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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-05(lab)】だいたいいちねん。-快適な小さい家-

2018-11-11 18:41:37 | ministock-05(lab)
昨日、ミニストック-05の1年点検に伺ってきました。

この時期はちょうど紅葉を見下ろして楽しむことができます。
なんて素敵なお住まいなんでしょう。

点検中に見とれる事が数回ありました。
もう、点検してたのかどうかも自信ありません。

とはなりませんが、

気が付いた部分は過去のお住まい同様少なかったです。
もうiPadproを使い始めてから、とりまとめがとても簡単になりました。


取り入れた図面に、その場で写真を撮って貼り付けて、画面上にコメント記入して、メールでひょいーっと工務店さんに送信すれば、一番伝わりやすいんですから驚きです。


そして、何が驚いたかって、お住まいはさほど変化ないのに、Aちゃんがとってもお姉ちゃんになっていたこと。
初めて知り合ったのが1歳。
打ち合わせ中にミルク飲んでたのに、来年小学校入学ですって!
まぁ、前回あったのが半年くらい前ですが、その時から比べても随分とお姉ちゃんになった印象でした。
子供は成長が早い!

設計者として、こういう家族の歴史に寄り添えるのが、ほんとうれしいです。

なんていつものごとく、点検よりも長い世間話が始まった流れで、この1年間の光熱費の話に。



「こんな1年滅多にないぞ。これからは知らんけど」

皆さん、振り返ってください。
昨年から今年の大寒波に見舞われた冬。特に新潟市などの海岸に近い地域や三条地域

社会として機能しない日が数日どころか数週間続いたじゃないですか。

そしたらこの夏ですよ。

常にドライヤーの温風を浴びているかのような毎日。
三条市で、「日本で一番暑い夏」を経験した日もありました。
どこのプリンセスプリンセスやねんって思いましたよね。

10月に30℃とか。

そう、今年は最悪の1年だったんです。
入居1年目にして最悪の事態。
しかも、入居1年目は、工事中の水分が抜けきらないために空調の熱が気化熱に奪われて光熱費が高くなる傾向にあるので、

最悪の上塗りと言えばいいのか、

とにかくエグイ1年だったんです。

そんな中、緊張気味に「この1年暑いとか寒いとかどうでした?」って聞くわけです。
私にとっては判決。

Oさんが、あっさり一言
「快適でした」

YES!

やた!

で、ちなみにガスと電気の検針票ありますかって聞いたら、1年分・・・
じゃない、11か月分取っといてくれました。

その集計結果が↓


寒い時、暑い時はエアコン24時間運転で全館冷暖房。
冬の一番電気代高い時で¥14,150
夏の一番電気代高い時で¥7,537


11月の検針がまだ終わってないので、仮に昨年の12月の光熱費を今年の11月分と想定すると(そんなに使う訳ないけど)
1年間の光熱費が¥154,726

1カ月に均すと¥12,894です。11月分が正確に分かればさらに安くなります。

ルフィたちの「最悪の世代」を超える「最悪の1年」をこの光熱費で乗り切るミニストック


もしかしたらこの最悪の1年を一番喜んだのは私かもしれません。
いつも言っている通り、私は設計時に光熱費の月平均が¥20,000を下回るように設計します。
ミニストック-05は設計時点で、月々¥16,860とシミュレーションして、契約書に綴じました。
その予想に対して、「最悪の1年が¥12,894よりも安いはず」に納まったことは、素直にうれしかったです。

そのシミュレーションは何だったんだという突っ込みは受け付けません


Oさん、安心してお住まいになられてください。






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