土脉潤起 (つちのしょう うるおいおこる=雨が降って、土がいくらか湿り気を含み出す)
(午前9時15分頃の東方面)
きのうきょうと暖かい日が続いて助かります。きょうの最高気温は13度の予報でしたが、何度になったのか? お昼頃で11.7度とか言っていました。 温かい日差しに誘われて行って来ました、床屋へ。いまどき「床屋さん」というのは古いんでしょうか?古いのでしょうね、いまどきの若い人たちは何というのでしょうか? 来月になると、複数の卒業式に出席することになりますので、せめて身だしなみはきちんとしておかないといけませんね。
(東方面は雲がなかったのですが、西北西方面には雲がありました。こういうところを歩いて散歩できるということは幸せ以外の何ものでもありません。)
きょうは母の命日なのですが、あのときは雪が一杯降り、いたるところに雪が残っている
日々が続きましたし、寒い日が続きました。それがこんなに暖かい日となるなんて・・・。
(同じ水仙です。)
それにしてもこのところすっかり日が長くなってしまいました。午後4時半を過ぎても普通に明るいし、あらためて気にしてみると5時半ころになってようやく薄暗くなり始めるというような感じです。季節は立春を過ぎて、「雨水」(土脉潤起)とかに入っているようですし、確実に季節は巡っています。
(この水仙ももう少しですね。)
巡っていると言えば、見ましたか、今日午後1時からの旧党首討論というか、新旧党首討論というべきでしょうか、国会の衆議院予算委員会での民主党のかっての党首で、当時の内閣総理大臣であった野田佳彦と現在の総理大臣である安倍晋三との討論会です。
討論会といえば立派ですが、実質は討論、議論とはなっていないことをまたしても、はしなくも露呈しました。
(カモたちの姿は見られませんでした。)
安倍の口車に乗って愚かにも衆議院を解散し、民主党をずたずたにしてしまった張本人とその時の最大野党自民党の総裁だった安倍との“対決”ということで、大変興味を持ってNHKテレビを見ていたのですが、結果はやっぱり思っていた通りの流れとなってしまいました。
時間的にはあっという間の40分の持ち時間でしたが、相も変わらず答弁する方の安倍の態度は“はぐらかし”満載というところでした。質問に直接答えることを避け、直接には関係のないことをまくし立てるやり方、話しを別の方に持って行って、相手をけなして自分の方を褒めたたえるやり方は変わっていなくて議論になりませんでした。
そこには真摯に受け答えをするという態度は見られませんでした。野田も最後にはこう言わざるをえませんでした。
『きちっと数字に向き合う素直さを持ってほしい。必ず最後には自画自賛に持って行く。反論にも耳を貸してほしい。』と。 いまさら言ったって遅いのですよ。
またやってしまいましたね、というかまた見せてくれました、自民党「失言・失態ショー」と呼べばいいでしょうか。アメリカでは黒人が、奴隷だった黒人が大統領になっている、とか。さすが面白いことをいう、マスコミで売り出して国会議員となった弁護士出身の議員さまです。
アメリカの黒人は、全て物として人身売買された経歴を持つ奴隷出身者であるという認識なのでしょうか。こんな程度の低い認識ではアメリカとしても怒るに怒れない、怒るに値しない哀れな人間、それでも弁護士なのかとあきれかえっているということなのでしょうか。
謝罪会見でもまったく悪びれたところは見せていませんでしたよね。発言のどこが悪い、何が悪いのかという堂々とした?態度を見せてくれました。
少し話は飛びますが、先おとといかな、ムービープラス(m+)で「それでも夜は明ける」という2013年製作のアメリカ映画をやっていました。後半だけ見たのですが、アメリカ南部における黒人奴隷に対する接し方、黒人奴隷を物として、白人の所有物としかみなさない態度、反抗したりした黒人に対する「鞭による制裁」は男女を問わずすさまじいものでした。この映画は実話をもとに製作されたようです。こういう映画を製作するというところがアメリカのいいところなのですね、その点は立派です。