ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

遅読みJeune Afrique No.2768~今週はずしりと重い。

2014-02-03 07:30:00 | アフリカ情勢
恒例の遅読みJeune Afrique。今週はなぜだかずしっと重い。なぜか・・・・それは、中綴じ特集'le Plus'に コートジボワール企画ががつんと組まれているからだ。

というのも、先般このブログでもご紹介したとおり、コートジボワールでは先週、「国際投資セミナー」が開催された。それでエールフランスがA380型機を運航させ、話題となった。ということで、表紙もコートジボワール版ではトリコロール・イボワリエンヌだ。


では、2768号(1/26-2/1)、見出しチェックを進めて行こう。


◆表紙 特集'le Plus' コートジボワール
象は見つめる、バラ色の人生を
~経済再生、治安、インフラ投資…
国は紛争に明け暮れた日々のページをめくり、新興国クラブへの仲間入りを夢見る。

◇経済 改革~アクセルベタ踏みで

◇インタビュー ダニエル・カブラン・ダンカン(※首相)
~同じような結果を出した国は他にはほとんどない

◇治安 安定化
~27000名に及ぶ除隊兵士が国家警察、軍、その他の行政機関に統合された。結果。暴力的な攻撃は大幅に減少。

◇公共セクター これらの見にくいアヒルの子
~政府は15の公営企業体の民営化を検討している。関係機関の中にはそれなりの衝撃波が。

◇雇用 若年層の災禍
~10%成長の裏で、15-34歳の失業率はわずかに動いただけ。政府は災禍に本腰を入れて立ち向かう。

◇住宅 みんなの屋根
~住宅問題の解決と雇用対策。2015年までに6万戸の住宅建設を打ち出す。政府は一石二鳥を狙う。

◇都市交通 「アンリ・コナン・ベディエ橋」ラギューンに基礎杭…
~元大統領の名を関したアビジャン第三の橋、年内、早期完工を目指す。しかし住民には決して早くはない、15年も待ち続けたのだから。

◇KS交通、それは彼女。
~ミッシェル・クアオ・ゼグア社長

◇運輸交通 モーターに備えられたターボ
~南北高速道路の感性で、アビジャンとヤムスクロウが2時間で結ばれた。その先の区間、そして鉄道整備がそのあとに続く。国土全域に。。。

◇航空 空の過密
~アビジャンに航空旅客があふれ、新しい航空会社が誕生。エール・コートジボワールはうまくニーズを取り込む。

◇海運 過密の解消
~暗黒の時代は終わった。アビジャンとサンペドロの港がレースに帰ってきた。地域のライバルに倍返しだ。

◇インタビュー アダマ・トゥンガ 「電力需要はうなぎ上り。われわれは先取りする。」
~石油・エネルギー大臣の優先政策。火力発電所の整備と石油鉱床の探査。

◇アグロ・インダストリー カカオセクターの活況
~長年帰趨の決しなかったカカオ流通機構。歳入の農民への最適配分。品質の向上。進化はすでに現れている。

◇農業 入手可能な土地
~遅れてきたセクターへの投資を取り戻す。2400万ヘクタールの土地が民間投資に提供可能。稲作、コーヒー、天然ゴム、あらゆるものが生産可能だ。


◆サヘル イヤド・アグ・ガリ アルジェリアに潜伏か?
~イスラムジハード主義勢力「アンサール・ディーン」首謀者、仏情報機関筋。

◆中央アフリカ カトリーヌとならず者たち
~武装勢力に荒らされ、この国が負った傷。国家移行評議会は彼女を選出した。尊敬、中立、信頼。しかし未経験者。女性新大統領のもとで、中央アフリカは奇跡を待つとしかいいえない。

◆コンゴ民主共和国 追放者のヌンビ
~不興におかれた元警察長官。複数の邸宅が家宅捜索を受ける。水面下でカタンガ抵抗勢力を支援か。疑いの目が向かう。

◆成長 まだまだアジアにほど遠いというの?
~2014年のIMF経済見通しで太鼓判。アフリカ経済は堅調。証拠はって?アフリカ(の成長率)は頭打ちとなったすべてのヨーロッパの国を超える。そしてアジアのドラゴンをぴったりマーク。

◆プロテスタント 神のネットワーク
~アビジャンからキンシャサまで。彼らの教会は数万の信徒を数える。国の高官も公言できない約束を群衆に向ける。神父たちはアフリカの新しいリーダーとなるのであろうか?

◆ブルキナファソ 揺れ動くワガドゥグ
~野党、そして与党からの離脱者が再集結する中、ブレーズ・コンパオレ(大統領)は順風を確約。彼を支える右腕に直撃。

◆コンゴ民主共和国 行き場を失ったM23のしもべたち
~彼らによる新たな攻撃が警戒されるM23。公式には解体。しかし元構成員たちは意外にも社会復帰を望んでいる。

◆論壇 ジョアキム・チサノ 元モザンビーク大統領 自由への長い道のり
~差別、出身、門地、性別。今後一切受け入れない世界を。

◆ガボン 引退?彼女が?まさか!
~定年を迎え、ロール・オルガ・ゴンジュ女史(元大統領府次官)は、海辺の宮殿をあとにすべき時を迎えた。残っているポストといえば共和国仲介者としての地位くらいか。。。彼女に難しい選択。

◆ギニアビサウ シリア難民を巡る「連載小説」
~移民を巡るスキャンダルで2閣僚が対立。

◆ビジネス ドログバ、黄金のゴール
~不動産、繊維、鉱業。コートジボワール人サッカー選手、何億円もの資金を投機にまわす。フィールドよりも実業がお得意?
~エトー(カメルーン)は電池切れ?

◆鉱業セクター そんなに邪悪な隣人か?
◇スト、環境、あらゆる種の不正・・・イメージは必ずしも芳しくない。メガ鉱業企業が、住民に裨益する社会的責任に関する理念を採択する動き。具体的アクションは保健、雇用、職業訓練。
◇動向 議論が加熱する鉱山全図
◇金 下落、下落、下落
 ~数ヶ月来、貴金属市場が急下降。過剰な生産、急騰しすぎた価格。業界再編は必須。
◇アレバ社 神経質な論争
 ~ニアメ政府と仏原子力大手。天然資源への課税について、再交渉のとき。最後の一手をうつのはどちらか?


◆映画 自由の翼
~初の長編映画「星(Des Etoiles)」、セネガル系フランス人ディアナ・ゲイ、人々の動きと、出会いのすばらしさを描く。音楽に乗せて。


最後に、表紙、国際版。


マグレブ版。



今週はここまで。ヘビーでした。ではまた来週!


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