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CYCODELIC WEBLOG

今思った事は主にTwitterで書いています。このブログは何か余程の事でなければ書いていません。

ベーマガなんてもう買わないと思ってたのに

2010-07-18 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
2008年の9月号まではほぼ毎月買っていたベースマガジン。
あれ以来だから、23ヶ月ぶりになるね。
なんで今月突然買ったのでしょうか?CD付きの高い時だというのに。
FUNKY BASS特集だから?いやいやそんなことじゃ買わんよ。私ぐらいになるとFUNKY BASSのページなんぞ甘くて見てられない。私が記事を書けるぐらいですよ。
そりゃこれさ!
マークキングの録り下ろし音原付きだったからだ!!
内容はすごーく半端(笑)。
でも来日公演時に忙しいところ捕まえて無理矢理録らせて頂いたんでしょどうせ。しょうがないでしょう。よくやってくれたと思いますよ。こんなね「ちょっと軽くテキトーに1テイク弾いて途中でおしまい」の繰り返しでも、好きな人には垂涎の涙物でありますよ。きっと世界中のファンがうらやましがるでしょう。
特にあの来日公演は行くヒマがなくて無念で仕方がなかった私ですからね。

ありがとうベーマガ…もういつ休刊になってもいいよ。

気にはなります

2010-05-29 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
話題のiPadですが、
ぜんぜん欲しくなかった…んだけど(汗)
調べてみるとDTM的にはもしかして面白いことになるような予感がしてます。
いろいろナイスなアプリが出始めているんですよ。
さすがに話題の機器とあって、音楽機器メーカーも本気で市場として考えているのでしょうね。
ソフトシンセとしては当然。CPUパワーはアレですが。
MIDIコントローラー代わりにも使えるみたいだし。DAWのコントロールサーフェスもあるみたい。Wi-Fi接続でコントロールするというのがタイミングとして問題ないのか気になりますけど。
同じAppleなのでLogicとの連携した純正アプリを期待してしまうのは私だけでしょうか。

といことになるとすればですよ、<何語だ?
今回はパスですけど、次期モデルあたりはちょっと手に入れてみたいなぁと思ってしまったりなんかしちゃったり…

その前に次期Macに買い換えが先ではありますがねぇ。昨日のつづきだけど次期Macまでは買いたくないので、今日はこのへんで電源を切ってポンコツを冷ましたいと思います(笑)。

小型ギタースタンド

2010-05-24 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
ド定番のHERCULESのミニな奴を買ってしまいました。べつに新製品でもないし。値段もやや高め。でも造りはガッチリ。折りたたみも組み立てもカッチリ。
ただし携帯用ではないですねぇ。かなり重いです。
携帯用は同じHERCULESでも別にあるようです。

そっちも買っておいてソンはないかもね。先日の亜美セで会場に簡易ミニスタンド(あまりに気に入ってなかった)を忘れてきちゃったから今持ってないんだよね。

問題点は無いわけではないね。

まず、楽器がかなりの角度で後傾します。写真ではわかりにくいけど。
安定感抜群なので背後にぶっ倒れる危険はなさそうですが、狭い細いスペースには置けません。


下の受け手の奥行き幅にゆとりがあるので、おしりを背後側に(奥へ)詰めて置けば少しは立った角度になります。
鳥は黒いPUの輝くポールピースが気になってしかたがない様子。

また、安定して置ける楽器はプレベなど対称ボディだけなのも相変わらず、ギタースタンドとして何も進化していない部分だと思いませんか?

