鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

いろんな鮎竿があるもので、

2016-02-18 14:05:33 | 思いつくまま

 きょうの天気は素晴らしいの一言に尽きますね。 ありがたいです。 うれしいです。 午前中から明るくて、雲もない青空が広がっていました。 こうなると気分もよくなります。 ニンゲンは自然によって生かされていると思います。

          (午前9時20分過ぎ)

 

 2016年の鮎釣り関係のカタログも揃いました。 といってもシマノ・ダイワ・がまかつの3社のみ(WISTさんは失礼ですが省きます。)ですが、見えてきたものがあります。みえてきたというととっても格好がいいものですが、単に違いに気がついたというか、3社の特徴が出てきているというかそういうことです。

 具体的には「鮎釣り竿」についてです。 まあ、今年も手を替え品を替え売り出してます。商売だから当然です。毎回思うのは売るための“キャッチコピー”がうまいなあということです。

 

 だれが考えるのか、社員だけでないような気がしますが。かといって毎日の新聞をにぎわしているような電通とか博報堂とかにお願いしているということも考えにくいです。どれくらいの費用が掛かるのかは全くわかりませんが。

 鮎のカタログからでも、売らんかなの勉強ができますね。何といっても鮎釣り竿のカーボンの研究、充実発展は他産業にも大きな影響を与えているという記事を前に読んだことがあります。軽量にして強靭な素材ですからいろんな分野に使用できるわけです。

 個人的には鮎釣り用の竿の研究が自動車産業や宇宙工学にも影響を与えてるというだけで、私には何のメリットもないのですが個人的には嬉しくなります。もっともっと安くなれば申し分ないのですが、・・・・。話しがいろいろ飛んでしまいました。

 

 言いたいことは結論から言えば、「ズーム」の有無ということになります。ざっと見た限りでの感想ですが、ダイワにはズーム機能付きの竿はなかったし、がまかつの竿もほとんどなく、「パワースペシャルⅣ 引き抜き急瀬」が90-95という『マルチ』(がまかつ)機能を持っています。

 それに対してシマノです。実にいろんな竿にズーム機能がついています。シマノでは『ハイスピードズーム』といっています。鮎竿の長さの種類についてもシマノだけが一人気を吐いています。そしていろんな竿にズーム機能を持たせています。

 LIMITED PROクラスや SPECIALクラスのいろんな竿にズーム付きの竿がラインアップされています。

           (ここにカモが3羽いましたが、すぐに飛んでいきました。)

       

 しかも竿の長さもいろいろと打ち出しています。むかしむかしは9.0メートルが中心で、8.1メートルや10.0メートルくらいだったのが、その後9.5メートルの竿が出てくるに伴い、ズーム機能付きの竿が沢山出てきて、一時シマノとダイワでは何センチのズームにするかでやりあっていたということまではいかなくても、シマノが50センチで、ダイワは30センチにこだわって、それぞれの利点を長所を主張していました。

 その後さらに短竿が売り出され、今では7.0メートル、7.5メートル、8.0メートル、8.5メートルと多種多様な竿が売り出されています。選ぶ範囲が広まったのはいいとしても、逆にどれを選んだらいいか迷うくらいです。

              

 

 話しをシマノに戻せば、シマノでは9.3メートルの竿が売り出されています。それに伴いズームの長さも90-93と、30センチズームの竿も揃っています。そうそう8.8メートルの竿も発売されました。ズームは85-88の30センチの長さです。

 シマノだけが売り出しています。シマノのカタログは謳います。

シマノは88というさらなる可能性を生み出すレングスを誕生させた。この長さは90と遜色ない万能的な攻撃力を秘めながら85に迫る持ち軽さ、操作性、感度を随所で発揮。88は90と85のメリットに着目し軽さをキープしながらより攻撃的な側面を強調した新たなる提案といえるだろう。』と。

これ(90)は・・・95と90の長所をミックスさせた新レングスといえ、オトリなじみのよさ、ワイドな攻撃範囲、優れたタメ性能など、95並みのロングロッド効果を生み出しながらきわめて90に近い軽快操作を追及した意欲作である。』と。

   (堤防の花壇です。)

これらの竿は今夏どのように活躍してくれるのか?はたまたパッとしないままに終わり、来年は販売されなかったりするのか、注目したいところですね。 いい効果が、結果が得られるようであれば、他社も追随することになるのでしょうか。興味がわいてきます。

             

そして前にも書いたことがありますが、ここ数年の間に、それまでは当然のことのようについてきた『替え穂先』が、ダイワとシマノではほとんどついてこないようになっています。安い竿にはついています。これはどういうことなのでしょうかね。 

ただ、がまかつはほとんどの竿に替え穂先もついています。 我々利用者にしたら絶対に替え穂先もつけての値段であってあってほしいですよね。以前はちゃんとついていたのですから。穂先が折れてしまっても、替え穂先があればとりあえずは何とかなりますから。いままで何回穂先を折ってしまったことでしょうか。3,4回かな、多いとみるか?、少ないとみるか?

それがなくなったということはその分だけ実質的な値上げということになるのでしょう。いつしか替え穂先がないのが当たり前ということになるのでしょうか。むかしのことを知っている人が少なくなったらそうなるでしょう。

                      

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする