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CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

LEVEL42 RETROGLIDE

2007-09-03 | (かつての)今日のBGM
で、昨日の続き。
これもついでに買ってきました。再結成後の新譜。
去年出てたらしいんだけど、ずっと買わないでいたんです。
だって高いんだよ!これまたタワーは2,405円。アマゾンだと2,004円。世の中オカシイ。

内容は決して悪くない。元気だぜオヤヂ達。
特に期待のマーク・キングのベースもバッキバキだし。衰え全くなし。すごいよ。
でもね、

この音質は不満だらけだよ!

なんですかこのノーマライズしまくりで詰め過ぎな現代的デジタルサウンドは。
音量優先の時代だねぇ。
その弊害で、まるで不可聴周波数カットしてるような…いわゆるiPodの音みたいですよ。私はCDを真空管アンプで聴いてるのによ。
全部にクリーンブースターをぱんぱんにかけてるの?って感じ(笑)
いや全部ならまだしょうがないと思ったことでしょう。
マイク・リンダップのコーラスボーカルが小さいのは一体どういうことですか?
いやコーラスだけじゃない。マーク・キングのボーカルも音量だけ確保してあるんだけど音質はひどい。鑑賞限界域ですよ。
ゲイリー・ハズバンド特有の凄まじい剛腕の響きの迫力も全然伝わってこない。潰しすぎだし、リバーブ感が全くないからでしょう。
その意味じゃFOREVER NOWの続きの音なんだよね。あの延長をフルデジタルで固めちゃった。せっかくゲイリー・ハズバンドがドラマーなんだから音質的にSTARING AT THE SUNやGUARANTEEDの続きを狙って欲しかったですよ(そりゃ音量は小さいけど、音量が全てじゃないんだぞと、ね)。最近のデジタル技術では空気感やそこで叩いてる感って難しいんでしょうかねぇ。
キーボード的にも今回使用のEVP88(Logicのソフトシンセだよ)がメインというのはどうなんだろ?昔のPROPHET-5の音がいかに楽器的だったか思い知らされるよねぇ。

実は、つい最近のプリンスもこっち系の音質なんだよね…。
今出てる新譜なんかプリンスファンの自分でも気に入りません。

いや、ロック系じゃちゃーんとあるんだよ。空間の響きの美しさやナチュラルな音圧の迫力が伝わるCDが今現在実際に存在するもん、ニッケルバックとかさぁ。だからきっとデジタル的に無理というわけじゃないと思うんですけどね。デジタルこそエンジニアやプロデューサのセンスの見せ所なんじゃないの?

レーベルの力の差もあるんですかね。

SUNTORY BOSSのTV-CM SONG

2007-09-02 | (かつての)今日のBGM
朝、世界陸上の女子マラソンを見ていたら、
ぴーぴぴぴ ぴーぴー ぴーぴーぴ~
という怪しい口笛のCMソングが気になって眠れず(昼寝かよ)、
思わず探してチャリこいでアルバム一枚買ってきてしまいました。
Peter Bjorn and Johnというスウェーデンのユニットだそうです。
内容はかなり異色ポップスです。すげぇへんだわ。ここまでくるとおもろいけど。
6月に買ったthe bird and the beeに引き続きみょーなの買っちゃったな。

しかも2,405円とはあまりに高すぎですタワレコ。絶対、利益とりすぎでしょ。もう買ってやんないぞ。
帰ってからアマゾンで探したらUS盤だと1,715円、EU盤でも2,085円だったよ…

OPEN OUR EYES

2007-07-23 | (かつての)今日のBGM
さすがモーリス、いいタイトルですな。今の日本中いや世界中の愚か者共(当然自分も入る)に言いたいわ。
(これが英国白人だとOPEN YOUR EYESだとさ… <ASIA)

