思索の海辺

壮年部・那由他楽人の個人的思索を書き付けておくブログです。
主に創価学会関係。*今更ながらTwitter開始。

宗派性とは何か

2014-01-02 02:39:40 | 書籍引用
「学会は宗派性の殻を破り世界宗教へ飛翔――学者。時代遅れの日顕宗は奈落」

  (2013.11.12聖教新聞「寸鉄」)

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 随分古い記事からの引用だが、考えさせられる内容だったので。

 「宗派性の殻を破り世界宗教へ飛翔」と書いた直後に「時代遅れの日顕宗は奈落」とある。
 これでは、とても「宗派性の殻を破り」とは言えないように思う。

 表現として適切ではないかもしれないが、宗派性とは「同族意識」的なものであると思う。同じ集団に所属していれば仲間、違う集団に所属していれば「他集団」。それが本質であるように思う。
 ということは、宗派性の壁を破るということは即ち「同族意識」を打ち破ることといえる。そこには、他者に対して「他集団に所属しているかどうか」ということを問題にしない境涯の広さが求められる。

 世界広布新時代に最も必要な精神性は、その部分ではないだろうか。