鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

シマノ ジャパンカップ鮎 小国川大会

2019-07-13 17:16:08 | 小国川

 夏日です、仙台も。最高気温は27.7度で午後1時23分に記録しています。 きょうシマノジャパンカップがあった小国川の近くの新庄市は26.8度(最高)ー18.7度(最低)で、仙台の方が高かったようです。

 きょうは朝2時30分に目覚めて、準備(といってもほとんどきのうのうちにやっておいたのですが)をして3時前に出発しました。宮城県側は軽い?浅い?弱い霧雨、でも関山峠を超えたら晴れるだろうと思っていたのに、見事に外れてしまいました。

 山形県側の方の霧雨が強かったです。そうそう気分の悪いことがありました。朝の3時40分前後にはR48を走っている車はほとんどありません。ダイワの時は山形に向かう車はマイカー(=私の自家用車)のみでした。 ちょうど大滝を過ぎたころかな、50キロの制限速度のところを60キロ近くで走っていました。

 そしたら左車線の小さい休憩所にライトをつけたままのパトカーがいました。こんなことははじめての経験です。まだ暗いR48でパトカーを見るなんて。余程点数を、罰金収入を稼ぎたかったのか、定期的にしているのかもしれませんが。でもなんでこの時間にパトカーが隠れるようにしている必要があるのでしょうか。

 「マイカー」が通りすぎたら、何となんとナントそのパトカーが即動き出したのです。「マイカー」の後をつけてきます。気分悪いですよね。別に赤色灯を点滅しているわけではないので、10キロオーバーとかで掴まえるのではないように思ったのですが、それにしてもピタッとパトカーが後をつけているのです。

 普段ならこの時間のR48は60から70キロで、場合によっては80キロで走っています。たまたま霧が深かったからか60キロでよかったと思うのですが、それにしても、前を走るのならまだしも、ずーと後ろに付いて走ってくるのです。当然50キロ以上は出せません。

 そのまま何キロ走ったでしょうか、山形空港方面へ右折してもついてくるのです。見えなくなったのはR13に入ってからだったかな。その間ほぼ法定速度で走りました。時間をロスしたとまでは思いませんが、いやな気分でした、早朝から。

 

 きょうはシマノジャパンカップ鮎小国川大会の日です。昨夜小国川の水量をチェックしたらダイワの時よりも10センチ以上も増水していました。増水は苦手です。転んでも溺れないように浅い川が、水量の少ない川が好きです。動きが極端に制限されるからです。

 5時前に小国川の一関大橋の大会本部前に到着しました。もうすでに20台以上の車が止まっていました。その後も増え続け、参加者はほぼ200人です。実際は190人台ですか。半分ずつの約100ずつ上流と下流域に分かれます。

 ここが運命の分かれ道でした。個人的には何といっても上流域がいいのですが、引いていしまった封筒にかかれていた番号は117番でした。ということは”下流域”ということです。この時点で気持ちはもうダメだ!というあきらめムードとなります。パトカーの速度いじめ、嫌がらせがあり、抽選では下流域、やはりこうなりましたか・・・・・。

 まあオトリを受け取る順番は17番目でそれだけを見ればいいのですがね。右ひざの調子はいいとは言えない状態ですので、あまり歩かないようにしたいし、何よりも楽したい!この自分に甘い、闘争本能の弱い、まさに消えゆくばかりの老人の勝手な願望。重いオトリを入れた引き船を持って小走りに歩く(走る)なんてできません。

 まあそこは小国川はどこにでも鮎は居るはずなので、そこは場所の見定め、釣りの技術でカバーすればそこそこ釣れるのではないか、なんて自分に言い訳なんかして、上流と下流の境界線から50メートルくらい下流の右岸へチ狙いと決めました。

 大会本部前のポイントは昔から右岸ヘチでしたから。でも今は昔ほど水量はなくなり、かなり減水しています、とは言っても漁協の組合長も言ってましたが、10センチは高い水位となっています。狙ったところは浅瀬というには水が少ないか、浅いチャラ瀬と平瀬が続いているところです。

  

   (ここの右岸ヘチ)

 増水する前にも水があったところでないと釣れないだろうと思いましたが、川底の石を見るときちんとしたハミ跡は一杯あります。またけっこう小鮎が跳ねています。今は深くなってしまった左岸ヘチ狙いの人が結構多かったですか。それとここは川幅が広いので川の中心付近を攻めたりの人も居ました。

 