Spectorぐらいならまだなんとかなりますが、

ジャズベのような非対称ボディはセンターに置くと向かって左に大きく傾きますからね。

横方向にじょうずにずらしてバランスをとらねばなりません。
この右がかろうじて乗っている感じがたまらなくイヤなのは私だけでしょうか?
HERCULESの場合、ゴム部分のグリップがあるので簡単にツルンッとなることはあまりなさそうですけどね。

古今東西楽器スタンドというものはなぜ下の受け手がパラレルなのでしょうねぇ?向かって左側の受け手だけ上下に動かせてしかもロックできるぐらいのアイデアはメーカー的には難しくないと思うんですけどねぇ。
ジャズベ人口だって多いと思うんだけどなぁ…。

関係ないおまけ。

うちの首吊り型のHERCULESは下のボディ背面を支えるアームを折りたたんで布巻きにしてます。見た目はみっともなくて笑っちゃうけどね、楽器は真下方向にぶらさがるから絶対このほうがネックに良いと思うんですけどね。
ちなみに巻いてある布はタオル地のターバンと、浦和を出て行ったアイツのリストバンドだよ!(笑)

高田馬場はやきとんが多いのね

2010-05-17 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
ライブの写真というのはなかなか気を遣います。
数年前はこのブログでも容赦なく顔出し掲載してましたが、
最近は顔のはっきりわからない写真を使うようにしてます。
これが私ぐらいの腕前になりますとあまり無いもので(笑)、
まぁ↑↓こんな感じの「本来なら失敗」写真を使うことになります。
かっこよかったのにちゃんと写ってなくてごめんね。

というわけで、おとといの晩は友人のライブに行ってきたのでした。
久しぶりでした…今年はなかなかライブに行く都合がつかなくてねぇ。

そしてその後はやきとん屋で一杯飲んで帰りました。
(その写真はなし)
なんで近頃高田馬場にやきとん屋が多いんだろうね?
ただしどこもごく普通のやきとんばかりみたい。行った店も期待していた東松山流の「味噌だれ」タイプではありませんでした。
いやもちろん充分美味しかったですよ。しかも安くてイイね。

でも安い店ほどビールがアサヒやサントリーであることが多いのは残念ですなぁ。

これだから能力低いやつは困る

2010-05-10 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
最近、自宅自室の古~いiMacG4がどうもハード的におかしな挙動をするようになってきました。
やばい前兆なのでしょうか?
一例だけ挙げれば、スリープから起こしても画面だけブラックアウトしたまま復帰しなかったり(OSはちゃんと起きている様子)、等々…
この冬も冷却ファンが常時高速回転してて、どこかに従来無かった発熱箇所ができているのか/あるいは廃熱を妨げるなにか原因があるのか気になってましたが、この冬の忙しさもありプライベートパソコンにかまってる気持ちの余裕がなく、ファンから異音が聞こえることを理由に「恐らくほこりがファンに溜まってきているんじゃないかな」程度につい楽観視して使い続けておりました。
その熱の影響が鬱積してきて各パーツにダメージを与え続けていたのでしょうか。

03~04年製だからよく動いてる方ですよね。iMacとはいえ当時の最上位モデルだとそれなりに長生きしてくれるもので、画面はシャープ製20インチでいまだに映り良く、モトローラ製PowerPC G4であっても1.25GHzにメモリ2GBあれば大概の作業はさほど不満なくこなしてくれます。
ただしDTM以外は。
逝くとわかっていれば現行機種を用意しなけれなりません。
非常に困るんです、このタイミングで逝かれてしまうと、急な出費で。
それだけじゃない。
今のMacのラインナップも従来のCore2Duoからi5/i7に代わろうかというヘンな過渡期ですよね?
AppleはAppleで今は例のiPadや次期iPhoneで頭がいっぱいでしょ?
一番ハンパな時期じゃんよ。
間違いなく買い時じゃないってこんなにわかりやすいタイミングもめずらしいじゃん。

ただもしもパソコンを新しくするとひとつだけ今までより便利になることがありまして、自宅のパソコンでDTMが出来るようになることですかね。


今月は比較的順調に更新してます我がブログ。
ネタがある理由は始めたばかりのDTMに尽きます。
ところが、DAWをインストールしているパソコンは実は仕事用ノート!!
私物ソフトを入れたくはないのですが(カタイこと言えば入れちゃイケナイのよ)、
私のパソコンでDAW動作条件を満たすのはその一台だけしかないのです。

