二代目猫は肩乗り猫でした。
先代猫も、実家の歴代猫4匹も肩乗り・人乗りではなかったので、初めて乗ってきた時はものすごく感激したもんです。
冬だったので、私は綿入れちゃんちゃんこを着ていました。
それが良かったのでしょうか。ただでさえ広い肩幅・広い背中に綿入れちゃんちゃんこがとても安定感があったのかもしれません。(夏でも乗って来るけど、肩の上で場所を変えて動き回るので生傷が絶えませんでした。)
とても身軽に「しゅたっ」と乗って来るんで全然痛くないし、ずしっともこない。
一度乗ると全然降りない。こんにゃろって思って一度トイレに行ってやったが、動じる事なく乗っていた。
台所で野菜を切っていても、料理をしていても降りない。
年末の大掃除は毎年大わらわなので(普段からやっときゃいいのに)私はわさわさと動き回る。
そのあとをつけ回す猫。
ちょっと屈んだりすると飛びつこうとするし、椅子の上に乗って少しでも高いところから飛びつこうとする。
この時ばかりは私も忙しいので、乗られないように気を付けるのだが冷蔵庫を開けていたら、太ももにガリッと来た。
我慢できずに立ったままの私に飛びついて来たのだ。
「わかったよ。一服するよ。」 私は降参した。
しっぽをぷく~っと膨らませて、ゴロゴロいいながらすりすりしてくるのでホントにホントに可愛いのですよ。
よしっ、肩乗りでお散歩行けるようにするぞぉ!とたくらんだのですが、外に出そうとすると泣き叫ぶので断念しました。
人に乗りたがる猫・乗らない猫、私は乗って来る子がいいなぁ。