鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

仕事始めですね

2014-01-06 16:22:07 | 思いつくまま

 何年に1回しかめぐって来ない年末年始の九連休も終わり、大方の人はきょうから新年の仕事が始まります。 こちらは寒いですね。 あしたとあさっては最高気温は7度から8度近くまで上がるけれども、土・日はまたかなり冷え込むらしいです。 まあ冬本番ですから、寒くて当たり前なのですが、そうは思ってもあまり寒くなるのはできれば御免被りたいのが本音です。

 きのうは小寒でした。 きのうラジオを聞いていたら、小寒からのあいさつはというか年賀状には、「明けましておめでとう」ではなく、「寒中お見舞い」が正しいということを言っていました。初めて聞いたような気がします。 14日の幕の内は「明けまして」でよかったような気がしていました。

        (写真は午前11時30分過ぎのものです。)

 

 「五日ごとに変わる、七十二もの豊かな季節を感じて暮らす!」といううたい文句の 『入門 日本の旧暦と七十二候』 がありますが、まあ確かに素晴らしい感受性です、われわれのご先祖様は。 

 1月1日から4日は ”冬至末候” で、5日から9日は ”小寒初候”、10日から14日は ”小寒次候” となっています。 小寒初候は、「芹及栄(せりすなわちさかう)」、芹が盛んに生育するころで、芹は寒のさ中に採れる芹がもっとも美味だとされているそうです。 群がっていきいきと伸びていく姿は、元気に成長を競い合っているようだ、との説明があります。 あした7日は七草の節句で、七草粥を食べて無病息災を祈る風習があります。

               

 しかし、日本国の無病息災は庶民がいくら祈っても無理なのかもしれません。何かもう敗北主義に毒されているかのようですが、それでも何とかしなければと思っています。

 きのう5日の東京新聞の社説を見て驚きました。A級戦犯だった祖父岸信介のことが吉田茂との対比で語られていました。

 敗戦後岸は旧制一高の恩師から「自決」を促す短歌をもらったと言います。 でも、岸は自決をするどころか、次のような短歌を返したということです。

 

     『名にかへてこのみいくさの正しさを来世までも語り残さむ』

 死んでからまでも聖戦だった太平洋戦争のことを語り継いでいきたいということです。唖然、呆然・・・・こんな輩が総理大臣になっていたという現実、そしてその娘の夫 安倍晋太郎、さらにその子 安倍晋三と政治家が三代に渡って続きます。 (家系には佐藤栄作もいますが。)

    (子どものかものようです。)

 戦前のナショナリストの岸の流れを汲む安倍晋三、岸のことを考えれば(お祖父さんが大好きだったようですし、祖父の遺志を何とか実現したいということになるのでしょう)独裁者になりあがった安倍晋三が正にしたい放題、言いたい放題なのは当然の流れということになってしまうのでしょうか。 悲しいことです。

 こんな輩を自民党の総裁にし、総理大臣にしてしまった。経済を隠れ蓑に、その実富国強兵政策(戦前の軍国主義を日本に取り戻す)が本当の狙いだったようです。とんでもない輩を選んでしまったものです。 自民党も若手が主流を占めるようになってからは右翼国粋主義者のような政治屋ばかりが大手を振って我が物顔。 まさに危機的状況です。

                      

 憲法の解釈だけで集団的自衛権n行使まで突き進もうとしているのです。 そこまでやる気があるのなら堂々と憲法に則って国民投票にかけるべきなのに、そういう正道を行わずに、姑息な手段で憲法を蔑にしようと画策している。 こんな輩に日本の命運を委ねてもいいのでしょうか。心配不安は感じませんか。 何としても次回の選挙では自民党を野党に落とし、すこしでもまともな政党の政治が実現できるように努力し続けなければなりませんし、これからの消費税のアップや社会保障政策がどうなるか、さらに韓国、北朝鮮、中国、ロシアとの関係に目を光らせ続けなければいけません。

 

 自衛隊員に戦死者を出さないようにしなければなりません。一人でも戦死者が出れば一気に靖国神社が戦前同様に息を吹き返します。

                      

 安倍晋三はまさに三代目、身上を食いつぶすのが三代目の役目です。日本を滅亡に導びきかねない危険人物に、国民の熱く痛い自然を注ぎ続けましょう。

 

 この心配が単なる悪夢であってくれればいいのですが・・・。


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