池田SGI会長は、人類的課題に問題意識をもち、それを理解し行動する人々を育成する、つまり民衆を『教育』することに生涯を捧げてこられました。(p.214)
創価学会の歩みは、自由と平和への道を切り開く前進でした。創価学会を創立した先駆者の方々は、人生のあらゆる側面における《精神的価値の革命》のために、平和と連帯の道を歩んでこられました。(p.254)
《アドルフォ・ペレス=エスキベル 池田大作共著 「人権の世紀へのメッセージ」》
…………………………
新たな役職を拝命してしばらくたった時、先生よりいただいた本。
前者はアルゼンチンSGIの第一回女性平和会議でのメッセージ、後者は三代会長について述べた部分であり、どちらもエスキベル氏による言葉である。
代表的な部分を引用したのであるが、この本を読んで私が一番感じたことは、我々が思う「池田先生」と、世界の識者が思う「池田大作」の間には随分と『開き』があるのではないかということだった。
我々が先生のご指導を拝する時、多くの場合は「今の戦いをいかに勝利するか」ということに力点を置いていることが多いように思う。
それはそれで間違っていないと思うが、それだけでは『創価学会における池田大作』の域を出るものではなく、池田先生の「ある一面」しか見ていないことになりはしないだろうか。
先生はこの対談を通して、ラテンアメリカにおける人権闘争の歴史を教えて下さっている。
この対談を読まなければ、私がその闘争を知ることはなかっただろう。
そのように池田先生は、様々な機会を通して我々を「世界市民」へと教育して下さっているのだと思う。
その先生に応えられる私自身でありたい。
創価学会の歩みは、自由と平和への道を切り開く前進でした。創価学会を創立した先駆者の方々は、人生のあらゆる側面における《精神的価値の革命》のために、平和と連帯の道を歩んでこられました。(p.254)
《アドルフォ・ペレス=エスキベル 池田大作共著 「人権の世紀へのメッセージ」》
…………………………
新たな役職を拝命してしばらくたった時、先生よりいただいた本。
前者はアルゼンチンSGIの第一回女性平和会議でのメッセージ、後者は三代会長について述べた部分であり、どちらもエスキベル氏による言葉である。
代表的な部分を引用したのであるが、この本を読んで私が一番感じたことは、我々が思う「池田先生」と、世界の識者が思う「池田大作」の間には随分と『開き』があるのではないかということだった。
我々が先生のご指導を拝する時、多くの場合は「今の戦いをいかに勝利するか」ということに力点を置いていることが多いように思う。
それはそれで間違っていないと思うが、それだけでは『創価学会における池田大作』の域を出るものではなく、池田先生の「ある一面」しか見ていないことになりはしないだろうか。
先生はこの対談を通して、ラテンアメリカにおける人権闘争の歴史を教えて下さっている。
この対談を読まなければ、私がその闘争を知ることはなかっただろう。
そのように池田先生は、様々な機会を通して我々を「世界市民」へと教育して下さっているのだと思う。
その先生に応えられる私自身でありたい。