のびたとブレイク

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開けちゃダメ 霧の罐詰 でも開けたい  摩周湖のお土産で買った遠い想い出

2019年10月10日 09時03分48秒 | うたごえ

開けないでね こう言われたら開けて見たいのが人の弱さである

古くは 浦島太郎の土産の玉手箱 絶対開けないでの乙姫様の約束だったのに破ってしまった

それなら持たせなくても良いのに と私は同情する 私なら竜宮城から絶対戻っては来ないけれど

 

鶴の恩返しも 隣の部屋で機を織る音 絶対開けないでと言われていたのに開けてしまった

約束は破られるものである? 現代版なら そばで着替える恋人 絶対見ないでねと言われたら?

やっぱり見てしまうだろうね(笑) これが普通の人でもある

 

昨日は下町のうたごえ リクエストされる曲を次々に迷解説をして笑わせながらピアノ伴奏をする

『霧の摩周湖』 ここは何度もプライベートで行ったり 添乗でも訪れた

霧に隠れた摩周湖が有名で 湖はおろか 10メートル先も見えない時もあったくらいだ

 

霧に抱かれて静かに眠る 見えない湖にひとり ちぎれた愛の思い出さえも 映さぬ水に溢れる涙

霧にあなたの名前を呼べば こだま切ない摩周湖の夜♪~

 

あれを買ったのは 何十年前だろう?

土産店で並んでいた 「霧の罐詰」 少し細長いコーラの缶くらいだった

どうせ 何も入っていない 振って見たとて音もしない でも 洒落として自分用に買ってきた

 

霧の罐詰 開けてみたとて霧 土産だもの 何も入っていないただの缶

そう思いながらも1年は飾って置いた でも気がかりなのは自分で開けて 正体を見たい!

そんな誘惑はたびたびあった 開けよう! やめよう! 開けよう

 

 

そしてついに確かめてみた 別に誰と約束したものでは無い 開けてはダメと自分で決めただけ

缶は フルトップでなく 昔の缶切りで開ける

さぁ! どうなのか? 思い切って缶切りを押し込んだ

 

ブシューッと音がして 白い煙が立ち込め 私は一瞬におじいさん~~

なら面白いが 音もせず 霧も出ず 中を覗いても タダの空き缶になってしまった

あはは 開けなければ良かった 少なくとも夢がある ロマンがある

 

    

 

昨日はそんな話をして笑わせた

そして しんみりする話では 『 あかとんぼ』 にまつわる話をする

ある 単行本に書いてあった 昔 買った本の逸話である

 

現在 立川市には 国営昭和記念公園があり ものすごく広い敷地で四季の花も楽しめる

ここは昔は飛行場の跡地でもあった 敗戦で米軍に接収され そこだけは日本人の管轄外である

そこに北側にある 砂川に米軍基地を拡大する話が提案された

 

基地返還を求める日本側に 米軍は譲らない

学生を主とする いわゆる 砂川闘争が始まった 警察機動隊と衝突する 反政府・反米軍基地運動だ

町民も巻き込んで 土地に杭は打たれても 心には杭は打たれない これがスローガンとなった

 

土地接収の測量隊を進めるべく 2千人の警官隊が動員され 反対派とすさまじい衝突が繰り返される

ついに警官隊がスクラムを組む労働者 学生に突き進む

突然 全学連の学生たちが歌い出した 『あかとんぼ 』 静かに心を込めて歌ったと言う 同じ日本人!

 

あかとんぼ については いろいろなトークを私はする この歌の背景 時には北海道のトラピストの観光

桑の実を食べた想い出 三木露風さんのふるさと 兵庫県・赤穂 など 話題は尽きない

昭和記念公園 最近は訪れていないが 皆さんのブログに多く登場する平和な公園である

 

リクエスト35曲

里の秋 あかとんぼ あざみの歌 荒城の月 どんぐりころころ 港の見える丘

切手のないおくりもの 明日があるさ 北の旅人 宗谷岬 奥飛騨慕情 おお牧場はみどり

北上夜曲 北国の春 霧の摩周湖 銀色の道 愛燦燦 ゴンドラの唄

 

三百六十五歩のマーチ 下町の太陽 瀬戸の花嫁 花の街 谷間のともしび

緑の地平線 津軽の花 長崎物語 庭の千草 芭蕉布 岬めぐり

忘れな草をあなたに 線路は続くよ 蘇州夜曲 小さな木の実 港町十三番地

 

 

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コメント (8)
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