それはそうと、このジャケ写真。ひどすぎるよ。どフレア。アル・マッケイの顔なんかコントラストないんだよ(笑)。

EW&Fは日本中の各ご家庭にベスト音源がありそうですがそういうのじゃなくて。
こういう初期のオリジナルアルバムをリマスター+ボーナストラック付した物が数年前にどーっとリリースされたんだけど、どれもすごく良いのよね。

このアルバムでは何と言ってもやっぱ"DEVOTION"ですな。昔持ってた旧盤よりずっといい音なんですよ。"DEVOTION"ぐらいは現代的な音質で聴いたほうがすばらしいモンです。EW&Fで1番好きな曲かもしれない。<ころころ変わる

しかし世評的にはこのアルバムは「DEVOTIONだけやん」と言われたりします。
確かにファンもこの前作"HEAD TO THE SKY"の方がいいと皆言うけどね。
ばかめ、それだけではぬわいんだわ。
"DRUM SONG"というカリンバのインスト曲のすごいアフリカンリズムや、
"SPASMODIC MOVEMENTS"でのヴァーダインの流麗な4ビートランニングも聴け。
とどめはボーナストラックに入ってる"AIN'T NO HARM TO MOAN"というピアノ伴奏のSLAVE SONG。これがむっちゃすばらしい。まるでダニーハザウェイだよモーリス。

数曲入ってるブラジリアン系の曲はまあご愛敬ですが(笑)。

ベース的にはこの頃は既にあの白いジャズベなんだろうけど、
中には"FAIR BUT SO UNCOOL"あたりはどう聴いてもジャズベ+ワウンドラウンドの音じゃない。
さてはごく初期に使ってた白(ブロンドかも)にメイプルネックのオリジナルプレシジョンにフラットワウンドか?と思わせます。確証ないですけどね。
でも試しにトマスティックで弾くと似た音が出るんだよな。

先日行ったベースセンターにこういうのがあって
おお!若い頃のヴァーダインどんずば!<そうかあ?木目浮きすぎじゃない?
…買いませんけど、買えませんけど…

ドリ大

2007-07-17 | (かつての)今日のBGM
BGMじゃないんだけど。最近暇が無いし遊んでないしTVもあまりにつまらんもので、
「ドリフ大爆笑」DVD(7/7発売)ばっかり見ています。
ただし残念なことに、

ばか兄弟は1作も入っていない…

ばか兄弟だけを集めたDVDが出たら絶対買うんだけどなあ~。<でねーよ

それだけではない、私が過去にVHSで録り溜めた中にはココに是非入れて欲しかったのに入ってないすんごいラジカルなコントがいくつもあります。
ストロボ焚いて白飛びした後、煙の中からチリチリのづらで倒れる爆発オチもないです(例:雷の出前など)。
確か97~99年頃だったか(忘れた)、番組の終わりに、当時まだ健康だったいかりやが金だらいオチのネタ明かし講座をやったことが一度あったけど、あれも入れて欲しかったなぁ。

市販DVDだから問題のない無難な内容にしてあるのはしかたがないのですがね、
ばか兄弟をメディアで見せられない今のご時世こそ真のばかだと思うのは私だけでしょうか?

DISTRACTIONS

2007-06-30 | (かつての)今日のBGM
蒸し暑い時はそれに似合う音楽を聴くとヨロシあるよ。 <古典的だ
こんなとき私はいつもロイ・ハーグローヴと決めている。
このThe RH Factorの3作目は去年リリースの作品で、今までの2作よりどっしり大味な感じ。気のせいか肝心のTp.もおとなしいような。
ちなみに一番切れ味・活気があるのは1作目。
2作目は余裕綽々。
3作目になるにつれどかどか体脂肪が増えていく感じ(笑)。

従来みたいな豪華Vo.陣による入れ替わり立ち替わりSpecisl Guestsはディアンジェロぐらいにとどまったが、
そのかわりに1作目から参加してる女性Vo.のルネィ・ナフヴィルがリードボーカルのような存在感に。おとなしめながらなかなかいい歌だ。ルネィ・ナフヴィルはあのZhane(私、大好きだった)のひとりだぜ。さすがだよ!

