なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

右岸もマメ科だらけ~宇治川下流散歩2019年9月(4)

2019-10-03 05:28:37 | 植物
さてさて、今日からまた宇治川下流散歩、今度は右岸で再開です。
歩いたのは、左岸散歩の一週間後、9月の下旬となります。
最初はマメ科。
またマメ科か!しかも左岸の花と被ってる!!
なのですが、同じ川なので当たり前と言えば当たり前。それにマメ科好きなんですもの^^;
笑ってゆるしてくださいませ~

ということで、最初は左岸ではみられなかったこの花を・・・
ヤブツルアズキです! マメ科ササゲ属。



そっくりな花にノアズキがありますが、小豆の原種といわれているのはヤブツルさんの方。
一番分かりやすい見分け方は実で、細長いのがヤブツルアズキ、さやえんどうみたいな形のがノアズキです。
下の写真をごらんください。




続いて登場するのは、この間左岸でも紹介したばかりのツルマメ。
ちっちゃいけれど、ダイズの原種。
ダイズと交雑するので、品種改良にも用いられたと聞いてビックリです。


 
ダイズの花は見たことがなかったのですが、投稿するのにあたって検索してみるとそっくり!!
今回は実はみられなかったのですが、写真でツルマメの実をみると枝豆そっくり・・・
なるほど納得です。
今度堤防を散歩するときは、忘れず実の写真を撮ってこようと思いました。

 

お次は、この時期の川沿いで非常によく見かけるこのマメ科。
メドハギ(マメ科ハギ属)です。
細長く直立した茎が特徴で、この茎を筮竹として占いにつかったとか。
それでメドギハギ(筮萩)がなまって、メドハギになったそうですね。
普通のハギのように花が咲きそろわないので、残念ながら見栄えがあまりしません・・・



それでも花は結構可愛いです。マメ科の花はどれも可愛いです。



お次、何度も登場している花ばかりで恐縮ですが、これも今の時期わんさか咲いているヤハズソウ。
葉っぱを引っ張ると矢筈型になるという話は、もう耳タコですね。
正面から見た顔です。



花のサイズが小さく、よく見ないと気づかないレベル(左)。
でもトリミングしてみると、やっぱり可愛い(右)。

 

マメ科特集、今日は食用のマメの原種を2種類ご紹介しました。
こんな植物が普通に繁殖しているのが面白いです。

(つづく)

【撮影:2019/9/27 宇治川下流右岸】











コメント (10)
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