というわけで、平日は会社に置きっぱ、休日になるといちいち自宅へ持って帰ってDTMに使う、…という行動パターンになっております。
これがね、はかどらないんだ。
休日も必ずいじれるわけではないしね。
まだ機材も不足してますし。MIDIキーボードぐらい最低限欲しいよね。<まじかよすぐ揃えろよ!
そもそも難しいし(笑)。
マニュアルはもの足りず、チュートリアルは見るのも億劫、でしょ?
初心者向け参考書を毎日読んでます。しかたなく。大嫌いなんだ勉強の類。
ピーだって逃げ出したくなるよね。

とってるだけであっというまに

2010-05-06 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
こどもの日があるGWだったというのに松坂もダメ松井もダメ…どいつもこいつも
少しは柏木を見習え!(笑)

そんなこととは何も関係なくて。

ああ、私の今年のGWはLogic Express9との格闘だけで終わってしまいました…。
カンヅメになって集中して勉強したけど試験に例えればまだ10点もとれない感じ。しかもオーディオ部分のみです。MIDI部分は触れていません。現代のMTRとしてしかいじってないのです。
四畳半部屋の狭いデスクの上はこんな状態。
奥の古いiMacには音楽製作ソフトは入ってない(PowerPCだからさ)ので
ほぼピーの見学席。

今さら書くような新作ソフトでもありませんが、感想を少々。
ベーアンのプリセットがいくつも入っててつい手を止めて遊んでしまいますな。
これじゃもうBASSPODなんか要りませんよ。
ただしコンプレッサーはわけわかんない感じ。優秀でよく働くけどね、そもそもベースだけにかける機能じゃないわけで、DAWの世界じゃコンプもリミッターも音圧上げるノーマライズ/マキシマイズ機能の一種でしかないのです。むしろ最後にかけたりするのが一般的みたいよ。
コンプだけはバーチャルなモデリングよりリアルなハードウェアの方が気持ちいいし味があります。私にとってはコンプ出るまでが自分の楽器の音だからね。

話をもどします。
DAWで私が一番感心したのが所謂オーディオクォンタイズ機能でした。
このソフトではFlexという名です。これはびっくりしました。
言ってしまえばインチキよ。
写真に例えるならRAW現像で画作りしたりPhotoshopでレタッチするのと同じです。表現意図があることが許される条件ですね。許されるということは推奨とは言ってませんよ。世話にならずに済むことがプライド高き楽器演奏者としてはあるべき姿です。
でも私は恩恵を素直に喜んでおります。はかどりましたよ。録り直しテイクが激減しましたからね。

何度でも繰り返し言いましょう。
ベースをノーミスでぱっと録音できる人、オブリ満載なのに一回でOKテイク弾ける人、尊敬に値します。
録音こそがベーシストとベース趣味人との違いが最も表れるところです。
(プロアマの違いとは言いません。アマでもOKなベーシストいっぱいいるし。)

散歩ばかりしてサボってるわけじゃなく

2010-05-03 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
業務連絡 555+さま
ちゃんとやってますので、ご安心くだされい。長ーく預かってて悪いけどGWのおかげでもうすぐ出来そうですよ、
みんなのうた風(笑)の曲のベース入れ。
コード進行ちょっと代えちゃってるけどイケル感じだと思うので許せ。<勝手な
業務連絡 以上。

え~曲名は…「すっぴんめがねたん」(爆)。


録音機材は、まいどのEmperor5>RNC1773>VT Bass>APOGEE ONE>パソコンのLogic Express9へ。

Logic Express9はいまだに参考書を見ないとロクに使えません。
1トラック録るだけですからなんとかなりますが、
Cubase5をビシバシ使いこなしミク打ち込んで丸一曲仕上げちゃう人って尊敬しますよ。

ベースを上手に録音できる人はもっと尊敬します。
マイナスワンオケ消してベーストラックだけ聴くと自殺したくなるわ。早まりませんけど。
1/fゆらぎすぎです。

きみたちさいこぅだよ

2010-04-26 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
とはジョン・ウェットンがよく言うヘンな日本語。
「きみ」を「YOU」に換えてはいけない。

昨日は、ブラックノンノンにTLCとKN-Boostがホントによく働いてくれました。ごくろう!