ただしベースに関しては、とうとうピノ・パラディーノがいなくなって、全曲ボワボワ。何弾いてるかわからん。
全3作聴き比べるとよくわかるのだが、
ピノのベースの音だけブンッと浮き出て聴こえる。
ピノは数曲しか弾いてないんだけど、ひと味違うんだよね。
もちろんハイなんか全くない音色なんだよ。そんなエッジなんぞで浮かせる音じゃない。芯とも違う。音の塊の問題かな。
あの朱色のプレベにトマスティックのフラット弦だろうけど、さぞかしすごい個体なんだろうな。

蛇足だけど、うちのSB-1もファンクプレベ特有のあの響きは感じるんだ。
最初はあんまり感じなかったんだけど、最近だんだん弦が死んできてSpectorっぽい化けの皮が剥がれ始めた(笑)。
トマのフラット張ったらイイ線行ってるかもよ。

the bird and the bee

2007-06-26 | (かつての)今日のBGM
女性Vo.とKey.のデュオ。ユニット名が良いね。
TVかFMかどこかで耳にして気に入って買ってみました。

まるでFranc francかIDEE SHOPでかかってそうなオサレ系。
ボサノバじゃないけどそれによく似た雰囲気です。ずばりBPMっぽい。フレンチよりブラジルくさい。
この手の音楽で最近よくある生々しいオーガニックな音ではなくて
シンセ中心なのが最新の印象。
groove theoryがSWING OUT SISTERをプレイしてるような感じといえばわかる?(ちと違うか)

いっつもいっつもグリグリ来るもんばかり聴いてるわけじゃないのです。

MAROON5

2007-06-09 | (かつての)今日のBGM
マルーン5"IT WON'T BE SOON BEFORE LONG"をMeさんから借りてきました。

今ラジオ等でよくかかるあのシングルがやはり秀逸。
ドラムとベース(シンベ?)が実にイイ。シンプルで充分な効果。ベース止めてる止めてる!それだぜ!(思い切った休符がグルーヴを生むのだ。私がよく使う手だ。)
こんなリズムが今の時代にちゃんとヒットしている事はすばらしいことです。

けっこう勘違いされてるけどチャド・スミス(好きではある)みたいなのばかりがファンクドラムじゃないんだぜ。

マルーン5は前作も聴いてます。
上流階級っぽいモダンな雰囲気を持ち、アナログ時代のR&B風に料理したセンスのいいオサレポップス。
ボーカルはジャミロクアイのJKと近いブルーアイドソウル的フェイクの利いた表現力が特徴です。
が、ジャミロは全てがきりきりと鋭くアルコール度数の高い酒のような硬派、
一方マルーンはアメリカンなこってりスイーツ系の軟派。
育ちが全然違うのが表れまくってます。
その軟派なりの手ぬるい色気がむんむんした甘いメロゆえに、どこか演歌や歌謡曲くさいから、お茶の間ウケが良いんだよ。そもそもあまりロックでもないから通ウケしないんだ。こういう骨なしチキンの飽きは早いね。
でも私はちゃんと本質見てるけどね。
ジャミロふがいなき昨今、ずっと期待して見守っていたんだけどなぁ、こいつらもなんかねぇ前作より駄曲増えてきたね…まーこんなに売れちゃたらもう今後どうなってもわからないだろうね。

リンキン

2007-05-21 | (かつての)今日のBGM
買ってきた。LINKINPARK "MINUTES TO MIDNIGHT"
リック・ルービンだって?
大丈夫かなぁ、普通になっちまわないかな…と心配してたんだ。
聴いたらまぁルービンの毛色は一応あるけど(ドラムの響かせ方あたりetc)、
まぁ全体に今まで通りの無機質的な雰囲気とかストリートカルチャーくさい面はちゃんと残ってるね。
おなじみの「あ"--------ーーーーー」もあるし(笑)、
ちょっとホッとしたり。

