きのうは11.2度が最高気温だったようですが、きょうは午後の車からの外気温は12度から14度を示していました。風もなく本当に過ごしやすい日となっていましたが、午後4時頃になって曇って薄暗くなってきました。 今週の水曜日ころからは一気に気温が20度近くまで上がるらしいですね。
今朝の新聞は楽しみにしていたのですが、プロ野球の記事は思ったよりも少なく、その中でも東北楽天の記事は一番少ないと言ってもいいように感じました。朝日新聞です。 昔から何故か東北楽天には冷たいとうか、扱う記事の量が他の球団と異なり少ないように感じていましたが、今もそのような傾向が続いているようです。
そう見えてしまいます。まあこの気持ちはそれぞれの球団のファンの心理でもあるのでしょうが、何か冷遇されているかのように感じるのは侘しいですよね。ましてや東北楽天みたいな弱小球団が開幕3連勝もするなんてとても考えられないようなことですから。ファンとしてはだからこそ、こういう時には青天の霹靂という扱いでもいいから、大きく取り扱ってほしいと思うのですが。
まあ明日からはホームでパリーグの最強チームソフトバンクと対戦することになっていて、ソフトバンクとの3連戦が今年のプロ野球パリーグの命運を決めるのではないかとひそかに思っています。
だから何とかして2勝1敗の成績で乗り切れないものかと心より願っているわけです。両チームとも3連勝中で、しかもここが大事なのですが、両チームともともにエース級の投手を使ってはいません。 どちらのエース級の投手が投げ切るか、そこが大きな曲がり角かなと勝手に思っています。
救いは打線としては、ソフトバンクよりも東北楽天の方が目下のところ調子がいいのではないかと思われることですね。3連戦でもうすでに4本ものホームランを打っていますし、これはものすごいことなのです。このままの勢いで突き進めば、もしかして、もしかするかもという期待を抱かせるのです。
今日も広瀬川の右岸の大木からウグイスの鳴き声が聞こえてきました。1羽だけではなく、ウグイスの谷渡りみたいな感じで鳴いていました。朝が早いということでもなかったのですが、午前9時15分頃の河原はほとんど人がいませんでした。
そういう時大自然のなかに自分ひとりと思うととっても得した気持ちになるし、自然の懐に抱かれているなと感じ、自然を前に感謝したくなったりもします。そういうことではとっても恵まれているといえます。
先にアップした写真は土筆(つくし)の写真ですが、何回も上陸している中洲の砂場に目を出していたものです。改めて足元を見たらそのあまりの多さ、広さにびっくりしてしまったというのが実態ですが、きのうまでそこに土筆が本当にあったのか?ちょっと信じられないくらいの驚きでした。これも灯台下暗しというべきなのでしょうか。
そろそろカモたちも居なくなるのかなと思いつつも、居なくなると淋しいですし、かといって居続けられても困りますし、難しいところですね。毎日もう居ないかなと思いつつ本流の右岸ヘチを凝視する毎日となっています。その結果まだこの周辺には3,4羽くらい残っているようです。
このところ本屋へ行けば直行するのは、釣りとかのアウトドア関係の雑誌の棚となっています。今日の午後は外出したこともあってジュンク堂書店へ寄ってみましたらやはりありました。「最先端の鮎 友釣り秘伝2017」です。定価1600円(税別)です。
まだ読んでいませんので何とも言えませんが、嬉しいのは大鮎の川、四万十川と球磨川を特集していることです。 “大鮎踊る、夢舞台へ。”というタイトルです。去年の行ってみたい河川のアンケートで、一位が球磨川で、二位が四万十川だったそうです。
四万十川は北村憲一さんが、球磨川は東 正広さんと清田巨人さんがレポートしています。
それと、「窮地を救ったこの一手」ということで6人の鮎釣り師が寄稿しています。6人の中には私の好きになった釣り師、瀬田匡志さんの名前もありますので楽しみです。 瀬田さんといえばもう一つの気になる記事というか論考を書いています。
「人とアユの営みを考える」と題して、自宅前を流れる一級河川「日野川」についてレポートしています。書かれていることは全国どこの河川でも程度の差こそあれ起こりうる問題です。それは田んぼの農薬と河川の関係です。
≪近年解禁前から日野川の気になること、川の石にアカがなく、妙に白いということ。4月までは石の色がよく、5月に入ると白くなってしまう。この原因として考えられることは、5月の代掻きで使われる除草剤ではないか、それも今までの除草剤とは異なる乳剤式の除草剤ではないか。この除草剤は、水田へ水を入れながら同時に散布できる除草剤で、その水は川へと戻っていく。「草が枯れる」から「珪藻も枯れる」のではないか。≫
そう思って、河川生物調査のベテランの高橋勇夫さんへ質問します。(私も高橋さんの著作は2冊持っています。「ここまで分かった鮎の本」だったかな。)その結果、そういう可能性はあるとのことです。
≪今ある農地を区画整理し、用排水を整理して作業を効率化させる「耕地整理」を進めたため、水田の用水と排水を完全に分離。その結果、水をどんどん入れながら排水へ垂れ流しにしている状態となっている。それ以来、田植えの時期になると、耕地整理をしている付近の川が濁るという現象が起こるようになった。≫(高橋談) ⇒ 人間の営みが川の環境を変えてしまった。
≪ここ最近で珪藻に影響を与えているのは、除草剤ではなく、“虫”だと。“ヤマトビゲラ”です。珪藻類を食べるヤマトビゲラの数が尋常ではない増え方をしている。その原因としては、トビゲラを捕食する魚が減ったこと、及びアユがいなくなったことがあげられると。凍結防止剤は除草剤ほど影響はないのではないか。≫(高橋談)
そこから瀬田さんは、「やはり生態系が崩れてしまっているということ。その根底にあるのは、私たち人間の営みが影響している。だから、川の珪藻や魚、自然環境にちょっとだけ、興味や意識を持つ機会にしてほしい。」と訴えています。
そういうこともあるんだということを肝に銘じておきたいと思います。参考になりました。そしてますます瀬田匡志さんが好きになりました。