結局VT Bassも外して身軽に臨みましたが、充分、事は足りました。
素から楽器がちゃんとした音であればラクなんですねぇ。機材も最小限で済むし。あれこれプリ等で音作りを工夫する必要ないんですから。
あとは弾く技だけな…。

ちなみにまぶぱぱさんはNS-JH5にPunch FACTORYとSLAPPER2
実は、踏み物構成は自分と似ていると思う。 ↑   ↑

それにしても昨日の参加プレイヤーはいつにも増して達人揃いでした。
おかげで音楽本来の楽しみを満喫できましたよ。
今までの亜美セッションで一番、音が上質でスムーズでオトナな演奏が多かったんじゃない?
また後で話したら一聴こっきりなのにみんな他人の演奏の細かいところまでよく聴いてるんだよ!
そんな中で2回もトチるたぁ目立つもんだ(笑)。<若本規夫の声で


…あっ、ロールケーキ買って帰るの忘れちった!


(※ムーミンの彼女を「ノンノン」と呼ぶ奴は歳がばれるらしい。)

歪みチェック

2010-04-24 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
こないだの写真とどこが違うの?

歪みモノがひとつはさまってます。

KN-BoostとVT Bassだけでぼわっと歪ませるのと、歪みモノ併用してがりっと歪ませる場合とで、どっちが泣ける、もとい抜ける歪みか比較検討してます。土曜の朝から。大丈夫、お隣さんは家族揃って出かけたから(笑)。

結果。
このDEEP FRYERで歪ませると、埋もれずよくきこえます。例えば4弦5フレのAなんぞ違いがわかるね。また今回そこ使う曲だから。
コンプレッションを調節できる貴重な歪みモノなのですが、さすがといった感じ。

結論。
でも入れ替わりセッションゆえに一個でも減らして身軽にしたいので、
やっぱり歪みモノ無しで行こか!<なんだよ

対策。
KN-Boost最大増幅+VT Bassいつもより余計に回しております。
いっそVT Bass無しにしてもいいぐらい(ぼわっとじゃなくぶわっと歪ませる)。
さっきのAの音なんかはスピーカー正面以外は埋もれた響きになりそうですけど、どうせ1曲だし、ボーカルも迷惑だろうし(笑)、実際ハコ行ったら使い物になるかわからんし、
こんなところで荷物をまとめましょ。


モンスター・G&H組

2010-04-23 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
実戦投入3日前に迫られやっと重い腰を上げまして、先日書いたG&Hのプラグを、
古いMONSTER BASS2本に付け替えてみました。

半田恐怖症のこの私が!?

KESTER44でスマートに!

うそ。
国産のオーディオ用と表示された半田で、そりゃぁもうガッチガチに。恥ずかしくて中見せられねぇ(笑)。
ワニに引っ張られても外れなさそうです。

完成後に気がついたこと。
補強のための熱収縮チューブ通すの忘れました。 <いかにもやりそー
まぁモンスターは径7mmと極太なのでそもそも熱収縮チューブの余裕無いに等しいね(G&H側の穴径は8mm)。
もともと非常に硬いし、必要でもないでしょう。

つかね、補強にはホントはスプリングの方が優れてるしかっちょええと思ってるんだけどな。バイタルオーディオみたいにね。なんで最近のシールドはああしないんでしょ。
話それました。

肝心の音出しチェックは一発合格。
あんなメガ盛り半田なのに(汗)…でも音は文句なし。全然不満ないです。
かえって元のモンスターベースより好みですよ。輪郭が違う。
G&H特有のカチリとした性格によってでしょうか、もっさりローが締まりましたからね。脂肪燃焼後みたいよ。
ベルデン・スイッチクラフト組よりパンチの迫力あるんじゃないか?