でもやっぱ前作"METEORA"の方が好みです。いや聴き込むとまたかわってくるかもしれないけどね。

こっちはあたらしい

2007-05-19 | (かつての)今日のBGM
ロビンソン・カノー似の(笑)ne・yoの新作"because of you"買ってきちゃった。届いた時からケース割れてるのはアマゾンじゃしょっちゅう(怒)。

シングルカットのタイトルソングが早速ヒットしてますが、
途中のブリッジのコーラスパフォーマンスが(ジャンル違うけど)まるでLEVEL42のみたいだね!
前作ほどではないけど相変わらずピアノを取り入れるのが上手いR&Bシンガーです。
最近、黒人の「シンガー」ってめっちゃ少なくなったからねぇ(HipHopばかりでさ)、まだ昔のSOULと比べると酷だけど、ne・yoみたいに歌メロで勝負という人はこれでも貴重な存在だと思うな。

ちなみに下ログのキャシー・デニスもそうだけど、この人もソロより作曲活動が忙しいみたいです。
いいね作曲の才能があって。俺、作曲の才能がぜんっぜん無いんだよね。

蛇足ですが後ろのティンバランドは、ネリー・ファタードやジャスティンが去年すごーく良いアルバムだったので、関連品として手を出してみました。
やはりどすんどすんビートでした。
感想は、これならネリー・ファタードの曲の方がずーっと良かったです(笑)。

ちょっとふるくさい

2007-05-19 | (かつての)今日のBGM
いいや、かなりふるくさいかも。懐かしすぎるキャシー・デニス。
ベスト盤なんか聴いちゃってます。どの曲もすんごいシンセベース責めです(笑)。しかしこのジャケはあんまりだねぇ。

16年前(そんなに経つんだ!)に"Touch Me(All Night Long)"とか"Too Many Walls"といった軽~い歌で名を馳せました。
私は"Just Another Dream"という曲が好きでした。
はっきり言ってアイドルだよね。
ただし歌は上手いし曲は自作だからね。そういうとこはすごいですよUKは。

まぁこう聴くと90年代のPOPSって今はひじょーに難しい立ち位置にいるねぇ。
しょうがないか…。この人も二度と自分の歌じゃ売れてこないもんなぁ。

しかし作曲の才能はやはり長けてて、後にあのTOXIC(ブリトニーの)を書くことになろうとは…
ちょっと前のつんくみたいな存在なのかもね(笑)。

あ!知ってるこれ!

2007-05-06 | (かつての)今日のBGM
先日のディスクユニオンの中古盤コーナーで、このへんなアメコミ風ジャケで目にとまったのは、
おお!?
昔よく夜中に渋谷駅で目撃した、謎のジンガイストリートミュージシャン、デレックのCDじゃん。
見た事ねー!
そういえば演奏してるわきにCD並べて売ってたっけなぁ。
リズムマシンをバックに延々と技巧派ベースソロを弾いてたわな。
確かヘッドレスのステイタスを弾いてたっけな。
懐かしや~

…で、彼は今いずこ?

この中古CDなんと315円(笑)。マックで食うより安いのなら衝動買いもします。

内容はインストだからやはりいまいち萌えません。でも、
ド派手なベースソロひけらかしを想像してたんだけど、
確かにストリート臭いチープなアレンジの曲は少々あれど、
日本のフュージョンのような曲は一切なくて、
むしろ、ダークな響きのホーンが活躍する曲が結構多くて、なかなかジャズ寄りですな。

これも大人買いなのか

2007-04-21 | (かつての)今日のBGM
我が敬愛するSLY & THE FAMILY STONEが
紙ジャケ+リマスター+ボーナストラック付きで再販されてしまった。
既に持っていたアルバムが多くてなんともシャクでしょうがない
が、
6枚まとめて大人買いさせて頂きました。
(本当は7枚ある…つまり最愛の"THANK YOU"が無いの。

