朝から出掛ける予定で着替えをするために隣の部屋へ行く私の後を、二代目猫がひたひたと付いて来る。
「はいはい、出掛けますよ、すみませんね。」と猫を見ると、なんか変だ。
よくよく見ると左目の瞳孔が開いてるっ!
なにっ?脳?脊髄?何がどうした?
焦って色々と確認するが、足はふらついていないしまっすぐに歩けるし、何より目力はしっかりしている。
とりあえず、出掛けるどころじゃない。
そのまま着替えて、トートバッグに猫をぶち込んで猫医者へ。
こんな時、医者に触らせない猫は困る…。頼むからちゃんと診察してもらえ。
で、結局お医者さんも原因の特定まではいかず、他に影響が出ていないので様子を見ましょうという事になり帰宅。
「どうしちまったんだよぉ。」と抱っこして撫でていたら、なんか匂う。
クンクンしてたら、左耳が膿臭い。
これかぁ!
すぐに医者に電話して伝えたら、ひっかき傷が膿んでばい菌が視神経に入っちゃったんだろうとの事。
また大暴れする猫を連れて行くのは大変なんで、薬だけ貰いに行きました。
原因分かっちゃえばなんてこたぁない。
嫌がる猫に無理やり炎症止め飲ませ、次の日位には治っとりました。
へへ、センセが分からん事、飼い主がめっけちゃったぜ。
と言うより、飼い主だから分かる事はたくさんある。
日頃よく観察して、おかしい所は早く気付いてあげなきゃね。
何はともあれ一安心でした。
瞳孔開くなんて、ホントにびっくりでしたよ…。