思索の海辺

壮年部・那由他楽人の個人的思索を書き付けておくブログです。
主に創価学会関係。*今更ながらTwitter開始。

体験談

2008-02-22 00:06:45 | 思索の断片
先日、青年部幹部会の意義をとどめた座談会が行われたが、入会して数年の男子部員の体験談が何とも凄いものであった。

詳しく書いてしまうと、いろいろ問題があるかもしれないため具体的な事は書けないが、見事に職場で実証を示された話であった。

いわく、「支店長としてどのような精神で、どのように頑張ればいいか、それが全て池田先生の指導の中に書いてあった。僕はその通りにやっただけ。それが凄い結果に結びついた」

これを「師弟の道」と呼ぶのではないだろうか。

確かに彼は仕事が忙しいため、会合にはほとんど参加できない。
しかし、見事なまでに社会の中で実証を示している。
そして、周りの人達に語っている。「創価学会という素晴らしい世界がある」と。

…猛省。

何を基準とするのか

2008-02-17 00:05:30 | 書籍引用
 妙法はどこまでも妙法である。信心はどこまでも信心である。広宣流布の精神は、どこまでも広宣流布の精神である。そして学会は妙法と信心の世界であり、広宣流布の団体である。ゆえに信心強盛な人、現実に法を弘め、仏子を守り、広布に進んでいる人こそ、もっとも偉く尊い人である。これが当然の道理である。
 さらに、私のそばにいたから信用できるという見方も、これまであったかもしれない。しかし、決してそうとはかぎらない。率直に申し上げて、自分のために私を利用した者も多くいた。私を利用して、人々を信用させながら、陰に隠れてさまざまな悪を犯した人間もいた。また最高幹部でありながら、五老僧と同じように、信心を失い、”あの人がなぜ”といわれるような退転の姿を見せる者もあるかもしれない。しかし、そういう人間は、一切、信用する必要はないし、また信用してはならないと強く申し上げておきたい。

《創価班指導集『創価の大城』 P.78~79》

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1987年11月2日、創価班・長城会第二回合同総会での指導。

この指導が創価班の総会でなされたことの意味は大きい。


映画「続・人間革命」

2008-02-07 23:53:46 | 書籍引用
 ついに出版事業は頓挫し、丸ごと信用組合へ吸収された。金融業。最も苦手な分野である。
 「一番嫌いな仕事でした。だが戸田先生は『大作、やってくれるか』と。あれほど真剣な表情は見たことがなかった。『先生がやられることなら、なんでもやります』と答えました」
 包み隠さず話してくれた。信用をつかむため、ビラを作って、一軒一軒、一人で回ったこともある。あまりの重労働に、実際よりも十歳も老けて見られた…。
 橋本は淀みなくペンを走らせる。
 一瞬、会長が空を見つめた。
 「橋本さん。できれば、こう加えてもらえませんか」
 珍しい申し出だった。
 「信心というのは、こういう試練を経なければいけないのだ。社会の荒波を乗り越えなければならないのだ。その目的のため、あらゆる苦労をしていったのだ」
 原作者の肉声である。

《潮 2月号P.135 「池田大作の軌跡」より抜粋》

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映画「続・人間革命」の脚本家である橋本忍氏が、池田会長(当時)に取材をしていた時のエピソード。

我々は、つい気安く「社会で実証を」と口にしてしまうが、社会で実証を示すためにはそれこそ「荒波」にぶつかっていかなければならないのだろう。

我が身の甘さ、浅はかさを痛感する。

今こそ、師匠に証をたてる戦いをすることを決意。