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超絶面白い!東洋経済・空手家世銀マンコラム(4)『仰天!アフリカは日本よりも物価が高い』

2014-04-10 07:30:33 | アフリカビジネス
毎度おなじみ、東洋経済、空手家世銀マン、我が同志・小辻洋介氏の型破りなアフリカビジネスコラム。第四弾がアップ!

今回は題して、
仰天!アフリカは、日本よりも物価が高い~貧しい国ほど、ビジネスにおカネがかかるのはなぜ?


アフリカは物価が高い。とにかく高い。ダカールで生活をするには東京の1.5倍生活費がかかる。コンゴ・キンシャサはそれ以上。今でこそ落ち着いて来たが、当時は、紛争冷めやらぬ頃。戦時物価でほんとうに目が飛び出るほど高かった。大したことない皿が一枚15ドル。バスタオル50ドル。ちなみにダイ⚫︎ーの「100えん」のタグのついた生活用品が10ドル以上で売られているのをみたことがある。

(スーパーに並ぶインスタントのローカル食材)


物価高には幾つかの理由がある。小辻氏は、記事の趣旨からマリの例をあげ、ビジネスモデル的に内陸輸送コスト、経営効率、工場立地などの問題にしぼって記事をまとめられている。

まだまだ多くの見えざる理由がある。内陸輸送にも深~い事情がある。これについては、まさに今月下旬にこのブログでも述べる予定で、番組編成(笑)をしていたところ。

(コートジボワール、アビジャン・ヤムスクロウ間高速道路)




それから事業コスト高の背景には雇用の問題も大きくのしかかっている。以前、このブログでも「アフリカ進出企業100社に聞きました!「現実と展望」~Jetro意識調査」の記事で述べているが、人材難や雇用リスクはアフリカに既に進出している本邦企業からも多く指摘されている。


さらに新しい傾向。外国人雇用率の規制(ローカル人材の雇用義務)、事業パートナー・コントラクター選定上の制約(ローカル企業との契約)、送金規制など、色々超えるべき課題が多いアフリカ。しかし今後圧倒的に人口は増加し、それに成長率がかけ算で効いてくる。成長の伸びしろの最も大きい大陸。どうそろばんを弾くか、いま試されている。

(コートジボワールの鉄道会Sitarail の整備工場。仏資本が入り、工場に規律が見られる。)


東洋経済、空手家世銀マン・小辻洋介氏の型破りアフリカビジネスコラムは、隔週木曜日アップ(らしい?!)。次回も楽しみだ。


超絶面白い!東洋経済・空手家世銀マンコラム
第一話 『僕がアフリカでの商売にハマる理由~外資系金融、ハーバードを経て、なぜ?』
第二話 『意外?アフリカでは「日本人」流が役に立つ』
第三話 『どこにもない市場データを、どう探し出す? 』

(つづく)

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