なんか今日は冴えない天気が続いていますね。たまには少しでも陽が差してくれればありがたいのですが。今日の午前6時は1.2℃、9時には3.8℃となり、正午はきのうと同じ5.6℃となっています。これから少しは上がるのかどうか、きのうは逆に下がりました。きのうの午後3時は4.6℃でした。
きのうの東京証券市場日経平均株価が初めて4万円を超えました。一時は40,216.17円となりましたが、終値は40,109.23円でした。私は株や投資は全くやりません。おやじの遺言?で絶対に株や債券は買うな!と言われていました。根底には太平洋戦争中の国の政策で、軍事債権を買わされて馬鹿を見たということがあります。それを意識的に固く守っているということばかりではないのですが、何といいますか私にはなじまないのですね。
日経平均株価だってたかだか240社くらいの会社の株式の平均の数値で、たまたま今は半導体関係の会社の株が突出して値上がりしていますが、半導体の好景気だっていつまで続くかわかりゃあしません。
株価の好調を反映して、従業員の給料等も確実に増え続けているというのであればこの好況も続くのかもしれませんが、恩恵は投資家や大株主に偏っているのでしょうし、実態は海外投資家によって支えられているという状況では、このバブルはいずれ遠くない将来に弾けます。
我々は目先のうまい話に注意して、楽して儲けようなんて思わずに、くれぐれも「金融商品詐欺」等の特殊詐欺に引っ掛からないように注意を怠らないようにこそすべきではないですか。
それよりも裏金を巡る国会の質疑ですが、課税対象になる可能性のある裏金について、なんでも鈴木財務相は「納税は議員が判断することだ」と発言してネット上では炎上しているとか。納税は、議員が判断して、これは納税の義務がないから納税しないし、オープンにもしないと決めてもいいようですね。国会議員の特権ですか。
国民の模範たるべき国会議員(なんとも陳腐な、古臭い、時代に合わない、空虚な言葉でしょうか。所詮は国民が選挙で投票し選んできたのですから)がパーティをいっぱい開いてせっせとお金を集め、その処理を事務方に100%任せて、裏金として保有し続けてきました。
本来こうなれば次は国税庁・税務署の出番となるはずなのですが、税務署は国民には厳しく取り立てても、政治家の諸先生方にはとっても甘いようで、本来はみずからもろ肌脱いで表舞台に出ていくべきなのではないでしょうか。そして、悪代官どもをビシバシ懲らしめるべきなのになあと夢想してしまいます。所詮は権力には弱い税務署なのでしょうから。
国民には納税の義務があり、税については過去にこういう話を聞いたことがあります。そうあってほしいなあと思ったからいまだに覚えていることです。それは、所得があれば、相手がだれであろうと、どういう手段で手に入れたとしても、『そこに所得があれば課税する』、たとえ暴力団でも所得があれば課税する、というものです。
ネコヤナギですよね。