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本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

ししおどし(鹿威し)

2007年09月24日 | エッセイ・日記・意見
ししおどし(鹿威し)とは、農業などに被害を与える鳥獣を威嚇し、追い払うために設けられる装置全般の総称。かかし、鳴子、その中でも特に添水を指す。


添水

詩仙堂の添水添水(そうず)とは、水力により自動的に音響を発生する装置である。中央付近に支点を設け、一端を開放した竹筒に水を注ぎ、水がいっぱいになるとその重みで竹筒が傾き、水がこぼれて内部が空になる。すると竹筒は元の傾きに戻る。この際に竹筒が支持台(石など)を叩き、音響を生ずる。

後に風流としてその音を楽しむようになり、日本庭園の装飾として設置されることが多くなった。代表的なものとして京都の詩仙堂のものがある。エクステリアの装飾品としても用いられる。

電子工学における弛張型発振回路の原理を示す例として採り上げられる。
http://www.htokai.ac.jp/DD/ogawa/st02/99sdd232/sisiods/SStop.html


ししおどしにも「案山子」も入るとは知らなかった。竹のししおどしの音は「日本の音」だなぁ~と感じる。

マルセル・マルソー氏死去

2007年09月24日 | Weblog
 「パントマイムの神様」「沈黙の詩人」と呼ばれるフランスのパントマイム俳優の第一人者、マルセル・マルソー氏が22日、死去した。84歳。死亡時の状況や死亡場所について家族はしばらく公表を控えたいとしている。葬儀は近くパリ市内で行われる見通し。フランス公共ラジオが伝えた。

 1923年、フランス東部ストラスブール生まれ。いったん職人になるための学校に入ったが、幼い時からチャプリンらにあこがれていたこともあり、演劇の道に転身。40年代半ばに演出家のシャルル・デュランの門下生となり、エティエンヌ・ドクルーの下でパントマイムを学んだ。

 ピエロを20世紀風にアレンジした役柄「ビップ」を創造。自らのパントマイム劇団を率いて世界各国で公演した。78年にはパリ・パントマイム国際学校を創設。代表的なパントマイム劇にゴーゴリ作の「外套」など。

 歌舞伎や能など日本の伝統芸能に影響を受けたとされ、来日公演も多数。日本のパントマイムの名手で2001年に死去したマルセ太郎さんの芸名の由来ともなった。

 ▼マルソー氏の弟子のパントマイム俳優やまさわたけみつ (フランスで三年間師事したとき)稽古は厳しかったが、外国から来た僕の生活を心配してくれて、とても心の温かい人だった。その人間性に引かれました。舞台では笑いの中にメッセージ性を織り込んでいくので、見る人の心の奥にまで伝わる。芸術作品としての質を下げることなく、娯楽性を持たせた独特のスタイルで、パントマイムを誰もが楽しめるようにした人だった。 (共同通信より引用)



僕の好きな映画監督メル・ブルックスの『サイレント・ムービー』で、ただ1人、無声映画なのに、「声を出した人物」がマルセル・マルソー。その後、彼の日本公演にも行き、その芸の素晴らしさに圧倒された思い出がある。

メル・ブルックスのサイレント・ムービー

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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<ストーリー>
1976年、映画の都ハリウッド――。酒浸りで落ち目となった映画監督メル・ファンは、仲間2人と組んでもう一度いい映画を作ろうと決意する。しかも今どき流行らないサイレント映画でである。メルたちが脚本を売り込みに行った撮影所は深刻な経営危機にさらされ、乗っ取り専門の悪徳企業に狙われていた。始めはサイレント映画に渋っていた所長だったが「大スターを総動員で」のメルの言葉に、それならイケる!と大乗り気。早速バート・レイノルズ、ジェームズ・カーン、そしてライザ・ミネリ、ポール・ニューマンなどなど、次々と超大物スターを口説きにかかるが、みんな出演を快諾。ついにフィルムが完成し、成功を目前にしたメルの前に悪徳企業の一味が妨害しようと立ちはだかるが……。

<ポイント>
●現代に"オール・スター"でサイレント映画を作ろうとする監督が巻き起こす珍騒動。たった一度の台詞を除いて、全編がサイレント=無声映画で作り上げハチャメチャ・コメディ。
●切れめのないギャグとジョークの連続で全世界を爆笑の渦に巻き込んだ傑作コメディを作ったのは、自ら主演、脚本を兼ねた喜劇王メル・ブルックス監督。
●ライザ・ミネリ、ポール・ニューマン、アン・バンクロフト、バート・レイノルズ、ジェームズ・カーンなど大物スターがカメオ出演し、それぞれがユニークな登場の仕方でファンを魅了!

<特典>
●オリジナル劇場予告編

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舞台は1976年のハリウッド。落ち目の映画監督メル・ファンは、サイレント映画でひと旗あげようと決意。大スター総動員のサイレント映画を作るため、スターたちの説得に乗り出す。ところが成功を目前に撮影所を乗っ取ろうと企んでいた悪徳企業が、メルらに妨害をするようになって…。
パロディ王ともいうべきメル・ブルックスがサイレント映画を本気で復活させた作品。従来のサイレント映画のテンポや撮り方を、見事なまでに継承していて、その凄まじいまでのメルの映画愛には敬服してしまうほど。当時の大スターだったバート・レイノルズのニヤけた2枚目演技や、ポール・ニューマンの電動車椅子でのチェイスなど、大スターが自分自身を実に楽しげにオーバーに演じていて楽しませてくれること確実だ。(横森 文)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
メル・ブルックス監督が豪華キャストを迎えたサイレントムービーを作ろうと画策するコメディ。ハリウッドを舞台に、セリフはたった一度だけの奇妙な物語が展開する。“今だけ2枚で\1,990 第7弾”。※初回限定生産※一般告知解禁日:2005年12月20日

内容(「Oricon」データベースより)
コメディ王メル・ブルックスが贈るオール・スター出演のスーパー・コメディ。なんとたった一度の台詞を除いて、全編が無声映画という驚愕の作品。