鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

雨が降っています、

2011-05-12 21:56:04 | 広瀬川

 仙台ではお昼前頃から霧雨が振り出し、小雨から徐々に本降りとなってきました。低気圧の影響で全国的に雨降り、とくに西日本では豪雨となり、川も大増水となって被害も出ているようです。みなさまのところは大丈夫ですか。十分お気をつけください。まず第一に自分の身は自分で守る、この覚悟が必要です、絶対に。常日頃からそのための備えは十分にしておく必要があります。まず、「自助」、これあるのみ。「共助」が当然というような地域コミュニティが、普段から確立しているところならいいのですが、今の世の中なかなかそうはいかないでしょう。痛い目に遭わないと「共助」の大切さがわからなのです。

 また話がそれてきました。広瀬川の分流の様子、9日と11日の比較です。昨日から雪解け水の影響でしょうか、水量が多くなってきました。

 

 分流の上流域。上が9日、下が11日です。増水しているのがおわかりでしょう。別に雨が降ったわけではありません。

 

          

          分流の下流域。上が9日、下が11日。

          

 下の2枚はおまけです。

       

 どちらも澱橋下流のトロ場の左岸側の様子です。八重桜と菜の花です。(ですよね。)

                

 このような写真を見ている限りは平和そのものという感じがしますが、今日の福島第一原発1号機の状況を聞くと、まるでメルトダウンのようではないですか。いままでやってきたことは一体なんだったのでしょうか。少しでもいい方向に向かっていたのでしょうか。放水して原子炉を冷やせば何とかなるといわんばかりでやってきたものの、さっぱり改善されていないではないですか。せいぜい悪いままの現状維持ではないですか。東京電力はもちろん政府の言い方も全く信用できません。全ては眉唾物です。絶対に本当のことを隠して、少しでもいいようなところをのみ発表しているのではないかと勘ぐってしまいます。悲しいことです。

 東京電力の責任が問われるのは当たり前ですが、それと同じくらいに責任を問われなければならないのは当時の政権党だった自民党です。自民党と官僚が一体となって独占企業である電力会社に原発を造らせた、利用させてきたのではないですか。(個人的には全く現政権を支持する者ではありません。)だから自民党が原発事故に何ら積極的な発言がないのは当然ですが、だからこそ、現政権のやり方を非難なり批判する資格はない。少しでも責任を感じているのならば、反省をしているのならば、今は野党ですが当時の政権党として現政権とともに原発問題の解決に向けて共同・協働して動くのが当然ではないですか。自民党には、どう転んでも、どこをどう見ても、現政権の対応策に文句をつけられる立場にはない。

 それと原発を製造している企業、売り込んでいる企業、日立製作所や東芝ですか、GEもあるか、これらの企業の責任はどうなのでしょうか、責任はないのでしょうか。いい加減な製品を製造販売していたのではないでしょうね。そう思いたい。でも福島第一原発の状況を見ていると、製造者の責任及び責任に基づく行動が厳しく問われなければならないと考えます。

 何にしても、これはもうダメだなと観念しなければならないのではないかと悲観的になってきます。若い人たちや子どもたちが可哀そうです。


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