あ、上質なシールドだなんて言ってませんよ(笑)。ハイファイ感は無いです。もとから無いって。私も求めたことない。
シールド買い直さないで済んでエコだってことさ。その程度の物ですよ。

来週に向けて足元を検討中

2010-04-18 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
おお~今この組み合わせで偶然すっげぇイイ音がしてる!
不思議です。
この中から一つ外してもダメ。
不思議ですよ。
ノブを1度ずらしてもダメ。
不思議ですなぁ。
(まぁ今ここでイイ音しててもハコ環境次第なんで意味無いんですけどねぇ)

写真でわかるかな?文鳥増幅はまじでこのセッティング。ピーも心配してます。
今回1曲だけほんのり歪ませようと思ってるので。ヘタな歪みエフェクターより便利ですよ。ヌケ方が違う。
でも普段(歪ませない)はこの半分ぐらいのセッティングですけどね。
ノブをどこに回しても使える音が出る貴重なエフェクトです。

実は先日までここに文鳥増幅を入れてませんでした。前後とキャラ被ってると思いこみしてまして。
でもな~んか決め手に欠ける音でした。
今日試しに挟んでみたらピンと来ましたよ。

この3品を小さな一箱に実装したら最高だなぁ…なーんて無茶言ってみたりして(笑)。

Aguilar TLC COMPRESSOR

2010-04-16 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
(長文なので興味ある人のみ覚悟して読んでください)
Aguilar TLC COMPRESSORのレポです。
TLCとはトランスリニアコントロールの略でアギュラーの持つ特許技術のようですが見ても意味はさっぱりわかりません。どっかでアナログコンプだと聞いた気がしたんですがなんだかデジタルで制御しているかのような説明ですよね。きっとステキな技術なのでしょう(笑)。ここではあくまでも使用感だけレポします。

アギュラーはベースアンプメーカーです。ベーアンの会社が放つコンプということはベースだけをターゲットにしている製品だと私は勝手に思ってニンマリしております。しかし実際ベース用と銘打ったコンプに限って、ローが露骨で使い込むほどにだんだん食傷気味になる製品、多いものですよね。その辺がこの値段だといかがなものか?気になるところでしょう。

その前に外観から。
ルックスは先に発売されて久しいオクターバーの色違いですね。ちょっと長いです。Aguilarロゴのiのドット部分にLEDがありましてDOレンズのようなデザインにより個性的意匠を演出しています。
筐体はプレスして折り曲げた鉄板。ディメーターと同じような作りといえばわかりやすいでしょう。鉄板の恐ろしさは仕事柄知っておりますよ。すなわち重くて頑丈で、殴ると凶器になります(笑)。殴らなくても、足の小指を強かにヒットしないように注意しなければなりません。ただし角の処理はディメーターより安全な感じです。
というわけで大きさと重量はお世辞にもコンパクトとは呼べません。
しかし一番の問題点はコンパクト性ではなく、接続端子が背面にあるということでしょう。後ろと言うべきかな?
Providenceの今は無きDC-401やかつてのTubeWorks製品などと同じような位置です。これは好みが分かれるでしょう。私は好きじゃない位置です。他のエフェクターを繋ぐ場合は使い勝手が悪いかもしれません。ボードへの収まりもうまくいかない場合があるでしょう。なんとなく、このコンプ1つだけ使ってみてくれ、あるいはセンドリターンに繋いでくれ、そういったメッセージを感じますね。シールド1本の人やエフェクター無関心派/不要派からのユーザーを新規開拓しているようなね。でもそうであっても背面端子じゃなくたってイイじゃないかというのが私の考えです。端子なんてものは内部設計上の問題で位置が限定されるとは到底思えないんですね。アメリカのアドバイザーが後ろに挿した方が便利だ!と指導したんでしょうかねぇ。

まぁ気を取り直してコンプひとつで音を出してみましょう。全てのつまみをセンターから前後に回して様子をみます。この時点でさすが!確かにシールド1本からバージョンアップさせる説得力充分な、クリーンでフラットかつ厚みのしっかり残ったトーンが出てきます。ローの露骨さは感じられませんでした。これはイイ予感。