 私同様右岸ヘチ狙いの人もちゃんといます。そうそうシマノの大会ではオトリを受け取り、川に入ってから釣りはじめるまでの時間が長いのですよね。長すぎるほどです。まあ遠くまで歩いてく人にとってはいいことなのでしょうが、川の中にじっと立って時間をつぶすというのは思っている以上に辛いことですよね。

 

 それで私は極力座ることができる、大き目の石が水面に顔を出している場所で、なおかついいポイントを狙うことにしています。そういう場所にあたることはなかなかないのですが。今朝もみなさんは立ったままでじっと待っているのに、私は石に腰掛けて周りを見回しているわけです。

 

 そして6時50分頃におもむろに立ち上がり、芯竿に天上糸を通して、竿を延ばしていき、ハナカン仕掛けをセットし、イカリバリを付けていざ開始の合図を待つわけです。

 

 (こうやって写真を見ると釣り人はまばらなように見えますが、肉眼では結構詰まっているのです。) 早朝の水温は17度でした。

 

 (またしても長い文章になってしまっています、しかもつまらない?内容の凝縮されてはいない文章のオンパレード、自虐的になってしまいます。ということでここで一旦アップさせていただきます。夕食の時間ですので。すみません。)

 仕掛けはナイロンの0.3号です。ハリは珍しく6号か5.5号の3本イカリとしました。ようやくこのハリの出番です。

 (この中の小針使用)

 (再掲) 

 この写真だけを見ると結構?それなりに?水深があるように見えますが、実際は浅いです。7時の”ブオー”というスタートの合図で、配布された養殖オトリをとり出し、ハナカンを通し、逆バリを打ちます。そして好ポイントと思えるところへ竿で飛ばします。(私は逆バリは皮打ちが多いです。)

 そしたら2分も経つか経たないかの間に目印が下流に大きく動きました。手もとに当たりは伝わっては来ません。でもこの変則的な動きからもしかして掛ったのではないか?と思わずにはいられません。実際掛っていました。オトリよりちょっと小さい黄色い鮎です。

 いやあ早朝から嫌なことばかりでしたが、この時ばかりはとっても嬉しかったですね。開始早々の掛かりですから。少しでも養殖アユから天然鮎に変わるのが早ければ早いほどその後の釣果に大きな差が出てきます。

 もしかして今回も予選は通過するかもなんて思いました、正直。 早速オトリ鮎を変えて泳がせます。しかしこの鮎、さっきまでここで泳いでいたのに、ハナカンを通されたからか沖(右岸ヘチ)の方へ泳いで行ってくれません。行ったかなと思ってもすぐ戻って来たり・・・・。うまくニンゲンの思うように泳いでくれません。

 それで今度は別の養殖オトリ鮎を取り出して泳がせます。今回の養殖オトリ鮎は2匹ともよく泳いでくれました。1回目はすぐ掛かったのに、2匹目は35分以上もかかってしまいました。本当に上手くいかないものです。だからこそあゆつりは面白い、醍醐味があるということになるのでしょうか。

 その後は掛かり鮎をオトリにして泳がせました。掛かるのは15~20分間隔かなあ。2時間経過時点で込み8匹でした。そのころは天気も明るくなりだし、時折陽射しも差し込み、背中が暑く感じるようになってきました。ということはこれからが本番ではないかと思わせるのですが、なぜか逆に掛からなくなってしまったのです。

 いくら幅広く泳いでも追ってくれません。目印のそばでぴょんと跳ねたりはします。(昔は小さなハヤなんかもよく目印に飛びついてきたりしたものです。)絶対に掛かってもいいはずだ!と思ってしまうのですが掛かりません。掛かってくれません。

 とうとう追加する鮎はいませんでした。1時間3~4匹の割合で3時間掛ってくれていたら、結果論ですがもしかして・・・・・と思ってしまいます、愚かな私。

 結局込み8匹では予選通過には至らず、完敗です。私の周囲としてはトップクラスの釣果だったのですが、下流域に下っていった選手たちはたくさん掛けてきました。20匹以上も掛けるのですから何をかいわんやです。下流の予選通過匹数は 12匹 でした。 ちなみに上流域は13匹でした。

 ということでシマノの大会は、楽したつけが回ってきたのか今一歩足りませんでした。以上、私の異常な?大会結果報告でした。ここまで我慢して読んでくれたみなさまに感謝です。

                       非常謝謝。

  

 以下の写真は11時からの2回戦(決勝戦)の前のオトリ配布の状況です。

 

 水量も減ってきました。

 

 

 月山はほとんどが白い雲に覆われていました。雲の合間から少しだけ見えます。

 


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