鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

西国三十三所2回目

2024-03-10 10:03:08 | 思いつくまま
  

今は午後2時35分です。陽が差しています。でも午前中は雪模様でした。細かいさらさらした雪ではなく、大きい水分の多い雪です。いわゆる牡丹雪というのですか。春の淡雪と言えるのかな。

              



それだけであれば何とも風情情緒のある風景と言えるのでしょうが、13年前の11日の夕方はとんでもない大災害が起きている中での夕方の雪模様でした。雪がちらちら舞ったのはいったい何を表しているのでしょうか。夜は全戸停電のためきれいな星空が見られたとか。私はその日11日の星空の記憶はありません。

              

 

何とも皮肉なもので大きく被災して停電となった地域では、今同時進行で何が起きているのか分かりませでした。ラジオは聞くことができましたが、そして津波のことはいっていましたがまさかあんなに巨大な津波が岩手宮城福島を襲っていたなんて分かりませんでした。

      
ただ、ラジオでどういうことかははっきりしませんが宮城県の沿岸で津波による死者は1万人を超えるとか言っていたことは覚えています。でも、テレビを見ることができなかったため映像はまったく見ていませんので、想像することができませんでした。
 

映像を眼にするかしないかということは大きいことなのですね。いかに目からの情報を入手しているか、目からの情報に頼っているかということですね。電気が復旧して、テレビを見ることができるようになって初めて東北3県の絶望的に大きな被害が分かったのです。全国のみなさんの方がほぼ同時に近い状況で被害状況を知っていたということになります。


あとから考えると、車のモニター画面でもテレビを見ることはできたのです。そこまで頭は回りませんでした。常日頃からいろんな状況下での行動をシミュレーションしてみることが必要ですね。

きのうに続いて2回目の西国三十三所東北出開帳です。平成二十四年西暦2012年3月6日から8日までグランディ21で開催されました。法要の様子です。東日本大震災物故者の慰霊法要と災害復興祈願御砂踏法要を行ったことになっていますが、どれがどれだったのかわしにははっきりしませんのでご容赦願います。
「出開帳(でがいちょう)」とは、普段は拝むことのできない寺院の秘仏や御本尊御前立の開帳を、本来お祀りしている寺院以外の地で行い、仏様と人々との結縁(けちえん)の機会とすることをいい、ふだん安置している寺院で行う「居開帳(いがいちょう)」に対して出開帳というそうです。
出開帳では、わが国最大級の長谷寺御本尊十一面観世音菩薩掛軸をはじめ西国霊場各寺院の御本尊の御軸を御開帳していました。

      

                



    




 会場で住職の方からこういうものをいただいています。東北出開帳用に作られた散華の花弁というのでしょうか。本来の散華の花弁というと、札所ごとに観音経の一字が書かれていて、各札所分すべてを集めると観音経の一部が完成するというものです。

     大きくすると、

 
 こうなります。

なお、下が、三十三ヶ所霊場散華です。いちばんの青岸渡寺は「観」、最後の華厳寺は「願」です。


     念被観音力 


 これが御砂踏かな 

     

 まだ続く予定です。

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