まずローノイズで、オーバードライブしないのが最初の挨拶。
ローノイズはパッシブユーザーにとって、歪まないことはアクティブユーザーにとって、それぞれ条件だと私は思ってます。特に近年はローノイズのほうは珍しくもないのですが、ハイゲインインプットによる歪みは未だに対応不十分な製品が少なくないのです。その点これはアギュラー製ですから最も安心して良い製品と言えるでしょう。だってあの悪名高きOBP-1を売ってるメーカーでしょ?(笑)当然ですよ。自社のオンボードプリアンプからフルテンインプットして問題が生じる製品であるわけがないからです。
言い換えれば(真実かは不明ですが)ヘッドルームは非常に広い製品ということになります。例えばパッシブとアクティブの両対応を理想的に実現するには切替スイッチを設ける方法があたりまえですが、この製品は切替無し。小さく入れても効果たっぷり、大きく入れても余裕で対応、それをスイッチ無しで、となると凄い柔軟性だなと。

その柔軟性の最たる部分はなんといってもスレッショルドです。他社のコンプには有る-10より上と-30より下がありません。非現実的で実用上不要な域を上下とも切り捨てることで、実際に使う範囲を幅広く用意して待ちかまえてます。それにより、アクティブフルテンのような場合は低めのセッティング域でもつまみを神経質に小角度で回さないですみます。アクティブ0やパッシブの場合より大胆に気分良く回してなめらかに変わりゆく音を聴きながら値を的確に探すことが出来るでしょう。スレッショルドの範囲を現実的範囲に限定してある設計は非常に優れたアイデアだと思います。実際に耳で音の変化を聴きながらつまみを回してみますと驚きますよ。こんなにベストポイントを見つけやすい変化をするスレッショルドは私も初めてですからね。

次に目を引くのがスロープという謎のノブ。TLCたるコントロールなのでしょうかよくわかりませんが、表記は2:1~∞ですから一見まるでレシオのようですが、単純にレシオのことなのでしょうか?レシオに∞なんてあったっけ?(汗)このネーミングからはディケイのようにも思えますが、にしても、使う身としてはレシオ同様に強弱として扱うしかないですね。
スレッショルドと同様にここも現実的範囲に限定してあるので、2:1未満など軽く掛けすぎるといったコンプ未熟者が陥りやすい間違いは少ないでしょうね。
試しに∞にしてみても全然ヘンな音にはなりません。不思議です。

そして最も驚くべき点は、リリースタイムのコントロールがないにもかかわらず、リリースがどこだかわからないほど自然だということです。
リリースすなわちコンプレッション後の元音量への復帰の時間加減は自分で調節するべきですが、このコンプはメーカーお膳立てです。コンプが勝手に決めます。この手は意に反することが多いものです。
ところが、スタッカートもテヌートも、E弦を縦振動でドンと轟かせようがG弦を凄まじくプルしようが、どう弾いても伸び過ぎ(これが嫌だからコンプを使わない人は少なくないはず)や急激な戻りも感じられません。一体どうなっているのでしょうか?これこそがTLCたる所以か?これがイデの発現か?(笑)このコンプは今まで経験したことのない動作をしています。

結論:これぐらい良けりゃこんな値段でもしょうがない…のか?

では、使い方毎の印象です。
ベースという楽器の特性によりベーシストが好むことが多いリミッター的な使用法には犠牲が少ない音であることが条件となります。掛かったところと掛からないところの音質の違いに違和感がないほうが良いコンプです。そうではければうるさい所だけをなだめることはできません。例えば5弦ベース。5,4弦の強すぎる音圧をさっと抑え、コンプの掛からぬ3,2,1弦の音圧とのバランスをなだらかに整える、そう言った用途には最適なコンプだと感じました。
ただしスラップで1弦をプルした時はやや独特です。プルのピークだけ潰すことはなくて、プル全体の音量を信じがたい早さで鎮めこじんまりミニチュア化させます。ド派手なプル表現をしたい人には向かないかなと思いました。

