![]() | 壊れる日本人 ケータイ・ネット依存症への告別新潮社このアイテムの詳細を見る |
1999年、「アメリカ小児科学会」は、「二歳未満の子供にテレビをみせるべきではない」という「一般への勧告」を出した。つまり、テレビを見る事は、「直に親を始めとする人とのコミュニケーションの発達」を妨げると言うのである。
この事は、今読んでいる柳田邦男の「壊れる日本人」に書いてあった事で、読み進めていくうちに、気分が「鬱」になり、リビングで横たわってしまった。テレビで放送していた「バンキシャ!」の民主党の管さんと自民党の竹中さんの「揚げ足取り」にも嫌気が差し、テレビを消してしまった。
確かに、携帯電話とパソコンの出現で日本人は大きく変わった様に僕は思える。主だった宗教の無い国に、これだけ、大きなツールを与えてしまった事が果たして良かったのかどうか。
1時間位、何をする気も起こらず、リビングに寝そべっていた。
僕もやっている「ブログ」というメディアが一昨年あたりから、急成長を遂げている。降りかかる大量の「情報」に対抗して、個人個人が「主張」を始めたのかもしれない。
こうして、「ブログ」を書いていると、少し「鬱」の気分が改善されるのは、僕も既に「ネット依存症」にかかっているのかも。
「ゲーム脳」になった若者達は、「政治」とか、興味はなく、実はひたすら、「喜怒哀楽」を求めている様に思う。「感動したい」・・・だから、バレーボールやサッカーの試合が支持され、明らかに感動するであろう実話やベストセラーを元にした「ドラマ」の視聴率が上がる。「さまよえる日本人」である。








