鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

どうなってるの?広瀬川

2008-08-09 23:33:33 | 広瀬川

 初めに、63回目の長崎原爆の日に、亡くなられた皆様に心より哀悼の意を表し、後遺症で苦しんでいる皆様にはお見舞い申し上げます。 少しでも力になれればと願っています。

 

 仙台七夕が、雨のジンクスを破って三日間とも最高の夏らしい夏の天気のうちに終了しましたが、とたんに秋風が吹き始めたように感じます。

 仙台の夏は七夕で完全燃焼してしまったかのようです。

 

 そんな中、今日の勤務は午後からの夜勤ですので、午前中は広瀬川に入らせていただくことにしました。 

 6時前の起床で、ゆっくりと用意し、オトリを入れた引き船、タモ、竿、そしてベルトをきちんとつけて川に向かいました。

 

 今日は、4日とは逆のコース、美術館下の岩盤の溝の瀬に入り、そこから上流に引き上げていくということにしました。

 そしたらそこには先客が二人いました。ともにコロガシの人。丁度上流側の人がアユを掛けたところでした。これでいるのは確認できました。

 丁度4日に入れ掛りした溝が空いていたので、上流の人に挨拶をして、入っていいですか?と聞いてOKを貰って入る。

 

 仕掛けは4日とまったく同じで、ホクエツの複合メタル「尺鮎0.2号」、竿はいまこそ出番と、オリンピックの「インテグラアユ90急瀬SP」(太い芯竿=替穂先)。

 水量はますます減少している感じです。でも幸いなことにアカぐされはないのです。黒々とした石が点在し、ついているハミ跡はもう立派としかいいようのないものです。 何よりも素晴らしいのは広瀬川のアユは追気が盛んで、アユがいるところにオトリが入れば、ほぼ一発でかかることです。 大アユほど当たりはいまいちですが、その後が凄いのです、引き回すのです、上流へ下流へ走り回ります。少しも気を抜けません。

 

 購入したオトリにハナカンを通して、岩盤の溝に入れます。思ったよりすんなりと入ってくれました。背バリもオモリも使わずに。 いい予感。

 そしたらすぐにガガン!という当たり。初め上流へ、次に下流に走ります。何とかためて引き抜きます。23センチクラスの太っちょアユです。幸先がいいです。嬉しくなります。

 オトリを取り替えて、少し下流側へ沈めたところ、またしてもいい当たり。今度は大きいオトリに大きい野アユということで、そう簡単には上がってきません。下流の段々瀬の瀬戸際から引き抜きます。前より大きいではありませんか。

 そんなことで、ここの前後では5匹掛かりました。3匹目が掛かったときか、上流側のコロガシの人が、友釣りを教えてくれないかと言ってきました。少しでも友釣りの人が増えてくれればありがたいと思い、仕掛けを見せてもらいました。竿は8.1メートルくらいのかなり柔らかそうな竿。ナイロンで釣ろうとしていましたが、天井糸と水中糸を合わせると、はるかに竿より長くなる。天井糸の調整の仕方も分からなかったのです。さおが柔らかいので、手尻は短めにし、ハリは市販の7.5号の4本イカリでしたので、私の巻いた8号の4本イカリを逆バリにセットしました。必ず2回通してセットするように言って。上流側の岩盤の溝で2匹掛けたそうです。

 その前に、彼がコロガシで釣ったアユを見せてもらいましたが、5匹のうちの1匹の何と大きいことか!!25センチくらいありそうでした。 コロガシでもこんなに釣れていたのです。

 

         (17匹の内の一部です)

 

 時間の関係で余り一箇所で粘るわけにもいかないので、5匹掛けた後、上流の浅瀬に移りました。ここからはポイント、ポイントにアユを入れながら探るという引き釣りです。

 川の中央付近に立ち込んで、左岸の浅い瀬を攻めてみます。居るのです、掛かるのです、下流に突っ走るのです。

 

 今日は本当についていました。居そうだなと思うところにオトリを入れると、掛かるのです。時たまヒラを打って掛かるのが見えるのです。深くないですから。 ただし、全く同じところでは掛かりません。1ポイント1匹、一つの流れに1匹という感じですか。

 釣りあがって、結局5匹追加しました。

 

 ここまでの10匹は、約1時間で掛かり、どちらかというと岩盤の川底、岩盤の溝で掛かったのですが、次の5匹は、さらに上流側で岩盤の底になる前の石底の瀬で掛かりました。

 少し水深のある瀬で大きいアユが掛かると、想像できるでしょう、凄いのです、引きが。堪りません。

 この瀬には今年も何回もオトリを入れてはいるのですが、ほとんど掛かったことがありませんでした。しかし、なぜか今日に限って掛かったのです。””天は我を見捨てず!””

 

 さらにさらに、2匹の養殖オトリのうちまだ1匹を使っていなかったので、それを使ってみました。そしたら、野アユを釣れてきてくれたのです。2匹掛かりました。丁度3時間経過の10時頃になりましたので、疲れないうちに止めとこうと納竿しました。

 

 

 見てください!この体高のある大アユを。下のアユなんか凄いでしょう。いずれもオスのようですが。

 実測で24.5センチありました。4日のときは24センチ。5ミリ大きくなりました。他のアユは23センチ、22センチが多かったですが、1匹のみ17.5センチのアユが釣れました。

 

 というわけで3時間で17匹の釣果でした。前回は2時間で12匹。ことごとく読みがあたるというのは、天にも昇る気持ちです。

 

 今年の広瀬川はいったいどうしたのでしょうか?これでいいのでしょうか? いつまで続くのでしょうか。

 今年はもしかしたら尺鮎の可能性もなきにしもあらず! 嬉しくなります。 ありがたいことです。

 

 今日はハリを太いハリで、8号(ハリスは1.5号)にしたためか、ハリ先が開いてしまうことはありませんでした。 ただ逆さバリが1回折れてしまい、ハナカン周り仕掛けを取り替えました。

 

 PS: 川の中にでている岩盤にカモの親子が日向ぼっこ?をしていました。近付くにつれて中洲の草むらの方に逃げていきましたが。最上川で見かけたカモの親子よりも子どもは小さかったです。 皆大きく育ってくれればいいなと思います。

 

 というわけで今日も広瀬川には多大な恩恵を受けてしまいました。感謝です。

 

 明日は小国川でチャラ瀬の釣りをしようかなと思っていましたが、広瀬川に一日入っていようかなという思いもあり、迷っています。

 


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