トゥアレグ・ディナーにお呼ばれしました！

先日、東京はS並区にある知人宅のディナーにお誘いいただいた。知人、仮にAさんとしておこう。彼とは西アフリカ、仏族つながりだ。わたしがコンゴのキンシャサで大変苦しい思いをしていた時期に助けていただいた恩人でもある。

そしてその奥様は、今を時めく？！マリ、しかもトゥアレグ族の、ご出身だ！


ということで、トゥアレグ・ディナーの夕べ。もちろんノンアルコールだ笑。

お料理は、野菜サラダ、羊のトマトソース煮にクスクス。


ンボテは仕事で遅れ、行った頃にはだいぶほかのみなさんに召し上がられてしまっていた笑。しかしそれでもモリモリ食い尽くしてしまった。


お食事のあとは、お決まり、お茶の時間！東京らしからぬ内装がステキ！


お茶をゆっくりといただきながら、ある貴重なトゥアレグのフィルムを見た。砂漠の暮らし、誇り高き文化、フォルクロリックな、かっちょいい音楽。しばし、心はサハラの大地にいざなわれる。

しかし所々、フィルムの描写の違いに気づかされる。自分はマリに少しばかり関わり、違いを超えて中立的にマリの将来を共有したいと思っていた。

だが実際はどうだろう？もちろん自分は中立なつもりなのだか、どこかバンバラ族を主体とする南の価値観に染まり、トゥアレグを対象物と捉えてはこなかったか？フィルムを見ながら、そんな疑問に苛まれた。

奥様はいう。
「国際社会ではバンバラのいう世界がマリとされてはいる。しかしそれは違う。私たちトゥアレグもいて、平和の中で共存したいと思っている。マリ支援の前に、国際社会にはそのことをきちんと理解して欲しい。」

先の記事で、今年の難民映画祭で上映される「トンブクトゥのウッドストック」を紹介した。この映画こそ、理屈抜きでマリを知り、トゥアレグを考えるものになると期待している。

そして最後の一言。「お酒飲まないディナーはいいね。飲んだら、みんなわけわからなくなる。こんな風に話できないねー。（酒飲みの旦那Aさんに向かって）、もう酒いらないわね！？」

とても心が開かれたディナーであった。

（おわり）

◆シネマ＆トーク『恋するケータイ』
編集後記！
本日開催！シネマ&トーク「恋するケータイ in ラゴス」 ～ウラの見所
トークセッション「アフリカに恋して❤」～「恋するケータイ in ラゴス」上映会は明日！
いよいよ迫る！！8/28（水）『恋するケータイ！』映画上映＆トークやりますっ！！
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◆NHK FM「MISIA　アフリカの風」
収録後記・NHK FM「MISIA　アフリカの風」
本日生放送！NHK FM「MISIA　アフリカの風」は23：00オン・エア！
8/24（土）NHK FM『MISIA アフリカの風』に出演します！

◆難民映画祭2013
難民映画祭2013イチオシ映画～『トンブクトゥのウッドストック』
UNHCR難民映画祭が今年もやってきます！


◆アフリカ音楽
アフリカと音楽とフーフーの熱い夕べ～AMP MUSIC梅本優香里さんをお迎えして