思索の海辺

壮年部・那由他楽人の個人的思索を書き付けておくブログです。
主に創価学会関係。*今更ながらTwitter開始。

葬儀等について

2007-08-20 00:14:01 | 書籍引用
 日蓮正宗は葬式仏教ではなく生きるための仏教です。葬式に必ずしも御僧侶を呼ぶ必要はないのです。呼びたい人は呼んでもいいが、呼びたくなければ呼ばなくてもいい。このように日蓮正宗は、あらゆる宗教のなかで最先端をいくものであり、最高の近代性をもっているのです。
 これについては、総本山も「日蓮大聖人の根本精神につながった考えです」といっておりました。
 しかし、これも行き過ぎないようにして下さい。御僧侶を呼ぶかどうかは、本人や家族の意志で決めることです。御僧侶を呼ばないと、なんとなく心細いという人もありましょうし、そういう人に呼んではいけないなどといってはなりません。ただ、幹部が葬式の合理化について聞かれたような場合、なにも受け身になる必要はない、保守的に封建的に考える必要はない、という意味で申し上げたわけであります。
《池田会長講演集 第一巻 P.367》

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先日と同じ本部幹部会での指導。
昭和43年にこのような指導があった事は、ある意味驚くべき事だと思う。

平成の世になり、宗門から破門された創価学会に対して「葬儀に僧侶を呼ばないと成仏しない」と言った日蓮正宗関係者の、何と多かった事か。

さらには、このように続く。

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 同志が亡くなった場合の葬式の折り、親しい人達が集まって夜遅くまで唱題したということをしばしば聞きます。
 成仏の相にさせてあげたいという、純粋な気持ちはよくわかりますが、成仏は、あくまでも生前の本人の信心で決まるものであります。学会として年に二回の追善供養もあることだし、お通夜の際は、親族の心労を少なくする意味からも、真心の唱題をして適宜早くおいとまするようにしていきたい。

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