鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

またしても、主人公の悲劇!

2014-01-16 13:54:36 | 広瀬川

 (きのうのことです。) きのうのブログの最後の写真をご覧になって何を感じましたか? 何か感じるものがありましたか? 想像したことが当たっているかどうか、・・・・

 きのうのお昼前、子育てサロンからの帰り道、澱橋の方から川を見に行ったのですが、一瞬我が目を疑いました。 何じゃこれは!?と叫んでしまいました。

 広瀬川本流の岩盤の肋骨の露出度の凄さ!!

 

 あっ これはまた三居沢の水力発電所が放水を止めたなと思いました。

 (分流が本流に合流するところです。)

 

 またしても水面下で、川の主人公たちの悲劇が起きているのではないかという不安が頭をよぎりました。

 (中洲を挟んで左が本流、右側が分流です。)

 

 でも体は正直なもので、冷たい川には入りたくないな、手を入れたくはないなと思ってしまいました。

 (分流下流の自称”イギリス海岸”の様子です。)

 

 分流の上流域で流れが右折するところですが、上流側は川底の小石が剥き出しになっています。 流れは完全に伏流水になっています。

 

 ほとんど水溜りはなくなっているかのように見えますが、歩いて見るとところどころには水溜りがあります。 

 

 水面の動きがあるところの水溜りをみると、大体は小さなハヤが右往左往していました。でも中にはこんな魚もいました。 ちょっとこれにはびっくりです。前回の急激な減水の時は見られませんでした。 エビです。

 

 もう完全に水のなくなったところに呆然と佇んでいました。 なんだこれは?一体何が起きたのか?多分全く何もわからないままにまだ水分の残ってる石に座って、寝そべっていたのでしょう。 諦めの境地でじっとしていたのかもしれません。 エビの髭をつかんだところまだ生きていましたので、大きな水溜りのところに逃がしました。 エビは普通の魚よりも生命力が強いかもしれませんね。

 次に目に入ったのは大型の魚です。 前回の時もパーマークが眩しいくらいのヤマメがいましたが、今回もいました。

 

 大きさは18センチくらいはあったかと思います。 途方に暮れている目をしていると感じませんか。

               

 何か容器が見つからないかと付近を捜して見つけたのがこのカップめんの容器でした。それにヤマメを入れて、本流筋に逃がしてやりました。

 

 前回の大減水の時多かったのは圧倒的にヨシノボリでした。 100匹以上も”救出”しました。 でも今回はヨシノボリはほとんど見かけませんでした。 寒い時期は深場に入っているのでしょうか。 (そういえば、去年出た映画のエキストラも「救いたい Doctor's wish 」でした。秋に一般公開です。)

             

 すっかり干上がっています。

 

 下の写真で見える水は本流からの取水口?付近のものです。

    

 牛越橋の方に歩きました。 減水、減水

           

 やはりそうでした。 発電所からの放水口ですが、全く流れがなくなっています。

 

 発電所で何があったのかは分かりません。 保守点検なのか、でもそうであれば発電用に流れてくる広瀬川の水はどこにいったのでしょうか、どのような処理をしているのでしょうか? 上流の発電取水用の堰を止めて発電所の方に流れてこないようにしているのかどうか? そうならば広瀬川全体としての水量は変わらないように思うのですが、そう考えるのは浅薄でしょうか。

 夕方には元通り水が流れていました。

 ということで、きょうの分流です。 午前10時頃の撮影です。 やはり風は冷たいです。

 

                      分流の上流域にも流れが戻りました。

                 

   

                    

 

                        朝日を浴びて飛び立つ カモ

                    


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