しかし音はさすがに今のCDだけあってやはりイイ感じですな。

昔のCDの音って最近気に入らなくなってきたねぇ。
せっかく長年たくさん買い続けてきたんだけどなぁ。
(それでも真空管で聴くとマシなんだよ。少し血が通った音になって救われるよ。)


それはそうと、だ。
レッズがホームで★だ…
…暴動おこしたい気分だわ。

あれはスチュアート・ゼンダーだった

2007-04-04 | (かつての)今日のBGM
※さんおすすめのロバート・ランドルフ&ザ・ファミリー・バンドが今夜届いた。
こりゃすばらしい!
ブラック・ロックと呼んでさしつかえないだろう。ヒップホップ成分0%な黒人音楽なんて最近めずらしいぞ。
昔リヴィングカラーが出てきた時に似た感覚だ。あっちはハードロックだけどね。
こっちは田舎ゴスペルのニオイは少しするが、ドゥービーのカバーがあったりと伝統的で、もっとゴキゲン(死語)だ!
ペダル・スティール・ギターのサウンドも驚きだよ。
おすすめしたい。
(全体にダイナミクスを抑えた音質なのが惜しいけど)

ところで。

友人らがジャミロクワイのベストを買っているのでちょっと気になって、
収録曲名をチェックしたら私の愛する2nd."The Return Of Space Cowboy"からの曲がたった1曲しか入っていなかった…。
そりゃそうだ、あれはシングルベストだ。
しかたなく買うのはあきらめた。リマスターされてそうで良いと思ったんだが残念。

ジャミロは1st."Emergency From Planet Earth"の1曲目"When You Gonna Learn"からすばらしいし、シングル以外の内容の充実ぶりで言えば1st.~2nd.がピークだろう。つまり初期ほど良いということだ。ジェイ・ケイのボーカルだってその頃の方がよりスティービーくさくてなかなかのブルーアイドソウルだ(ソウルフルではない)。晩年に向かうにつれだんだんそうじゃなくなっている…まぁ私の価値観で、ではあるけどね、でも同意の方は多いと思うよ。

さてそこで当初のベーシストだったスチュアート。

これは2nd.の中ジャケ写真。相当若い頃だ。
ご覧の通りサゲパン小僧だが、手にしているのは、おおっスペクター!?
…ではなくて、
でも充分強烈なワーウィックの8弦だ!
うわー生意気そうな、当時はそう思ったもんだ。

ところが、音はせっかくの8弦とは思えないようなハイカットしまくりのコモリ系ファンクレジェンド風。(つかこれ8弦じゃないだろ)
おまけにすごいコンプレッションだ。
見事だ。それでいいのだよ。
大昔HEY!HEY!HEY!に出た時は、赤系カスタムペイント(T.M.のようなね)のワーウィック(やはり8弦じゃなかった)を胸の高い位置に水平に構えて手首を折った指弾きで弾いていた。
これだ。
やっぱり君も黒人ベースが好きなんだね、と思ったもんだ。
太古にドリカムのリーダーもえらい高めにかまえて爆踊しながら2フィンガーだったのを思い出した。

2nd.の1曲目"Just Another Story"で冒頭にかましているエフェクトは、BOSSの初代ベース用マルチME-6Bのシンセベースエフェクトである。
私も使ってたが、あれと同様、ピッチ検出できそこないのぴこぱこぱおーん音がちゃんと出る。
出るには出るが、よく使ったなと思うに違いない。そういうルースコントロールスタイルのエフェクターなのだ。
この曲のおかげで、その他のアーティストの音楽では同じシンセベースエフェクトが使われることはなくなったと言っても過言ではない。みんながひーた。つか、あれはあのエフェクトを使いこなした最初で最後の名演だろう。