反対に、全体にしっかり掛ける使い方は録音用途において求められる使い方ですが、その場合圧縮時の音質が問題となってきます。どんなコンプでもつまみを回してしまえばその分しっかり掛かりますが、不自然な音になる製品が大半ですからね。高いコンプはそこの性能がちがいますね。さすがにこの製品ぐらいになるとその用途には手堅く応えます。アタックも遅らせず、スレッショルドを高く決めて、スロープを相当引き締めても、リリースがないのに凸凹しないこの働きっぷりはなんなのでしょうか。驚くばかりですね。

味わいの面では、アタックの余韻に少し特徴があります(説明難しい)。おかげで音の粒立ちを整えたように錯覚するかもしれません。実際にその効果もあるとは思いますが、演奏技術としてはそこに頼ってはいけません。粒はコンプ無しで揃えましょう。

その他気がついたこと。
ACアダプターは普通の9Vモノで大丈夫です。ハムありません。
電池交換は簡単にできるよう工夫されています。

…とまぁこんなんでいいかなぁ?(笑)

なかなかない

2010-04-11 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
昨晩はマザーグースコミュのオフ会を兼ねた、ブラウンコーストのワンマンライブを見て参りました。
ブラウンコーストは女性デュオによる息の合ったハーモニーと2本のアコギによる印象的な曲が特徴です。
こんなに聴き心地が良いバンドもめずらしい。
そんな秀逸なオリジナル曲に混ぜて今回もカバーを少し演奏されてました。
マザーグースコミュ的には本人飛び入りの「とんでるルーシー」はたまらなかったでしょう。
が、個人的には「12月の雨の日」
良かったですよ~。
ライブにふさわしい早いテンポにアレンジされていてグルーヴィでかっこよかった!


さて、一夜明けて本日はお墓参り。
従って、新コンプレッサーに触る時間があまりとれませんでした。インプレ報告はもうしばらくお待ちあれ。

おまちどう

2010-04-10 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
来たよー!
以前ユー達に勧められたアギュラーTLCコンプレッサーだよ!!
いつもなら買えずに指くわえて見送っている値段ですよ。
セルマー売ったから買えたんです。
嬉しくないはずはございません。家宝です。

第一印象。
すごく良い。
否、ものすご~く良いよ。でかくて重いけど。
さすがに高いだけのことはあるな。

でもこの値段じゃ良くてあたりまえかな。悪かったら殺意ですよ(笑)。

私のコンプ評価は常に値段を考慮しております。
2マン3マン超える商品は金持ち、道楽者、そして本職用。私はそこには興味ないのです。だからかつてのretrospec The Squeeze BoxもFodera X-Caliperも私はノータッチです。

なお、サイト更新を含め詳細レポは明日以降にします。
今日はこれからブラウンコーストさんワンマンライブの予定が一ヶ月以上前から決まってまして、曙橋へ出かけますもので。んじゃ。
(※さん金田さん大鳥居巨匠申し訳ない…)

互換品

2010-04-09 | (かつての)ベースとコンプ持って旅に出たい
私のまわりの音楽仲間にはとても好評なので、
けいおん!が実は全然好きじゃない…!なんて
なかなかカミングアウトできなくて困ってます… <カミングアウトしてるではないかい

そんなことはどうでもよくてよひろみ。


シャーラーロックピンの互換品エンドピン。スカッド製。安くってつい。
こういうのどうなんでしょ?クオリティは大丈夫なんでしょうか?
と、買っておいてなんですが(笑)。

うちにはストラップ側につけるロックユニットの方がごろごろ余ってまして…余るよねぇ?絶対。

形状は普通のよくあるドノーマルなエンドピンに少し似せてあってテーパー有り。高さ(長さか)もシャーラーよりわずかに長いです。ロックユニット無しのただ穴だけのストラップでも安心してひっかけられるようになってます。シャーラーだとそういう使い方したら不安ですからね(つか、しないもんだ)。だからFenderのルックスには似合いそうね。

個人的にはジムダンロップのほうが好みの使用感なんですが、デカ目で似合わないベースが多いのと、ネジサイズが違うのは元に戻す際に問題があるので、自分で付け替える時はほとんどシャーラーにしますね。
だからこういうパーツはありがたいです。でも知らなかったなぁ、いつからあったんだろう?