ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

超絶面白い!東洋経済・空手家世銀マンコラム(3)『どこにもない市場データを、どう探し出す? 』

2014-03-28 07:30:50 | アフリカビジネス
毎度おなじみ、東洋経済、空手家世銀マン・小辻洋介氏の型破りなアフリカビジネスコラム。第三弾がアップ!

今回は題して、
アフリカの銀行員が、国境線に座り込むワケ~どこにもない市場データを、どう探し出す?


さて、ちよこっと記事に解説。まず、スポンサーとの関係で?「ブイヨンキューブ」となっていますが、間違いなくマジーかジュンボだ笑。これについてはこちらの記事をご参照いただきたい。

アフリカごはん論(3)~発展を阻むもの

(写真・マジーブイヨン、チキン味)



「ダカールの青空市場」はおそらくサンダカ?!


アフリカで仕事をしていると、日本と同じベースで仕事をすることはできない。正確な統計や、確立された計画などは存在しないのがその一因。

しかし東京側は常にそのベースを求めてくる。俄然、話が一致しない。企業などの駐在員の間でも、常に本社との温度感覚が大きなフラストレーションの一つとなっている。こちらの記事↓でも紹介したが、本社・現地のコミュニケーション、リスクの考え方などは、日本企業のビジネス展開にも大きな課題であり、ポイントだ。

アフリカ進出企業100社に聞きました!「現実と展望」~Jetro意識調査

実は本社との温度感覚の違いは日本に限ったことではない。わたしが身を置いた紛争冷めやらぬ当時のコンゴ・キンシャサでは、援助関係者コミュニティでも常にそれぞれの本部とのフリクションを愚痴りあっていた。これはおよそ企業の海外進出、永遠の課題。


情報は現場にある。これはアフリカ仕事の基本。わたしも給水セクターを担当した時はとにかく村々の井戸を回った。井戸端のおばちゃんや、施設管理のおじさんのお話をたくさん集めて、多分、マクロレベルではこういうことがおきている、という仮説を立てる。そして解決法を現場から考えていく。


今後、成長を目指す企業は、より条件や情報の整わない新興市場への、チャレンジが求められていくだろう。そういう中で、積極的な経営判断ができるかどうかは、本社経営企画部門、もっといえば経営者の「新興国リテラシー」が必要になってくる。リスクだ、危ない、ということは誰にでも言える。リスクはあるが、ここまではできる、こうすればマネージできる、そういう判断が一番難しく、そして求められているのだ。そんなことで、今後企業には「アフリカ力」のようなものが求められていくとンボテはみている。


東洋経済、空手家世銀マン・小辻洋介氏の型破りアフリカビジネスコラムは、隔週木曜日アップ(らしい?!)。次回も楽しみだ。


超絶面白い!東洋経済・空手家世銀マンコラム
第一話 『僕がアフリカでの商売にハマる理由~外資系金融、ハーバードを経て、なぜ?』
第二話 『意外?アフリカでは「日本人」流が役に立つ』


(ベナン・コトヌ最大のダントッパ市場)


(つづく)


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