きのうもですが、きょうも寒空というかどんよりとしていて、いかにも冬空という感じの一日でした。 でも風がなくて助かりました。
午後から初めて「認知症カフェ」なるものに出席してきました。 これから地域包括支援センターが中心となって、ますます盛んになっていくようです。 認知症だからと言って、ひとり暮らしだからと言って自分の殻や家に閉じこもってばかりいてはよろしくないですね。
これも参加できるようなのであれば、それだけで大丈夫と言えないこともないのですが、だからといって何もしないで手をこまねいてばかりいてもはじまりません。 まだまだ実施する方も暗中模索の状態ですが、我々団塊の世代が後期高齢者になった日本社会はどうなっているのか!?そのことを考えると自分のことながらぞっとしますね。
きのうのことですが、午前中映画を見てきました。公開を心待ちにしていた ””オケ老人””です。きのうはレディースデイとかで女性客が多かったですが、大半は「君の名は。」に行ったのではないでしょうか。 「オケ老人」は10人くらいでしたか。まあ9時20分からの上映ですからなおのこと少なかったのでしょうが。
でも映画自体は予想にたがわずとっても面白く、おおいに気分転換できたし、リフレッシュできました。こんなにも映画を見て笑ったのは久し振りですか。 大いに笑わせてくれました、思わず涙が出てきます。泣き笑いというよりは、笑いすぎて涙が出てきたというべきですか。
でも場面によっては思わず声を出して泣きたくなるような、一緒に声を出して泣いてしまいかねない場面もあり、単純にお笑いだけの映画ではありませんでした。
個人的なことになりますが、私としては一体どんなオーケストラになるのか、そしてどんな曲を演奏してくれるのか、それがとっても楽しみでした。
エルガー作曲の””威風堂々””が最初から最後まで関わっていましたが、ドボルザークの「新世界より」もよかったですね。私としてはもうすっかり慣れ親しんでいる曲である「威風堂々」をどう演奏するのか、大変興味をもって見ていました。
「威風堂々」は、私がベートーベンの交響曲第9番第4楽章「合唱」に挑戦したとき、
・・・・・とここまで書いてきたとき、下から我が妻が”血が止まらない”といって、右手の指をティッシュで押さえて上がってきました。かなり本人は動揺しているし、血が止まらないのは困るし、時間的に言ってまだ5時前だから医院は空いているし、それなら早目に医院に行って診てもらおう、それが一番安心することと思い、車で学区内の外科に連れていきました。・・・・・・ 原因は、きゅうりをスライスしているときに自分の指もスライスしてしまったものです。
そういうことがあったために、全く中途半端なままでこのブログを中断し、とりあえずはアップしておこうとしたわけです。ご心配とご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。ご了承ください。
そしてその後夜の集まりがあったために、遅くなってしまいました。
「威風堂々」は、私がベートーベンの交響曲第9番第4楽章「合唱」に挑戦したとき、アンコール用として用意してきた曲で、その後何度も大観衆の前で歌っています。 テレビを見ていると、結構この「威風堂々」はいろんなところで使われているのが分かりました。 それだけ全世界のひとびとに愛されている曲だということになるのでしょうか。
表題に 「泣いて笑って、コミカルな・・・」と書きましたが、日本的な人情をちりばめた、人情味あふれた、世代間の葛藤を超えた3世代の物語みたいな映画とも言えるかな。解釈は各人でいろいろできると思いますが、音楽の好きな人、お笑いが好きな人、今は無き?共同体を懐かしく思う人にはうってつけのいい映画だと思います。
ぜひ映画館へお足をお運びくださいませ。 ”ボケ老人”になるのを送らせるためにも、どうぞ!!
「威風堂々」には日本語の歌詞があるのです。ご存知ない方のためにお知らせしておきます。
『 ・・・・前奏・・・・・
(118小節から) 僕らは ゆく まっすぐに あふれる希望 光の道
時の流れは早いけど 忘れはしない 大きな夢 今日のこのうた 生き続ける
・・・・間奏・・・・
(223小節から) さあ 歌おうよ 声あわせ 響かせよう 世界中へ
さあ 手をつなごう ひとりじゃない
仲間になろう 勇気を出して みんなで行こう 未来へと 』
作詞は、長瀧 菜摘 さんと 高橋 美由紀 さんです。 十代のときに作詞したとか。