みちのくでは、メジャーな鮎釣り大会は7月に山形県小国川で開催されます。毎度のことです。大会に出るのが毎年楽しみになっています。懐かしい顔ぶれに会えるのも楽しみですが、大会に出るということ、大会に出て技術を競うということ、これが堪りません。適度な緊張感がいいです。挑戦する気持ちというのですか、これは何歳になっても持ち続けたいですし、挑戦した結果どうだったのか、惨敗かそこそこいい線をいっているのか、一喜一憂するのも楽しみです。過去を振り返れば、もう現状は惨敗、完敗の連続ですが、そういう時は「(この歳でも)参加することに意義がある」と自分に言い聞かせることにしています。そして、自分で自分を褒めてやります。
ということで?今年も申し込みました。ダイワの大会はネットから申し込みました。便利です。でも、参加者が多いと抽選で落とされる可能性があります。ダイワの大会は、ダイワ製品以外の竿でいい成績を出すのが願いです。
シマノは釣具店から申し込みました。ネットでの申込はできません。でも申込と同時に参加料等2,620円を支払っていますので、参加できないということはないのではないかと勝手に思っています。シマノは65歳以上の特別枠もありますので、それまでは何としても参加し続けます。そして若さだけで釣りができるのではない、若さだけが全てではない、ということを見せつけてやりたい!!、何としても。
がまかつはまだ申し込んでいません。いつも申し込んでいる釣具店が、今回の地震でかなりやられて前面改築となるのかどうか、建物が全てブルーのネットで覆われていて、まだ店を覗いてはいません。来週行ってみようと思っています。
今年は3つといわずにもっと参加しようかなと欲を出したりしていますが、果たしてどうなることか、自分でも???です。
それなのに、何としたことでしょうか!!こんなことがあっていいのでしょうか??許されるのでしょうか!?心配になってきます。
そうです、今日の朝日新聞の木児です(また出ました、愚かなPCの知能の低さ)、「きじです」と入力して変換すると「木児です」と出るのです。「記事です」とでないのです。
「福島のアユ 解禁延期へ」 「淡水魚からセシウム続出」という衝撃的な見出し。でもこの記事の前半部分のことは、5月15日の記事にも出ているのです。ただ、15日の記事では、基準値を超えているからどうのこうのするということは書かれていませんでした。
それが今日の記事では、「解禁を延期する」という検討を始めたと、一歩悪い方に進んでしまったのです。みちのく地方は解禁は大半が7月1日です。まだ1ヶ月余もあるので、その間で検討しようということなのでしょうが、時間が経てば河川の状況がよくなるという保障はまったくありません。それどころか福島第一原発は依然として余談を許さない状況で、放射能(性物質)を出し続けているのでしょうから、悪くなることはあってもよくなるということはないのではないかと絶望的になってしまいます。
茨城県を流れる久慈川は6月1日解禁ですが、上流の福島県域の久慈川は6月の中旬以降の解禁のはずです。どうなるのでしょうか。
今日の新聞記事ではアユの調査は、いわき市の鮫川と夏井川で行われたようです。他の川では福島市の摺上川でウグイ、伊達市の阿武隈川でヤマメの調査が行われたようです。
ヤマメだから、ウグイだからホッと一安心というわけにはいきません。阿武隈川も摺上川もともにアユが釣れる川です。ウグイやヤマメで影響であればアユにも影響があると考えるのが普通、当然でしょう。
『淡水魚は海水魚に比べて体内にナトリウムをため込みやすく、ナトリウムに似た性質を持つセシウムも海水魚より検出されやすい』とのこと。
農水省の本音は「出荷停止」がのぞましいとのことですが、水産物では出荷停止を解除するルールが定まっていないため出荷停止に踏み切れないでいるという。
『湖や川は閉鎖性が高く水量も限られる』から、高濃度のセシウムが溜まりやすいのです。桧原湖や秋元湖は原発から90キロ離れているのに、基準値を超えたわけで、そうなると100キロしか離れていない仙台市も他人事ではありません。名取川や広瀬川に棲む魚がどうなっているのか、知りたいですが、知るのが恐くもあります。
毎日、新聞に載っている「大気中の放射線量」を見ていますが、ずーと0.08だった仙台市も0.10から0.11マイクロシーベルトになってきています。楽観できるもの、安心できるものはありません。