ちなみに最近の巷のエフェクターのシンセベースはAKAIが手を出して以来ちゃんとしている物ばかりなので(笑)あの音はできない。

2nd.では弾きまくりの器用な2フィンガー小僧であるが、リズム感抜群なんだけど、懐は狭くて、実に好感が持てる(笑)。
小僧は脱退後、他人の作品に呼ばれて1~2曲か弾いたりしてるが、そこでも他の収録曲の達人ベーシスト*と比べると懐の狭さがめだつ。
いいんだよ。あまり優秀じゃかわいくないからね。

…とはいっても今何歳だ?

*あれはブラン・ニュー・ヘビーズのアンドリュー・レヴィだった

ROBERTA FLACK "FEATURING DONNY HATHAWAY"

2007-04-01 | (かつての)今日のBGM
今日はいかにも春なので、ロバータ・フラックのフィーチャリング・ダニー・ハサウェイをさらっと堪能。

ううむ…あいかわらずこんなジャケですかい…(汗)。

これとよく似た名前の作品で72年の"ROBARTA FLACK & DONNY HATHAWAY"がありますが、あれとは内容はちょっと違いまして、こちらはダニー死後の79年(リリースはたぶん80年)。7年の開きの分、モダンでスマートでキレとスピードがあって、良い意味で軽め。
ただしフィーチャリングと銘打ってる割にはダニー・ハザウェイの男臭さは薄め。
やはり薄めのゴスペルのバックグラウンドボーカルもきれい。
例えばルーサー・ヴァンドロスとかそーっと歌ってるしね。
胃に優しいわ。

ベースはウィル・リーとかアンソニー・ジャクソンとか計4人います。どの曲が誰だか調べてませんが、うっすら想像つくところが面白いです。

この時代のパッシブベースにコンプがかかり切っていない音が所々あって、
大音量で聴いていると心臓に悪いです(笑)。
それは1曲目"ONLY HEAVEN CAN WAIT(For Love)"で、たまーに登場するプルの音ね。
大変ソフトなおとなしいスローナンバーなのに。何度聴いてもびっくりするわ。

このアルバムで一番好きな曲は"BACK TOGETHER AGAIN"。休みも展開もない反復ワングルーヴなんだけど端正で、ちょーかっちょええです。
日本でこれやれるのは吉田美奈子バンドぐらいなもんさ。<ただし時期は選ぶ


内舘牧子激怒しそう

2007-03-25 | (かつての)今日のBGM
私は、朝青龍は好きか嫌いか?と問われれば、嫌いです。
しっかし今日の千秋楽はなんなんだ…
そしてあの「しかえし」優勝決定戦でしょ…
北の富士サンもびっくりさ。
私ゃ大相撲観てて大爆笑したのは初めてですよ。
モンゴル勢、いいかげんにせえよ…

それはそうと。昨日のつづき。

相撲取り面のピーボ・ブライソンの、かなーり初期のアルバム2枚を収めた謎のニコイチ盤を買って聴いてみました。
…ううむ、ちょーださい(笑)。
いくらブラックミュージック好きでもこれは2回と聴けません。
ブラックミュージック好きってのは、ある意味ボーカル好きなわけですが、
声は晩年のテンプスの人に似ててまぁまぁかっこ良いとは思うんだけどなぁ、
このオケはなんですかなあ~(萎)。
(一流どころが演奏してるのに)
でも
こんな頃から既にスローバラードだけはイケます。
後々、美女と野獣やアラジンでパラディア的に炸裂するわけだ。半分はディズニー社のお力なんでしょうけどね。

手前は、お口直しのタバラスのベスト盤。
ジャケこそひどすぎる(笑)が、こっちは中身はすんばらしい。
"It Only Takes A Minute"も"She's Gone"も聴き飽きた名曲だけど、
なんど聴いてもイイものはイイのよね!