばかりです。

で、話を戻して、

愛用のMDR-A35SLですけど、
私は帽子好きなのですがその形状によってはヘッドバンドが干渉して、良い位置へきちんとフィットしなくなることが多いのが欠点でした。具体的にベースボールキャップではこのヘッドホンで問題ないのですが、ビーニーとかハンティングなどはヘッドバンドが広がっちゃってダメなのです。
そこで、このベイヤー。ソニー以外じゃ珍しすぎるバーティカル。
ビーニー以外はこれで解決です。
今まで無理して使って気持ち悪くなってたAKG K26Pよ、さらばじゃ。<こういう言い回しは昭和だ

最後に肝心の音質は…
もともと超ハイファイでもないしね(笑)。でも、ちゃんとアコースティックだし、柔らかで聴きやすいです。しつこく言いますがiPod用ですからね。
ソニーの方が音は良いですよ。明るくてリアルで定位も正確。ベイヤーの方は重ったるくてダークな響きですね。全体に鮮度の無いバームクーヘン系の味わいです。定位はいまいちでまるで最近流行の1BOXスピーカー(3コーンだったりするよね)で聴いているような感じですね。ただし音場については、ハナっから期待してはいけない値段なんだけどそのわりには、キッチリ2chステレオで分離的なソニーよりまとまった眼前展開で面白いかもしれません。ローはたっぷりありますが外出時にしっかりベースが聴こえるかはわかりません。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。