内容紹介
昭和30年代
『少女クラブ』からの贈りもの……。
楽しい3つのおまけつき!
もう、二度と逢えないと思っていた少女漫画・絵物語が帰ってきた!
『少女クラブ』の別冊ふろくのなかから、名作を厳選
大切な方へのプレゼントに最適!
昭和30年代――日本はまだまだ豊かとはいえませんでした。マイカーやハワイ旅行はたかねの花。アメリカのテレビドラマに出てくるような“子ども部屋”も夢のまた夢でした。カラフルなカーテンも、きれいなカバーが掛かったベッドも、ステレオセットもありませんでしたが、家族とちゃぶ台をかこみ、せまい部屋に布団をならべてねむる安らぎの時間を、どれほど愛おしいと感じたことでしょう。
あのやさしさに満ちた時代を、すべての世代の人々に感じてもらおうと企画したのが、この「夢ふろく」です。別冊ふろくとして創作された絵物語や少女漫画などは、復刻の機会に恵まれることがほとんどありません。しかし、『少女クラブ』の別冊ふろくは、まごころのこもったすぐれた作品ばかりです。懐かしい別冊ふろくたちは、同時代を生きた人々にあふれんばかりの郷愁を、若い世代には、かけがえのない友情や思いやりの心を与えてくれることでしょう。
《セット内容とあらすじ》
■絵物語『少女コゼット物語』(昭和31年新年特大号より)
訳・村松千代 表紙・勝山ひろし さし絵・江川みさお
わずか3歳で母親と別れ、いじわる夫婦の宿屋にあずけられたコゼット。ムチで打たれ、こきつかわれるつらく悲しい日々。しかし、苦しくてもやさしい心を失わなかったコゼットに、やがて奇跡がおとずれる――。ユーゴーの『レ・ミゼラブル』を、子どもたちのためにわかりやすく書きなおし、さし絵をふんだんに盛り込んだ傑作。
■漫画『王女と魔もの』(昭和31年12月号より)
谷川一彦
貧しい家庭の娘ルミーは、魔ものに命をねらわれた父親の身代わりとなって、恐ろしい魔の森へと向かう。
だが、そこに待っていたものは……。
■漫画『13人の天使』(昭和32年7月号より)
うちの すみを
数十億円にのぼる大金の隠し場所が秘められているという“13人の天使の像”が盗まれた。犯人は誰だ!? 探偵チコちゃんの大活躍がはじまる。
同時収録
漫画『獅子王と姫君』
木山シゲル(木山茂)
漫画『おちゃめのジェニー』
むれ あきこ
『少女クラブ』とは……
大正12(1923)年の新年号を創刊号とする月刊少女雑誌です。従来の少女雑誌が女学生を対象にしていたのに対し、小学校5~6年生に向けた小説や絵物語、漫画などがたくさん掲載されました。レターセットやスターブロマイド、アクセサリーなど、バラエティー豊かなふろくも大人気でしたが、昭和37年に惜しまれながらも終刊。その娯楽性と華やかさは、日本初となる少女週刊誌『少女フレンド』へと受け継がれました。
※箱のデザインはイメージであり、変更になる可能性があります
内容(「BOOK」データベースより)
ステキでかわいい『少女クラブ』のふろくのなかから、とっておきの秀作を厳選。
内容紹介
昭和10年代前半に、中原淳一の表紙画で黄金期を築いた伝説の少女雑誌『少女の友』。
その創刊100周年を記念して、若き日の中原淳一が企画・デザインした超豪華な雑誌付録5点に、『少女の友』のピークともいうべき昭和13年1月号の完全復刻版を加えたプレミアムセットです。
雑誌の付録とは信じがたい愛らしく手の込んだ品々は、その大半が戦災で失われましたが、奇跡的に残っていたアイテムを使ってオリジナルの世界を忠実に再現しています。
【お宝その1】フラワーゲーム(昭和13年1月号付録)
一枚一枚異なる花が描かれた美麗な48枚の札と、12枚の蝶の札からなる花占いカード。まるで小さな宝石のよう。「札合せ占い」「待人占い」「蝶の占い」「時間占い」の4つの占い方をくわしく解説したリーフレットつき。
【お宝その2】啄木かるた(昭和14年1月号付録)
時代を超えて愛される石川啄木の歌と、淳一の見事なコラボレーション。発刊当時、読者から大変な反響があった付録を、当時のケースもそのままの形で復刻しました。
【お宝その3】花言葉枝折(昭和8年10月号付録)
精緻な型抜きが施された、重層的な作りのしおり付きカード。凝りに凝った作りの、驚くべき付録。内側の小さな封筒にはしおり5枚が。雲の模様の部分をめくると、花言葉があらわれます。
【お宝その4】バースデーブック(昭和10年1月号付録)
手のひらサイズのサインブック。家族や親しい方に誕生日の日を選んでサインしてもらいます。「その方々のお誕生日の日にお祝いのお手紙をおあげになればどんなにかお喜びになるでせう」(あとがきより)。北原白秋らの詩72編がページを彩ります。
【お宝その5】青い鳥双六(昭和8年1月号付録)
『少女の友』でデビューした半年後、まだ19歳の淳一が描いた双六。童話「青い鳥」をモチーフに描かれた不思議な魅力が漂う作品。淳一の作風の変化を知る上でも貴重。
【お宝その6】『少女の友』昭和13年1月新年号
《おもな記事》木村伊兵衛(グラビア)「新春」/中原淳一(口絵)「雪の夜」/松本かつぢ(漫画)「お正月漫画アルバム」「くるくるクルミちゃん」/吉屋信子(小説)「伴先生」/ブデル原作・岩下恵美子訳(翻訳小説)「花籠」/横山隆一(漫画)「ポチをさがして三千里」/川端康成(小説)「乙女の港」/山中峯太郎(小説)「聖なる翼」/平井房人(雑記)「宝塚秘話スター生立記 萬代峰子の巻」/吉川英治(時代小説)「やまどり文庫」
*写真は昭和初期のオリジナルのものです。販売する商品はオリジナルの形状をできる限り再現していますが、写真とは異なりますのでご了承ください。
嬉しいよね、この企画本。
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